朗報:ジョーさん「犬の駆虫剤で全身末期がんが消滅した!?」→フェンベンダゾールの威力なのか!?
2019年 05月 05日
さて、偶然、実に興味深い医療科学の記事を見つけたので、一応ここにもメモしておこう。以下のものである。
【医療】がんが全身に転移…余命3カ月の男性が犬の駆虫薬で完治? 米オクラホマ州★4
がんが全身に転移…余命3カ月の男性が犬の駆虫薬で完治?
ホント? なんて声が聞こえてきそうだ。
全身にがんが転移し、「余命3カ月」と宣告された米国の男性が、犬の駆虫薬を飲むことで完全回復したというニュースが世界中の注目を集めている。
英紙「サン」(4月27日付電子版)などによると、この男性はオクラホマ州エドモンドに住むジョー・ティッペンズさん(写真)。
2016年に小細胞肺がん(SCLC)と診断されて治療を始めたが、17年1月には、がんは胃、首、脾臓、骨など全身に転移し、手の施しようのない状態になった。
医者からは「ここまで転移しては回復の見込みは約1%です。余命は3カ月ほど」と宣告された。
ジョーさんは「余命を1年まで伸ばせるかもしれない」という実験療法に参加すると同時に、何か奇跡を起こす別の方法はないものか、とあれこれ調べていた。
ある日、母校オクラホマ州立大学のフォーラムをチェックしていたら、「あなたが、もしくは知り合いががんにかかっているなら、連絡してみて」という投稿が目に入った。
連絡を取ってみると、驚いたことに投稿者は獣医だった。獣医はジョーさんに、次のように説明した。
「偶然、犬の駆虫薬として使われるフェンベンダゾールが、マウスのがん細胞を攻撃した可能性があることが発見されたんです。それでステージ4の脳腫瘍の患者にフェンベンダゾールを処方したところ、6週間も経たないうちに腫瘍が消えてしまったのです」
この話を聞いたジョーさんは実験療法を続けるとともに、フェンベンダゾールをネットで購入、服用し始めた。価格は1週間分でたったの5ドル(約560円)。
そして3カ月後、実験療法を受けている病院で、PET(放射断層撮影法)スキャンを受けたところ、がんがきれいに消滅していたというのだ。
「3カ月前……がんは頭からつま先まで、体中に転移していました。恐ろしい転移で、3カ月以内に100%死ぬという状態でした。ところが3カ月後、PETスキャンには何も映っていなかった。どこにもがんはありませんでした」
ジョーさんは実験治療、フェンベンダゾールの他にビタミンBのサプリ、大麻から抽出されるカンナビジオール(CBD)、香辛料のウコンの有効成分であるクルクミンなどを摂取していた。
しかし実験療法を受けた約1100人のうち、がんが完治したのはジョーさんのみ。フェンベンダゾールが劇的に効いたとしか考えられなかった。
ジョーさんはその経緯を、公式ウェブサイト「Get Busy Living(必死で生きる)」で発表した。
「がん患者に誤った希望を与える」との批判も受けたが、ジョーさんは次のように語った。
「医学的治療に関するアドバイスをする資格はありません。でもできるだけ多くの人々に体験談を語る資格はあるはずです」
一方、フェンベンダゾールによってがんが治ったというケースが、ジョーさん以外に40件以上あることも判明。
ジョーさんの話を知ったオクラホマ医療研究基金がフェンベンダゾールのがん治療の性質に関する研究を始めているという。
実に朗報。末期がんになれば、ワラをもつかみたい心境になる。代替医療、心霊治療、スピリチュアル治療、前世療法などさまざまなことに命を委ねる人もいる。あるいは、マリア様や神様にすがる。
ところが、なんと犬の駆虫剤で末期がんが完治。
その化学物質とは、
フェンベンダゾール
というわけで、これを調べると、こんなやつだった。
フェンベンダゾール
フェンベンダゾール は、広範囲な駆虫スペクトルを持つベンズイミダゾール系駆虫薬であり、代表的な商品名は Srifen や Clofen) 、Panacurである。以下のような消化管内寄生虫に対して用いられる:ジアルジア、回虫、鉤虫、鞭虫、テニア属の条虫(ただし犬で一般的な条虫である瓜実条虫に対しては効果があまりない)、蟯虫、肺虫、肺吸虫、円虫および糞線虫など。この薬剤はヒツジ、牛、馬、魚、犬、猫、うさぎ、アシカに投与できる。ジブロムサランやニクロサミドなどのサリチルアニリドと併用した場合、薬剤相互作用が生じる可能性がある。雌牛での流産、ヒツジでの死亡が報告されている[1]
毒性
駆虫薬として多くの品種で広く用いられているが、毒性の報告もある。鳥類(コウノトリ、ピンクペリカン、ハゲワシ、ハト)や爬虫類(ヘビ、カメ)では骨髄抑制、腸陰窩の壊死、遠位の絨毛の脱落などが報告されている。[1] 反芻動物における流産は、その他の駆虫薬と併用したことが関連していると考えられる。[1]
フェンベンダゾールは多くの種において、消化管からはほとんど吸収されない。実験動物を用いた研究では、経口投与した場合のLD50は10 g/kgを超える。[1]
代謝
フェンベンダゾールは肝臓で代謝され、やはり駆虫作用のあるオキシフェンダゾールに変換される。オキシフェンダゾールの一部は、肝臓やルーメン内でフェンベンダゾールに戻る。[2][3]
また、フェンベンダゾール自身も、他の駆虫薬フェバンテルが代謝されて生じる、活性代謝物でもある。[4]
このウィキペディアの記載によれば、やはり毒性もあるらしいから、実際に処方するのは医師と相談してやったほうが良さそうだが、担当の医者から、もう余命1ヶ月とか余命3ヶ月とか宣告されているなら、もう何でも試したくなるというのが人情だろう。
そういう人は自己責任で試してみる他はない。
かつて断食道場に入門して、正常細胞ががん細胞を捕食するというオートファジー効果でがんを消したという話もあった。
しかし断食はかなりきついらしい。
それに比べたら、犬の駆虫剤でOKなら安いし楽だということなのだろう。
副作用の毒性には、脱毛というのがあるから、ひょっとして人間の場合はハゲるのか?と思いきや、やはりジョーさんもハゲていた。
これが元々か、薬の副作用かはわからない。
いずれにせよ、全身転移の末期がんが消えた、というのは奇跡に近い。
フランスのルルドの泉の奇跡でも5年生存率7%らしいし、手術後の抗がん剤では5%というし、かなり幸運の人、マリア様に愛された人でないと、完治は難しいようだ。
なぜフェンベンダゾールが、がんに効くのか?
これについては今後の研究を期待しよう。
いやはや、世も末ですナ。
by kikidoblog2 | 2019-05-05 12:11 | バイオコンスピラシー