「あのねのね」の「赤とんぼの唄」はPPAPのピコ太郎の先駆者だった!?
2017年 12月 22日
昨日はここ阿南も比較的温かい快晴の日で、年末年始に合わせて髪を切りに安床屋へいった。
すると、同じようなことを考えた高齢者のオヤジばかりで、歩くのもままならないおじいさんたちといっしょになったわけだ。
そんなご高齢者であまりに混んでいたために、2時間半も待たされたのだが、その間に一本英語の論文を完読できてありがたかった。
一方、BGMがこれまた高齢者向けの1970年代の日本の音楽を有線で流し続けていた。
そんな中で久しぶりに聞いたのが、あのねのねのこれだった。
赤とんぼの唄 - あのねのね
まさにこのYouTubeのと同じようにコンサートホールの聴衆の笑い声の聞こえるやつだった。
ところで、こんな感じで、言葉を変形=デフォルメして歌詞にするというのは、最近では、PPAPのピコ太郎のこれだろう。
ペンパイナッポーアポーペン
というわけで、ピコ太郎より何十年も前にあのねのねはピコ太郎とは逆のことをやっていたわけだ。
ピコ太郎が言葉を連結していくとすれば、あのねのねは言葉を排除していく。
「あのねのね」の「あのね」をとったら、「のね」
とやっていたわけだ。
ナンセンス・ソング
の一種だろうが、言葉遊びを歌にしたという意味では同類であろう。
あのねのね恐るべし。
とまあ、あのねのねの歌を聞きながら、こんなことを考えながら、床屋で待っていたというわけである。
俺も暇人だな。
いやはや、世も末ですナ。
by kikidoblog2 | 2017-12-22 08:35 | マスゴミ・ダマスゴミ