ロシアW杯: E組ス1ー1ブ;コ0ー1セ、F組ド0ー1メ→メキシコがいつも日本のモデルになる!
2018年 06月 18日
Airii Yami - Secret Base ~ 君がくれたもの~ 【アイリー · ヤミ】
みなさん、こんにちは。
ロシアW杯は予選リーグ第1戦の段階から屈指の好カードの連発。実に面白い。
E組
スイスーブラジル→1−1の引き分け
Brazil v Switzerland - 2018 FIFA World Cup Russia™ - Match 9
コスタリカーセルビア→0−1でセルビアの勝利
Costa Rica v Serbia - 2018 FIFA World Cup Russia™ - Match 10
F組
ドイツーメキシコ→0−1でメキシコの勝利
Germany v Mexico - 2018 FIFA World Cup Russia™ - Match 11
いや〜〜、E組F組も初戦から実に面白い試合ばかりだ。
本命のブラジルに対して、スイスが堂々と戦う。あわやスイスが勝つという可能性すらあった。
ドイツ対メキシコのメキシコの電撃カウンターは久しく見ないまさに突撃というスピーディーなものだった。
しかも正確無比のパスワークだから、バスケのカウンターにまた一つ近づいた感がある。
かつてデットマール・クラマーさんが、東京五輪、メキシコ五輪の日本代表にむかっ
「サッカーはこの大きなフィールドで足でバスケットボールをすることだ」
といったというエピソードがある。
まさにメキシコはそういう感じの好チームになった。
このメキシコは2012年ロンドンオリンピック
そのチームが6年かけてじっくり育成され熟成されてきたのである。
まさに今回のメキシコがロンドンで初優勝し、その時のメンバーを引っさげて、ジャイアントキリングを行ったというわけである。
一方、我が国U23日本代表もロンドンで4位入賞した。この時のメンバーがこれである。
No.Pos.選手名生年月日(年齢)出場数ゴール在籍クラブ
1GK権田修一1989年3月3日(23歳) FC東京
2DF徳永悠平*1983年9月25日(28歳) FC東京
3MF扇原貴宏1991年10月5日(20歳) セレッソ大阪
4DF酒井宏樹1990年4月12日(22歳) ハノーファー96
5DF吉田麻也* 1988年8月24日(23歳) VVVフェンロー
6MF村松大輔1989年12月16日(22歳) 清水エスパルス
7FW大津祐樹1990年3月24日(22歳)ボルシアMG
8DF山村和也1989年12月2日(22歳) 鹿島アントラーズ
9FW杉本健勇1992年11月18日(19歳) 東京ヴェルディ
10MF東慶悟1990年7月20日(22歳)大宮アルディージャ
11FW永井謙佑1989年3月5日(23歳)名古屋グランパス
12DF酒井高徳1991年3月14日(21歳) VfBシュトゥットガルト
13DF鈴木大輔1990年1月29日(22歳)アルビレックス新潟
14MF宇佐美貴史1992年5月6日(20歳) ホッフェンハイム
15FW齋藤学1990年4月4日(22歳)横浜F・マリノス
16FW山口螢1990年10月6日(21歳) セレッソ大阪
17MF清武弘嗣1989年11月12日(22歳) 1.FCニュルンベルク
18GK安藤駿介1990年8月10日(21歳)川崎フロンターレ
オリンピックで釜本のメキシコ五輪3位以来の4位に入ったという自信はとてつもないものなのである。
日本代表を見ても、結局、いま日本代表で中核選手になっているのは、ロンドンのメンバーである。
だから、このチームが世界4位に入ったのだから、2年後のブラジルW杯、そして、6年後のロシアW杯を目指して、熟成させてきたら良かったわけである。
こういうシンプルなメンバー選びをしないで、スポンサーに迎合して、海外組だとか、本田、長友、香川、長谷部、川島というような、CM向きのメンバー選びをするから、いくら良い監督を呼んでも結果が出なかったにすぎないのである。
そろそろ、我が国もメンバー選びをシンプルに行うことにして、W杯の本戦の6年前のU23五輪代表を選ぶ段階から、6年後のレギュラーメンバーを意識して選ぶという、トルシエ方式や今回のメキシコ方式に特化すべきである。
だから、中島翔哉世代はリオ五輪だから、次のカタールW杯を向けて育成すべきなのである。
2016年リオデジャネイロ大会のメンバー
1GK櫛引政敏1993年1月29日(23歳) 鹿島アントラーズ
2DF室屋成1994年4月5日(22歳)FC東京
3MF遠藤航 1993年2月9日(23歳)浦和レッズ
4DF藤春廣輝*1988年11月28日(27歳) ガンバ大阪
5DF植田直通1994年10月24日(21歳) 鹿島アントラーズ
6DF塩谷司*1988年12月5日(27歳) サンフレッチェ広島
7MF原川力1993年8月18日(22歳) 川崎フロンターレ
8MF大島僚太1993年1月23日(23歳) 川崎フロンターレ
9MF矢島慎也1994年1月18日(22歳) ファジアーノ岡山
10MF中島翔哉1994年8月23日(21歳) FC東京
11FW鈴木武蔵1994年2月21日(22歳)アルビレックス新潟
12GK中村航輔1995年2月27日(21歳) 柏レイソル
13FW興梠慎三*1986年7月31日(30歳) 浦和レッズ
14MF井手口陽介1996年8月23日(19歳) ガンバ大阪
15DF亀川諒史1993年5月28日(23歳) アビスパ福岡
16FW浅野拓磨1994年11月10日(21歳) サンフレッチェ広島
17DF岩波拓也1994年6月18日(22歳) ヴィッセル神戸
18FW南野拓実1995年1月16日(21歳) FCレッドブル・ザルツブルク
(このチームはオーバーエージを使わなければ、十分にベスト8以上行けたはずなのである。手倉森が協会の意向を飲まされてオーバーエージを使うとか、余計な邪念を考えなければよかったにすぎない。)
これを次のカタールのメンバーの中核として育成し、やるべきサッカーを固定し、そこに他の前の世代のオーバーエージで補強を行う。
どうしてもこういうやり方が一番合理的なやり方である。もちろん、他国もこういうやり方である。
はたして、明日の日本代表の先発メンバーはだれになるだろうか?
頑張れ、日本!
# by kikidoblog2 | 2018-06-18 15:12 | サッカーロシアW杯2018