日本人の米国留学8位に減った!?:政府マスゴミ「もっと行け!」俺「いい傾向じゃないだろうか!」   

みなさん、こんにちは。

さて、まずはこの話から。
米国の留学生数、日本は8位…中・印で約半数
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【ニューヨーク=橋本潤也】米国際教育研究所(本部・ニューヨーク)は13日、2016年度に米国の大学・大学院に留学した外国人留学生数を発表した。

 計107万人中、出身国・地域別では中国が前年度比6・8%増の35万755人で首位。日本は前年度比1・5%減の1万8780人で8位だった。日本は1994年度から97年度まで首位だったが、97年度の4万7073人をピークに減少し、2011年度から2万人を割り込む状態が続いている。

 2位はインドで、前年度比12・3%増の18万6267人。中国とインドの2か国で留学生全体の約半数を占める。人口で世界1位と2位の両国が経済成長を遂げ、米国留学生数を年々増やす状況が見て取れる。


1991年、いまから27年ほど前、私が米国ユタ大学留学を終えて帰国した時、その4年間の留学時代に気づいたことを論文にまとめたものが、
井口和基、「日本社会の構造的問題とその解決の方向:3セクター分立の概念」、 「物理学者の社会的責任」サーキュラー、科学.社会.人間、第37号、10(1991)
の論文であり、後に理研にいる間に自費出版したものが
日本社会の構造的問題とその解決の方向―三セクター分立の概念
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であり、さらに再出版したものが、
三セクター分立の概念
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この本は当時毎日新聞社の記者だった中村龍平氏の目にもとまり、当時大学改革の先陣をとっていた立命館大学のドキュメンタリーレポートにも私の本の内容が掲載された。まあ、殆どの人には知られていないが。
挑戦する立命館―大学改革とは何か 単行本 – 1997/2中村 龍兵
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その私の本はアメリカ社会と日本社会との構造上の違いを論じたものである。この論文はそうとうに当時の物理学者にインパクトを与えた。

何が違うかというと、当時すでに米国社会では一般に「セクター」という言葉が使われていて、その概念にもとづいて日米の社会構造の違いを大づかみに説明したにすぎない。

日本という国家は、「政府セクター」と「民間セクター」の2つしかない。だから、社会は政府セクターに所属する「公務員」か、民間セクターに所属する「民間人」の二種類しか存在しない。

しかし、一方のアメリカでは、「政府セクター」と「民間セクター」に加えて「大学セクター」の第3番目の勢力がある。だから、アメリカが世界一になっている。そういう主張である。

だから、我が国は、公務員、民間人の他に大学人という新しい種族を社会に許容する方向へ構造改革するべきなのだというのが、私の当時の哲学であった。

大学人はアカデミズムの世界に住む。これは金儲けの民間、国家サービスの公務員とも違う。だから、科学芸術スポーツなどの人間性を高めることを目指し、その能力を開発することや自然の真理を発見することなどが主要テーマとなる。だから、本質的には政府目的、民間企業の目的とはまた違った目的を本義的にもつ社会である。

ゆえに、それは独立すべきだ。

そこで、アカデミズムセクターという独立する社会セクターの誕生が好ましい。

そんなわけで、理研にいた頃私は、その1年後に文部大臣になり、文部省と科技庁を統合し、文部科学省に改変されるときの大臣となる有馬朗人理研理事長に直接この本を理事長室の前で1冊手渡したのであった。

どの程度私の思想が伝達できたか走らないが、そのときにはぜひ後で読むと言っていたから、きっとさっと目を通されたに違いないが、その後、我が国の文科省の政策から、

ポスドク1万人計画、大学院重点化、大学の法人化、1995年の科学技術基本法

とすすみ、まがりなりにも大学の上には大学院というものがあるということが一般人にも理解される時代に入ったのである。

そして、2000年代には、大学人は電通により、A層にランクされるに至った。逆に我々一般人はB層と呼ばれ始めることになった。

1970年代、1980年代では、大学教授は貧乏だった。狭い大学の公務員住宅に住み、自動車も持てず、大半は徒歩で大学へ通っていた。民間の重役のほうが遥かに給料が良かった。

また大学は建物は老朽化してぼろぼろ。壁は落ちるし、トイレは汚いし、キャンパスはなさけない。そういう感じだった。

しかしいまでは逆である。

大学教授クラスはみな一軒家に住み、外車を所有し、車で通勤。大学はすべて建て替えられ、キャンパスはきれいになり、中はホテルのようだ。

こうして曲がりなりにも大学セクターの真似事のようなものが我が国は誕生してきたと言えるだろう。

いつしかそれが逆に反政府的左翼的になってしまったが、それも愛嬌だろう。


こういうことを理解しておかないと、最初の記事の面白さがあまり理解できないはずなのである。

その記事では、単に我が国からのアメリカの大学大学院への留学生が減って8位になったというものである。

だから、記事では中国やインドや他の国々に劣っている、遅れを取っている→だからもっと増やすべきだ

というような主張をいいたいらしい。

実際、私が留学した1986年ごろは、日本人は中国やインドと同程度の5万人以上の留学生がいた。その下に韓国や台湾や他の国々がいた。

まあ、我が国はバブル全盛期でお金があったからそれなりに個人でも留学できたにはちがいない。

しかしながら最近では状況がかなり我が国の場合は変わっているといえるだろう。上に述べたような我が国内の大学セクターの発展のおかげで、我が国ではそれなりに「疑似アメリカの大学」のような大学環境が我が国内にできているのである。

要するに、昔のアメリカの大学以上に今の我が国の大学は居心地がいい。だから、逆に海外からもたくさんの留学生が来る。そういう状況になった。

若い学生が白人の顔を見るために、白人の裸見たり、ちんこみたりするためにわざわざアメリカに行く必要がない。いまじゃ、我が国で陳列されている。いまじゃあっちの方からやってくる。

こうなると自ずとアメリカ行は減る。むしろ、アメリカに対して相変わらずの変なコンプレックスを持っているか、変な憧れを描いているものしかアメリカにこだわる理由がない。

さらにオバマ政権以来アメリカ自体の治安が悪化した。

こうなるとナイーブ度では世界一の我が国若者は自国から諸外国へ行くべき理由がない。日本の溫泉めざして世界中から来る時代にわざわざユタの田舎の山の中の溫泉を目指すべき理由もない。

ノーベル賞狙いにアメリカに行ってもすでに世代交代し、優れた学者はみな老人になってしまった。

そんな状況でなんでアメリカ?

これが我が国の状況といえるだろう。

しかし、インドや中国や韓国や他の国にとっては、自国が独裁者的政権である。また政権や官僚の腐敗もひどい。税金を横流しし、自分の子弟を海外に留学させて、そこへ資金をプールする。できれば、自分の子がアメリカで学位とってアメリカの永住権をもらい、そこでアメリカンドリームをつかんでほしい。

とまあ、Chinaの習近平の子息ですらそんな感じだ。

だから、Chaina支那のAIはいう。

Q「共産党は万歳。」→AI「腐敗と無能の政治に君は万歳できるのか?」

Q「中国人の夢は何か」→AI「アメリカへの移住」
武田鉄矢 今朝の三枚おろし『AI(人工知能)』1週間まとめ


とまあ、話が長くなってしまったが、我が国の留学生数が下がったのは、ある意味で、我が国は

アメリカを卒業した

のである。

一方、Chinaの場合は、エリートの夢は富豪になってアメリカへ移民することである。実際に何万人もの官僚の子弟がアメリカやカナダや欧州に移住している。

つまり、留学生数の多さは、母国への幻滅の反映なのである。

この意味では、我が国の場合は1980年代より日本への愛着が深まったといえるのである。


これをいい傾向と思うか、悪い傾向と思うかはあんたの感性しだいですナ。

というわけである。

私は良い傾向だと思う。

普通の表の科学に関して、いまや我が国には、たくさんの国際的な研究機関がある。理研もその一つだし、他にもある。だから、治安が悪く、あまり刺激もない。漫画もない。そういう他所の国へ行ってまでして学ぶものはかなり限られている。しかもインターネットの時代もかなり進み、いまではスマホやPCでかなりのやり取りができる。

アメリカへ行く必要ねえ〜〜んじゃね?

というわけだ。


アメリカ行ったらデーブ・スペクターや厚切りジェーソンやぱっくんのような連中ばかり。おまけにそいつらが日本に侵入してくる。


いやはや、世も末ですナ。




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by kikidoblog2 | 2017-11-20 09:33 | マスゴミ・ダマスゴミ

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