みなさん、こんにちは。
さて今回は今年の梅雨の時期の異変についてメモしておこう。
われわれが子供の頃の梅雨というと、つまり、今から50年くらい前の梅雨というと、梅雨前線は日本列島に縦断するような形でかかっていた。だいたいこんな感じか。
だから、梅雨の時期になると、日本列島全体が雨の時期となり、しとしとぴっちゃん、しとぴっちゃん、と雨が降ったものである。
ところが、今年の梅雨前線は日本列島を横断する形でのたうっていた。日本列島を真横にかまぼこをを輪切りにするような横断していたのである。こんな感じ。
そして今日もこんな感じ。
はたしてこれは何の影響によるのだろうか?
米海軍のジェット機が撒き散らすケムトレイルの化学物質のせいか?
大陽活動の黒点からのCMEのせいか?
スマホ携帯電話のマイクロ波による水分子の過熱のせいか?
サッカーのバニッシングスプレーのブタンのせいか?
それとも、CO2のせいか?
このあたりはいまのところ謎である。
さて、梅雨前線の形も違うなら、台風のでき方も最近、特に今年の台風のでき方はかなり異端である。
先日の相模湾の台風のような暴風雨。都内で雹が降ったときのことだが、この時実はここ四国沖の海上で突如台風のような渦巻きが発生したのである。
我国の気象衛星データにも捉えられているが、やはり米NOAAのMIMICのデータが一番解り易い。これである。
SSMI/SSMIS/AMSR2-derived Total Precipitable Water - West Pacific
でき始め
最終形=三つ子台風=カルマン台風
おもしろいことに、ハワイの西側にひとつ、その西側に台風がひとつ、そして四国和歌山沖にひとつ、おまけに台湾西沖にもういっちょう、の計4つの渦巻きがほぼ同時多発的に発生したのである。
この四国沖の台風のような渦巻きが北上し、その風が相模湾を襲い、神奈川県で猛烈な横殴りの暴風雨が発生したわけである。
この3つ子の台風はなかなか見られるものではない。
が、最近はこういうふうに双子、あるいは、三つ子。さらには四つ子の台風の発生が起こるようになった。
はたしてこの原因は何か?
ところで、これを我国の気象衛星ではどうとらえたか?
というと、我国の気象衛星画像ではこんな感じである。
じゃあ、グーグルアースはどうか?
こうしてみると、やっぱりグーグルアースが一番リアルな感じがしますナ。
さて、こういうふうに渦が並列して並ぶ現象。これは物理学や流体力学では有名なもので、その名もカルマン渦と呼ばれている。
カルマン渦
なんとなく、ハワイかその辺りの地形が渦の起点となって一気に巨大なカルマン渦が発生するかのような形で台風の三つ子や四つ子が誕生したように見えるのである。
我国の広域画像を提供する気象衛星ではこういうものを捉えることができるが降雨レーダーの画像では狭すぎてみることができない。
だから、いわゆる我国の気象予報士や気象学者では、こうした広域の地球規模の台風の発生についてはなんともいえないだろうし、いわない。まだそういう概念すら存在していないに違いない。
したがって、もし原爆でハワイを消滅させ、海に没しさせることができれば、我国を襲う突発的な台風は発生しないのかもしれない。
最近の台風の直接的原因がハワイだった。
こんなことがありえるかも知れないわけである。
常夏の島ハワイ。
こいつのせいで、いつも我国に台風が襲う。
ハワイは気象兵器の一種だった。
かの真珠湾攻撃でハワイを海に沈めた方が良かったかもなんてナ。
まあ、これはシニカルなジョーダンだが、最近の台風は、必ずしもフィリピンの東海沖で発生しているのではないのである。
昨年もそうだったが、沖縄沖とか台湾沖の近海で突如台風が発生して我国を襲うこともしばしばなのである。
こういう意味では、もっと広域の気象予報が必要な時代と言えるだろう。
いやはや、世も末ですナ。