「ありがとう、田嶋会長」「がんばれ、西野ジャパン!」:「ロシアの奇跡」なるか?
2018年 04月 10日
マイアミの奇跡
マイアミの奇跡 Full Match 日本vsブラジル アトランタ五輪
みなさん、こんにちは。
いや〜〜、ざまあみろ!ハリルホジッチ監督、パリで鼻くそでもほじっておれ!
学問に王道はないが、サッカーに王道はある!?:トルシエ路線が正解だ!
いや失敬、失敬。つい嬉しすぎて、本音が出てしまったヨ。
ついに悪名高きハリルホジッチが日本から追放された。といっても、この大馬鹿監督は日本にいるより、海外にいるほうが長かった。いまも欧州にいる。
まあ、日本サッカーの一流選手だった西野監督が少なくともアトランタの「マイアミの奇跡」程度の奇跡は起こしてくれるだろう。
今回は遅きに失したが、まだ2ヶ月ある。これから合宿1ヶ月すれば十分に間に合う。だから代表入りは1ヶ月合宿にでれるかどうか、そういう練習条件で決めるべきかもナ。練習不足、連携不足でW杯に出たところで、予選突破できず、3連敗で敗退である。とにかく、格下は格上に「走り勝つ」。それしかない。
それにしても、今度は「この期に及んでハリル解任か」と叫んでいる、セルジオ越後は、やはりボケているのか?昨日まではハリル解任しろって遅いって自分で叫んでいたはずだが。なんとなく、サンモニのチョンさんとかぶるところがある。天然の反逆者、へそ曲がり。常に逆のことを言う。セルジオは精神チェックが必要かも。
ザック、アギーレ、ハリルで何が困ったことかといえば、合宿が名ばかりだったことである。ほんとふざけすぎている。せいぜいダマスゴミに公開できる程度のミニゲームに毛の生えた程度。これでは技術も体力もつかない。
もし西野監督がちゃんと日本流の合宿を行なうのであれば、十分に準備可能なのである。
この意味では、田嶋会長にはまだ日本精神が残っていた。今回の英断は私は評価したい。
ありがとうございました、田嶋会長さん。
サッカーは練習がすべて。
むろん、食事も練習の内。
合宿は長くて1週間。普通は試合前の3日間。その割に、ミーティングで雄弁に演説したり、説教したり、自分が以下にすごかったかを選手に認めさせる余興が長い。
これでは、選手から総スカンを食らう。
何より、サッカーの得点のほぼ80〜90%はサイドウィングからのマイナスのセンタリングをゴール前で合わせてするものである。
つまり、サッカーのほぼすべての得点は、
ウィングプレーから生まれる。
たとえば、それがこれ。
思い起こせば、私が物心ついたときからずっとやっていた野球を止めて、中2の後半にサッカーに転向した時、いまのヴァンフォーレ甲府の前進である、甲府クラブの創始者で初代監督だった、甲府南中学サッカー部の岩田利夫監督から、当時左サイドウィングの補欠として入った俺が教わったこと、それが、
センタリングはマイナスほど決定力が上がる。
プラスだと決定率は30%、
平行=真横だと決定率は50%、
マイナスだと決定率は80〜90%になる。
だから、できる限りゴールラインギリギリまでドリブルで運びそれからゴール前を見てセンタリングを合わせるんだ。
こういうことだった。
それでサッカーについて何も知らなかった私は、ただただ忠実にその基本動作を実現することだけを考えてプレーしたわけだ。
その結果、我々の3年では、県内の5大会のうち3つで優勝。2つは引き分けPK戦とくじ引きで負けただけだった。ともに、韮崎東中学と韮崎西中学だった。前者が関東大会。後者が全国大会に行った。
たしか俺の記憶ではそうだった。
このように、センタリングとその精度こそがチームの得点の心臓に当たるわけだが、我が日本代表で欧州でプレーする連中のレベルはこんなものだった。
欧州チャンピオンズリーグ決勝の決定力vs日本代表の決定力の差とは?:足首の違い!
日本代表攻撃の練習 ディフェンスなしでもシュートがなかなか入らず
シュート練習
→このパターンは女子の聖和学園でやっているABCAというやつですナ。
「聖和学園ゴールへのシナリオ」:明日のなでしこジャパン
FIFA U17 W杯ベスト16終了!:準々決勝はアフリカ対決、英米対決、独ブ対決、西イラン対決!
ひ・ど・い、ひどすぎる:アキレタジャパンのプレーに本当にア・キ・レ・タ!
(アギーレ時代、ザッケ時代からメンバーが変わっていないのだから技術が上がるはずがない)
一方、世界のトップレベルの技量がこれ。
米州選手権は準決勝、欧州選手権はベスト16:やはり日本サッカーは発展停止国!?
メッシのパス練習やばすぎ!!
Winners of the shooting exercise : Romelu & Eden!
要するに、オシムもそうだったが、ヘッドしかできず、足のリフティング20回しかできないFW巻でも登用したり、走り回るのは得意でもまったくシュートが枠に行かない長谷部を入れたりと、技量のない選手でも平気で日本代表に入れる傾向があった。
それは、戦術的理解、という大義名分で「自分の意のままになる選手」を選んだわけだ。
だから、得点力が落ちた。
むしろ、精度の高いマイナスのセンタリングをあげることができる技術をもつサイドバックやハーフ、こういう選手を入れたり、目をつぶっても枠に入れることのできる選手。こういう選手を選ぶべきなのである。
とにかくサッカーはゴールにボールを入れない限り点をとれない。
サッカーは精度を要求される。
ならば、ゴルフや野球と同じように「フォームがとてつもなく大事なスポーツ」なのである。
一瞬のバランスのくずれがOBになるとか、フライになるとか、ファールになる。こういう類のスポーツである。
にもかかわらず、シュート練習見ても、毎回蹴る度に身体がブレ、崩れる。
これでシュートが枠に行く方がおかしい。
常に同じルーティーンでシュートしなければならない。
そのためには、姿勢がものすごく大事である。
しかしながら、どういうわけか、Jユース、高校サッカーでも監督がこういうシュートの正しいフォームを強制しない。行き当たりばったりで、闇雲に思いっきり力任せにゴールの方に蹴るだけ。
おい、サッカーはラグビーじゃないんだ。
適当に蹴ったってゴールにいかないし、キーパーにキャッチされるだけ。
ちゃんと、鉄則通り、
シュートはゴールのGKのいないところへのパス
常に同じフォームでセンタリングし、同じルーティーンでシュートする。
こういう美しいフォームを持った選手を日本代表に選んでほしいものですナ。
50年も経ってもまだこんなことを言わなきゃいけないとは、日本のサッカーは
永遠の日本サッカー100年構想
のようである。
いやはや、世も末ですナ。
おまけ:
ウィングプレーの練習はこんなもの。
サッカーがうまくなるページ
サッカー練習日誌
2005年、阿南高専は10年振りに四国高専大会優勝。
そして全国高専大会ベスト8。
その秘密とは?
そのすべての練習メニューがここにある。
(2007年6月9日)
例えば、こんなやつ。
(6)センタリング&シュート練習。
ウィングプレー。シュート失敗=(腕立て、腹筋)5回。
左サイドのウイングプレー1=ディフェンダーなしでパスからセンタリングしシュート。
┌ ーーーーーー一一一一一ーー一一一一一一┬
| |
| | ※ボール
| | ◯選手1
| | ●選手2
|ーーーーーー ┐ | G ゴールキーパー
| | |
|一一┐ | |
┌ | | | ③ |
||G | | ↙ ↖ ① +
└ |※6 |・5※④ \ /※1 |
|一一┘ ・| \ ↙ ・ |
| ・ | ② ・ |
|一一一・一一┘ ・※・ ・ |
| ・ ・ 3 ・ ・ |
|4・ ・ 2※ ❷ |
|※・ ・ ↙ ↖ |
|❹←ーーーーーーーーーーー❸ ❶ |
└ 一一一一一一一一一一一一一一一一一一一┴
さてここで、上図の中央のFWが②→③→④となぜへの字に動くかわかるだろうか?
①→②とボールをもらいにいく(呼びに行き)、サイドのウィングへボールを振って、その後、②→④へゆっくり斜めにゴール前に行くのではなく、への字に入るのだ。これが鉄則である。
なぜかというと、②→④へ動くと相手ディフェンダーのマークの基本(相手とゴールを結ぶ線上に立つ)のその線上を走るから、待ってましたとばかりに相手DFのマークをつけたまま走ることになる。つまり守りやすい。したがって、自分の前には敵DFがいるからスペースが空かない。
一方、②→③→④とへの字に動けば、相手DFは②→③まで遠くにマークに行かなければならなくなり、途中で隣の味方DFを追い越すか、あるいは、スイッチしてマークの受け渡しをしなければならなくなる。これが相手DF陣の陣形を崩す。
同時に、いったん③まで開いてから④の位置へダッシュするため、相手DFが③まで釣り出された空いたスペース④の位置でボールを受けてシュートするから、フリーになりやすいのである。ちなみに、この場合のシュートとはすべてダイレクトシュートやボレーシュートの意味である。
これが、良いFWの身につけている鉄則である。
ゴール前では、くの字、への字のような動きをしなければならない理由なのである。
まあ、理由を理解しようがしまいが、この動きを覚えていさえすれば、ゴール前でフリーになれるのである。
なぜなら、DFの守備の鉄則上、どうしてもマークするときにはそういうふうにFWに釣られなければいけないからである。
こういうふうな2人組、3人組の連携プレーをウィングプレーと我々の時代はそう呼んだものである。いまでは死語である。そういう概念もない。
むろん、それを創始したドイツではまだ生きている。我が国へは、あのデットマール・クラマーさんが伝達したのである。
つまり、この2人は阿吽の呼吸でこの連携プレーを完成させなければならない。
実際には上図にはないが、下のセンタリングをあわせるウィングのポジション(この位置を翼のウィングという意味で、こう呼ぶ)に入った選手は、センタリングを合わせるのがその役目である。
しかし、センタリングをした後、ぼーとそこに立ったままではいけない。かならずセンタリングした後は、味方のシュートのこぼれ球を狙って、ゴール前にフォローに行かなければならないのだ。
by kikidoblog2 | 2018-04-10 13:31 | サッカー日本代表