高校女子サッカーと昔のサッカー:高校女子の伝統vsシニア60サッカーのレベルとは?   

みなさん、こんにちは。

さて、米トランプ大統領誕生して以来、世界はだいぶ安定してきたようで、これと言ってめぼしい動きはない。実際には平和そのものなのだが、大手メディアがダマスゴミ化したために、悪化したように見せようと必死なんですナ。

ここも最近は陰謀論系ブログというよりは、サッカーブログのような雰囲気になってきたが、ここ最近も実に爽やかな風のあるいい季節であったように、我が国は安泰だった。

そんなわけで、そして今日日本代表vsシリアの親善マッチもあるから、再び、結構興味深いサッカーのYouTube番組を二つほどメモしておこう。


(あ)歌う、踊る、高校女子サッカー

【まじでウマい】 高校サッカー女子全国大会決勝2017
a0348309_7551915.png




あまり女子高校生のサッカー部の試合を見たことがないと、おそらく知らないだろうが、我が国の高校女子サッカーには実に面白い伝統がある。

それは、試合前、ハーフタイム、試合終了後などで円陣を組んだり、挨拶したりする場面で、みんなで歌を歌うのである。

校歌を歌ったり、自分たちのサッカー部の歌を歌ったり、いろいろあるだろうが、ここ徳島では、サッカー部の歌というか、試合前に自分たちの心を一つに結束して、試合で頑張ろうというような歌詞の歌を歌うのである。

またそれが各チームでそれぞれ違っていて面白いのである。

「なでしこジャパン、歴史的勝利で決勝へ!」:「円陣」女子はチームソングを歌う!?

a0348309_7591234.jpg


これはここ徳島の高校女子サッカーの試合を見て、私も初めて知ったのだが、日本の高校の女子サッカーの場合、試合前のベンチの前で円陣を組むと、普通の指導や普通のやり取りが終わり、いよいよこれから出陣となる時、実に面白いセレモニーが始まるのである。それは、何やら「チームの歌」というものがあり、高校生が作詞作曲の「チームソング」を手をつないで唱い始めるのである。


日本の女子サッカーがサッカーを笑顔で楽しく試合する伝統はここから生まれているのだ。

一方、この伝統は男子にはない。男子は悲壮感の漂う緊迫した感じになることが多い。

どうやらこの差が女子サッカーは世界で優勝準優勝するところまで行くが、男子は途中で自分たち自身が自爆し、自信を失って敗退するという歴史の違いを生んでいると考えられるのだ。

男子サッカーも、試合前に歌の一つも歌って見たらどうか?

俺のお勧めがこれだ。

軍歌 同期の桜 鶴田浩二


『同期の桜』 台詞入り 鶴田浩二  大空に散った英霊へ



(い)シニアサッカーのハイレベル

さてもう一つはこれだ。

ここ徳島県にも「600才サッカー」というものがある。これは60才×11=660才だから、ほぼ60才以上のサッカーチームのサッカーという意味である。

これが俗に「シニアサッカー」」というものになり、還暦を超えた選手たちによるサッカーになった。どうやら年齢により、シニア40、シニア50、シニア60とか呼んでいるらしい。

要するにU20、U23のように「〜〜才以下」=under ~~と年齢の上限をつけるのではなく、Over ~~というように、年齢の下限を付けるという意味である。

この意味で言えば、今現在の我が国の日本代表は、Over 26=O26日本代表、言い換えれば、シニア26というところであろう。

いまではこれがマスターズという大会になっている。
第10回マスターズ・シニア四国チャンピオンカップ大会


確か10年ほど前、ここ徳島大会があった。

さて、そんなわけで、一つだけメモしておこう。以下のものである。
【第17回全国シニア(60歳以上)サッカー大会】6/3 大会初日ハイライト


左足のきれいなシュート
a0348309_823111.png

右アウトサイドの見事なパス
a0348309_8225135.png

これはノーオフサイド。オフサイドじゃないですナ。
a0348309_8241036.png


マスターズのサッカー、60才以上サッカー、O60サッカー、というと、昭和40年代のサッカーということになる。

一般に、どの国でも、
「知らないことは存在しないこと」
という傾向が強いが、むしろ韓国のように「嘘も100回言えば真実になる」と真面目に信じている国が大半だ。

だから、我が国の今では、今の日本代表の方が昔の日本代表よりずっとうまい、ずっと強いと思っているふしがある。

しかしながら、それは幻想である。

ある意味では真実であるが、別の意味では嘘である。

たしかにパス回しやトラップやいわゆるボールタッチ、ボール扱いの面では上達したと言えるが、スピードや精度で言えば、昔の方がはるかに上だったのである。

実際、今は少子高齢化。子供が少なく、トップの才能のある子も減ったのである。
2010-05-26 12:25 サッカーは進化した?たわ言を言うな!:歴史上世界最高のチームは74年オランダ!
2012-05-29 19:04 トゥーロン国際はひどかった!:「子供横綱問題」が見え隠れする!?
a0348309_835992.jpg


ただし、昔は指導者もいなければ、指導組織もろくになかったから自分たちで試行錯誤しながら上達する他なかったが、いまでは様々なスポーツ施設もあれば、組織もあり、育成してもらえるという意味では、上達しやすい環境がある。

だから、昔と今では一長一短なのだが、明らかに40年前の子どもたち、つまり我々が子供の頃の方がはるかに身体能力が今の子供達より高かったのである。

50m走にして0・1秒の差があったのだ!

もし本田圭佑選手が昔のサッカー部にタイムスリップしたとしたら、フィジカルではまったく歯が立たなかったはずである。

また、実際に我々の時代のサッカーボールの方が10%重かったのである。
1930年から2014年までW杯公式ボールを振り返ってみた


というのは、昔のボールは天然の牛革製、1986年以降のボールは合成皮革となったからである。

昔のボールは雨の日には水を吸ってとてつもなく重くなったが、最近のものはそういうことはなくなった。

むろん合成皮革のボールは昔からあったが、それは子供用の偽ボールの扱いを受けていたのだが、そっちが本物となってしまったのである。

だから、昔のサッカー選手のほうが足が太いのは、筋力がないと、ボールが上がらないからである。ゴロしか蹴れないのである。

上のシニアサッカーの人たちはそんな昔の時代のサッカーが染み付いている。

だから、今の軽いボールなら、60才過ぎても、あれだけ高くボールを蹴れるのである。

ところで、ついでにメモしておくと、今のインステップキックと昔のインステップキックはまったく違っているということをご存知だろうか?

昔のインステップはまっすぐ走り込んでまっすぐに足をスウィングして足首もまっすぐに伸ばして、まっすぐに足の甲をボールに当てた。素直で自然なキックであった。

膝から下のスウィングをフルに使ったキックで、どちらかと言えば、昔のラグビーのペナルティーキックに似ている。例えば、以下のもの。
インステップキックの蹴り方~解説付き~.MOV
a0348309_8594636.png



しかし最近のインステップキックの仕方は、あのベッカムやら、クリスチャン・ロナウドが流行らせた蹴り方で、最近の欧州プロの蹴り方として我が国でも流行したものなのだが、昔のインフロントキックのようにちょっと斜め横から走り込んで、斜めに回し蹴りのようにして足の甲を斜めか、水平にして当てる。

ゴルフのドライバーの打ち方になんとなく似ている。つまり、足先が真っ直ぐではなく、ちょっと外側に曲げた状態でボールをスウィープするように蹴るのである。最近のGKの100%がこの蹴り方でゴールキックを行っている。たとえば、以下のもの。
「インステップキックの巻」蹴球リベラーチャレンジその5
a0348309_858456.png


しかしながら、我々の時代にはこんな蹴り方は邪道だった。

実はまっすぐインステップのできる選手は今現在ではほぼ0%である。だれもできない。

だから、ボールが低い軌道となり、あまり上がらないし、バックスピンがかからないから、受けてのところにふわりと落ちるボールが蹴れない。バウンドしたら伸びていくボールしか蹴れないのである。また、ボールは蹴った方向へ飛ぶとは限らない。

さらに、足のスウィングが斜めだから、インパクトのチャンスが一点しかなく、その一点からずれるとすべてミスショットになりやすい。つまり、こうなる。
十文字高のななめインステップシュート
a0348309_832980.png

見事に枠を外れる!
a0348309_8322190.png


その点、昔のインステップはチャンスがずっとあるから、早く当たれば足の甲が下を向くからゴロになるし、遅く当てれば足の甲は上になるからフライを蹴ることができる。ミスしてもボテボテのゴロになるだけで、空振りにはならず、足のどこかにボールがあたることになる。しかもボールは蹴った方向に飛ぶ。

言い換えれば、昔のインステップはシュートに向いているが、今のインステップはシュートには向かない。
欧州チャンピオンズリーグ決勝の決定力vs日本代表の決定力の差とは?:足首の違い!

このヘンテコな蹴り方が宇佐美。
a0348309_105540100.png
の宇佐美選手の蹴り方がこれを物語る。


それにしても小中学生の平均の50m走が0・1秒も違うって相当に違ったのではなかろうか?

まあ、マック、ミスド、ケンタッキーのせいでデブが増えた、というのが最大のネックだったに違いないがヨ。


いやはや、世も末ですナ。


おまけ:
ところで、U20W杯の久保健英選手。今年から高校生となったが、青森山田の高1選手は、1500m走で4分55秒をきらないと、サッカーボールに触れない約束になっている。これだ。
A Happy New Year Aomori Yamada!:「青森山田サッカー部の秘密!」「地獄のトレーニングとは?」

a0348309_20551717.png

だから、FC東京がどうかは知らないが、もし久保健英選手が個人的に努力して1500m走4分台になるくらいに基礎持久力を鍛えなければ、この3年で急速に弱体化し、かつての神童もただの人になる可能性が非常に高い。

サッカーはフィジカルがすべてなのだ。ある程度の技術はみな持っている。フィジカルがなければ考えることもできない。

とにかく、頑張れ久保君。これからが勝負。もう1日も無駄にはできませんヨ。



e0171614_11282166.gif

[PR]

by kikidoblog2 | 2017-06-07 09:12 | サッカー&スポーツ

<< 昨日の日本対シリア戦:「セクシ... 2014年ワールドカップ・ブラ... >>