女性天皇、生前退位の肝はやはり古代にあった!:柿本人麻呂の短歌と甲野善紀の言葉にヒントあり!   

みなさん、こんにちは。

もう一つ忘れないうちにメモしておこう。それは、最近日本政府など社会のエリート層の間で話題騒然となっている「天皇の生前退位」のことである。たとえば、こんな記事がある。
産経新聞は今後、「生前退位」ではなく「譲位」とします

 産経新聞は、天皇陛下が天皇の位を譲る意向を示されている問題を報じる際、今後は「生前退位」という言葉を使わず、原則として「譲位」とします。

 「生前退位」は、陛下のご意向が伝えられて以降、本紙を含めマスコミ各社で使われてきました。耳慣れない言葉でもあり、違和感を覚えた方も多いのではないでしょうか。

 この言葉は、過去に国会での質問で使われている例があり(昭和59年、参議院内閣委員会)、いわゆる「造語」ではありません。

 「生前退位」が用語として広まったのは、次のような理由があると思います。

 まず「生前」が付くことで、すぐに陛下が天皇の地位を譲られるわけではないのが一目で分かること。さらに、現在は皇位継承が「天皇が崩じたとき」のみに限られていることを浮き彫りにした面もあります。


この「譲位」の問題。

はたして今上天皇陛下は現存のうちに譲位すればいいのか、それとも崩御後に伝統に従って次期天皇が誕生すれば良いのか、いずれだろうか?

これが今現在の問題である。

結論からいうと、まあ私個人の意見であるが、やはり伝統に従った方が良いということである。

その理由にはいくつかあるが、1つ目は、最近ここでもメモした武田鉄矢さんの「今朝の三枚おろし」にあった白川静博士の万葉集の和歌の話にそのヒントがあったのである。以下のものである。
【武田鉄矢今朝の三枚おろし】漢字には呪いのパワーが宿っている!

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ここで最初にテーマとなっているのが、軽皇子(かるのみこ)こと後の孝徳天皇と柿本人麻呂の和歌である。
軽皇子
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孝徳天皇
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柿本人麻呂
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ネットで探してみると、あったあった。以下のものである。

柿本人麻呂

軽皇子、安騎の野に宿ります時に、柿本朝臣人麻呂の作る歌

やすみしし 我が大君 高(たか)照らす 日の皇子(みこ) 神(かむ)ながら 神(かむ)さびせすと 

太敷かす 都を置きて こもりくの 泊瀬(はつせ)の山は 真木(まき)立つ 荒き山道(やまぢ)を 

岩が根 禁樹(さへき)押しなべ 坂鳥(さかとり)の 朝越えまして 玉かぎる 夕さり来れば 

み雪降る 安騎(あき)の大野に 旗すすき 小竹(しの)を押しなべ 草枕 旅宿りせす いにしへ思ひて


短歌 (四首)

安騎(あき)の野に宿る旅人うち靡きいも寝(ぬ)らめやもいにしへ思ふに

ま草刈る荒野にはあれど黄葉(もみちば)の過ぎにし君が形見とぞ来(こ)し

東(ひむがし)の野にかぎろひの立つ見えてかへり見すれば月かたぶきぬ

日並(ひなみし)の皇子の命(みこと)の馬並(な)めて御狩立たしし時は来向ふ

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さすがにこのサイトの作者もこの四首の解釈が出来なかったものと見え、こんな感じである。
【通釈】[長歌]
[短歌一] 安騎の野に宿る旅人たちは、草が靡くように臥して眠ることなどできようか。昔のことを思うにつけて。
[短歌二]
[短歌三] 東の野に曙光が見えて、後ろを振り返ってみると、月は既に西に傾いている。
[短歌四]


これに対して白川静博士は、柿本人麻呂は霊能力者であり、先代の天皇の霊を呼び出し、その天皇の心霊がこれから天皇になるはずの軽皇子の身体に乗り移るための儀式として、冬至の時の夜明けに安騎の荒野に連れ出して、昔ここで馬に乗られていた天皇の霊がいままさに乗り移らせ、それが完了するや、さあ、今度は新天皇である軽皇子が孝徳天皇として馬で駆けるべきだと言ったというのがこの四首の意味だと分析したのである。

つまり、天皇は今上天皇がご崩御されて後、次の天皇になるべき人物が先代の天皇霊を受け継がなくてはならないのだ。

柿本人麻呂のこの短歌四首は、天皇の霊的譲位の儀式を歌ったものであるということなのだ。

実に面白い。

ということから判断すれば、天皇は霊的なものを継承しなければならない。なぜなら、天皇が神道の最高官位であるからである。

11月17日(旧暦)=12月31日(太陽暦)の前後の冬至の日、すなわち12月22日あたり、つまり、クリスマスのちょっと前。

この時期に次期天皇になる皇太子は霊能者といっしょに夜明けに荒野に出向いて、亡き前天皇の霊を呼び出して自分の身体に乗り移らせなければならないのである。それが出来て初めて本当の天皇になるのである。

そして、その次の春の第一日。つまり、1月1日(旧暦)に新天皇となるのである。だから正月を新春というわけだ。

だから、わが国では先代の天皇の霊的パワーは大晦日で終わり、新春から次代の天皇の霊的パワーが全開になる。

というわけで、柿本人麻呂の歌は、古代からのわが国天皇の継承法を記録しているのである。

だから、生前退位はあり得ないのである。もし天皇が霊的パワーを継承したいのであれば、生前退位はあってはならないのである。かならずご崩御後に継承すべきなのである。


もう一つの理由は、これまた武田鉄矢さんの「今朝の三枚おろし」にもあったが、古武術の研究家甲野善紀さんの話にあった内容である。
武田鉄矢の「今朝の三枚おろし」:「古武術家甲野善紀」→ぜひ保江邦夫師範と対談やってチョ!


この甲野さんがどこかで言っていたが、古武術のように今の解釈で考えると逆に捉えられかねないことでも、そこには何か我々現代人の知らない理由があるのだと思って、そっくりそのまま真似してみたほうが良いということがあるのである。

韓国や支那の遡及法のようないつも今から遡って昔を修正するというような考え方とはまったく逆の考え方である。

つまり、現代人の我々のほうが退化している側面も多々あるわけだから、今の我々が昔を今の我々の価値観優位でみては本質を見抜けないということである。

言い換えれば、今の自分の知識を基にしてぐちゃぐちゃいうよりは、何も考えずに単に昔の人の言っていることや目上の人の言っていることに対して、素直に従ってみるという方がよろしいということが多いのである。

いい意味で従順性や素直さがその人の能力を伸ばすのである。

これを甲野さんは自ら古武術の研究から体感したわけである。


だから、天皇の継承の場合でも、今現代の女性の地位の高い時代になったからといって、すぐに女性天皇もOKだとか、生前退位の方が自分が楽だからといって譲位するとか、そういう遡及的な発想や行為は必ずしも正しくはないということになるわけである。

今現代で考えると、女性天皇がなぜいけないのかということについてはまったく理解できないということになるが、ちょっと前にそう考えた時代には、ミトコンドリアの研究だけでY遺伝子の研究はなかった。だから、女性天皇でも現代科学の面から見ても何も問題なさそうに見えたが、数年後にY遺伝子の研究が行われると、今度はやはり男系のY遺伝子は天皇の遺伝子なのだから、天皇は男性天皇であるべきだということが分かってくる。

つまり、伝統的な物事に対しては、いつも現代から遡及的に見てはいけないということである。むしろ、理由は分からないが、昔からの伝統としきたりに応じてやっている方が無難なのである。

実際、ユダヤ教のラビは男児の一子相伝で数千年継承されてきている。→天皇家と同じ。

というようなわけで、日本が現代の日本という明治憲法制定後の国家になる遥かに前から営まれてきた伝統や継承方式に対しては、新憲法だからどうたらこうたらという朝鮮人や支那人のような遡及法的なやり方はことを誤る可能性が高いのである。

女性天皇にすれば、日本人の天皇家のY染色体のヤップ遺伝子ことDタイプが失われるだろうし、生前退位を認めれば、古代より伝わる天皇の霊的側面の継承が途切れる。


まあ、私個人はこんなふうに見るのである。


それにしても武田鉄矢さんのウンチク番組は非常にレベルが高いだろ。少しは私がハマっている理由がわかってもらえただろうか。

もしこういったことも官邸や宮内庁などの連中が知らない、分からないとすれば、

いやはや、世も末ですナ。





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by kikidoblog2 | 2016-10-28 13:44 | マスゴミ・ダマスゴミ

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