米州選手権は準決勝、欧州選手権はベスト16:やはり日本サッカーは発展停止国!?   

みなさん、こんにちは。

いよいよプロサッカーの南米選手権は準決勝第一試合が終わり、第二試合。そして決勝へと向かいつつある。これである。
アルゼンチン4発圧勝 米国シュート0本/詳細

<南米選手権米国大会:米国0-4アルゼンチン>◇準決勝◇21日◇ヒューストン

 アルゼンチンが米国に4-0で圧勝し、決勝進出を決めた。
 
 FWメッシは前半32分にFKを直接決めて代表通算55得点とし、バティストゥータを抜いて単独トップとなった。

アメリカ 0(0-2, 0-2)4 アルゼンチン

アメリカ アルゼンチン コパ・アメリカ 2016/6/22 Copa America USA Argentina 0-4


この試合のメッシのFKはまさにワールづくラスだった。スピードといい、コースといい、キーパーサイドだったにも関わらず絶対取れないところへ蹴っていた。

老化した我が国の本田圭佑や非力な香川真司のFKとは雲泥の差である。

世界最小のFWの方にランクされるメッシだが、どうやればここまで成長できるのか?


ところで、我が国の野球の大谷選手は、規格外の天性の肉体を持って生まれてきたように見える。190cm近い長身で、二刀流。打者と投手の両方が規格外の世界でもめずらしい大選手に育ちつつある。

これとまったく逆がメッシである。生まれながらの成長障害、成長ホルモン投与でなんとか普通の身長まで成長した。もともと小柄だったから、非力で弱々しい選手だった。100mダッシュでみれば足もそれほど速くはないし、走力もそれほどなく、いつも全選手の中で一番走らない選手の代表格である。だから、攻撃に徹し、けっしてディフェンス熱心ではない。つねにゴールだけに徹している。

この点、まさにスペシャリストであって、大谷選手のようなオールマイティーではない。

そこで、これからメッシのような偉大なサッカー選手になりたい、なろうという少年少女や若者には、まずはこれを見ろと言いたい。
メッシのパス練習やばすぎ!!
a0348309_750866.png

a0348309_7491422.png


これは少年サッカー選手たちが、練習の一番最初、あるいは、試合前のアップで一番先にやる練習、つまり、2人組のパス練習
サッカー 日本代表試合前基礎練習
a0348309_7481724.png
の延長線にある練習である。

若い選手は、ぜひここまで出来るようになってほしい。そうすれば、サッカーの大谷になれるだろう。

日本代表が日本代表なのは、日本代表レベルになっても小学生レベルの基礎技術のままだという情けない状況にある。これでは、自由自在に思うところへシュートできない。だから、得点ができないわけだ。

かたや、メッシやアウベスなど世界ランクトップの選手たちは、30m〜40mの距離で、相手からのボールを落とさずダイレクトでトラップし、正確に相手の胸にボレーでキックできる。そして、それを好きなだけ2人で続けることができるのだ。だから、狙った地点にいかようにもシュートできる。

その延長が今回のFKである。まったく、この試合前のアップの時の蹴り方と同じだった!


さて、もう一方の欧州選手権はやっとベスト16が決まり、これからベスト8という段階である。これである。
欧州選手権16強出そろう 決勝T1回戦組み合わせ
a0348309_7571440.png

<欧州選手権フランス大会>◇1次リーグ各組◇22日◇リヨンほか

 1次リーグが終了し、E組のベルギー、アイルランド、F組のアイスランド、ポルトガルが突破を決定し、16強が出そろった。スウェーデンは敗退した。

 決勝トーナメントの組み合わせは以下の通りとなった。

 スイス-ポーランド
 ウェールズ-北アイルランド
 クロアチア-ポルトガル
 フランス-アイルランド
 ドイツ-スロバキア
 ハンガリー-ベルギー
 イタリア-スペイン
 イングランド-アイスランド


意外なことに欧州の強豪国がのきなみ右側のブロックに入ったことである。左側のブロックは東欧が多く残った。

右側の上のブロックはまさに死のブロック、世界ランクベスト4が3チーム、ドイツ、イタリア、スペインである。

右側の下のブロックはおそらくイングランドが出てくるだろう。

左側の上のブロックは、ポルトガルが有利である。

左側の下のブロックは、ベルギーが有利である。

というわけで、順当にいけば準決勝は左のブロックが、

ポルトガルーベルギー

右側のブロックが、

ドイツ−イングランドあるいは、スペイン−イングランド

だろうか。

イングランドはどういうわけか歴史的にもドイツの天敵である。ドイツにはめっぽう強い。なぜか極東アジアの韓国のような存在で、韓国がどういうわけか日本にだけは強いというのとどことなく似ているのである。おそらくイングランドはドイツに対してだけは全力で戦うからだろう。韓国が日本戦だけは特別扱いするように。

だから、イングランドは対戦相手がスペインかドイツかで決勝まで行けるかどうかが決まるだろう。

スペインならベスト4、ドイツならひょっとしたら決勝まで行ける。

ところで、まさかの場合は、アズーリのイタリアがスペインに勝つという場合である。最近のイタリアはサッカー改革がかなり順調に行っていて、スペインにも互角以上の戦いを続けている。まさに
ボールは丸い→試合はやって見ないとわからない
という状態である。

ところで、また上のメッシとアウベスのパス練習の話に戻るが、どうやってあそこまで行くのか?ということだが、これは野球の練習経験のある人は知っているはずである。

野球には打者と守備の両方があるから、野球はサッカーと比べると常に両方の練習をしなければならない。だから練習時間も2倍(以上)取られる。

バッティングの場合は、トスバッティングというものがある。相手が軽くトスしたボールを打つ。普通ネットに向かってボールを打つ。これの練習前のアップ版というものがあって、相手が上から軽く投げたボールをバットでミートして、相手に返すという練習である。ミート練習である。

この時、相手と打者の間の距離を徐々に開いていって、最終的にはどこまで行っても正確にミートして返すことができればいいのである。まあ、普通10mも離れたら相当に難しくなる。来たボールをダイレクトでミートしてフライのライナーで返すわけだ。

かつての日本の代表的野球選手の落合選手がこれを非常に推奨していた。ボールをどこに乗せて打つかのいい練習になるからである。

同様に投げる方や守備の練習は、2人で投げて取るの練習である。いわゆるキャッチボール練習である。
2014/6/22 阪神×楽天 試合前キャッチボール
最初は2〜3mから始まり、最終的には遠投の60〜80mまでできるようにする。これが野球の野手や投手の練習である。90m以上投げられれば、キャッチャーの位置からセンターバックスクリーンのところまで投げ込むことができる。もしこれができればプロレベルであるから、スカウトが来る。が、なかなか常人にはこれができない。90m投げられれば、だいたい時速140kmは出る。

サッカーの場合にもこれは言える。

ところが、私が知る限り、我々の1970年代の高校生の時代には、かならずサッカーの練習で、この野球のキャッチボールに対応するものやミートバッティングに対応する練習を行っていたのだが、どうも最近の我が国サッカー界ではこれが全くといって良いほど行われなくなったのである。その代わりに行われるようになったものがこれだ。そう、「パス回し」。
2012/9/6 キリンカップ  試合開始前の日本代表パス回し


あの〜〜、これはレクリエーションなんですが!?

というわけで、かつてジーコやドゥンガが若いころ日本にやってきて、
日本人選手はレクリエーションと練習の違いを分かっていない
と言ったものである。

小さなコートのパス回しは一種のレクリエーションや、アップや、報道陣用のファンサービスのためのものなのである。

本当の練習とはこういうもの。
2012_06_04 Germany National Team Official Training Session - part 2


いま思えば、我々が中学生時代にやっていた、というか、やらされていた練習は、

キックオフから3パターンの攻撃
スローインから3パターンのサインプレー
コーナーキックから3パターンの攻撃
フリーキックの3パターンのサインプレー

こんな感じのものだった。8対8のパス回しはやらず、1対1のドリブル練習、2対1、3対2、4対2のパス練習、2人組のパス練習、3人組のパス練習、基本技術とシュート練習とウィングプレーそんなものばかりであった。

最近の高校生はあまりにひどかったので、こういうことを毎日毎日、こういう練習に飽きが来ないように少しずつ雰囲気を変えて続けたところ、いきなり高専四国大会優勝、全国ベスト8にまでなったのだった。もう10年以上前のことだが。
サッカーがうまくなるページ
サッカー練習日誌


というわけで、けっして昔の練習が悪いというわけではない。むしろ、いまこそ昔のような練習も必要なのである。トラップやボール扱いはうまくなった分、他の基礎がだめになったのでは困る。昔の練習の上に現代的な練習が重なって積み重なっていかないと、総合的に進歩しない。少なくともメッシのような精度の高いパス練習もこなせるほどでないと困るわけだ。ボールタッチは良くなったがシュートの精度が落ちたのではまずいわけだ。

まあ、我が国のサッカーの歴史は、どこかのアジアの国と同じで、トップの体制が変わると、教えることもやり方も全部変わってしまって、それまでのシステムが破壊される。この繰り返しに見えるわけですナ。これでは常に今しかなくなり、歴史の積み重ねが起こらない。だから、いつまで経っても序の口のままというわけですナ。

いやはや、世も末ですナ。




e0171614_11282166.gif

[PR]

by kikidoblog2 | 2016-06-23 08:59 | サッカー&スポーツ

<< 朝鮮テレビテロ朝「グッドモーニ... アイラブジャパン:和の食材こそ... >>