A Happy New Year New Whale!:中林海岸に「浦島太郎」クジラ漂着!?
2016年 01月 22日
ここ何年もの間私は、北の脇、中林、淡島海岸に沿って約10km強のコースをジョギングしてきた。特に昨夏はそこで日昼は研究をしていた
マイケル・ファラデーの伝説ここに始まる!?:バルサン焚く中で読んだ謎の風景のだが、集中が途切れたり、行き詰まると、せっかく海岸にいるのだからと、中林海岸の砂浜に散らかっている空き缶やらプラスティックやらペットボトルやらライター(意外にこれが多い)などのゴミを集めて撤去していたのである。
そうやって日焼けしながらやっていると、きっとこの中林海岸にもウミガメがもどって、
「ウェルかめ〜〜」となってくれるんじゃないかとひとり妄想してやっていたのである。
そうして半年経った最近の一昨日の朝、いつも私が走っている中林海岸に、一匹のマッコウクジラが漂着したのだった。そして、地元民や子どもたちが歓声を上げる中、無事沖に連れて行く事に成功した。以下のものである。
マッコウクジラ救出劇 徳島県阿南市の中林海岸
浜辺に打ち上げられたマッコウクジラ 徳島県阿南市の中林海岸
動けなくなったクジラ救助し沖へ帰す 徳島の海岸
言っちゃあ悪いが、この海岸はこの夏まで度重なる台風のおかげで、その爪痕として無数のゴミが散乱しまくっていたのである。あまりにひどいから、ひと夏かけて私がそういうゴミを全部撤去して自宅に持ってきたのだった。
ポリ袋にして10袋。少しずつ海岸のペットボトルや空き缶(中には海岸に来た人間がそのままイイトコどりだけして煙草の吸殻やら空き缶やら弁当の食い散らかしを残していく不届きもので銃があったら射殺してやろうかというものも多いが)などを撤去したのである。(だから、私は海岸に行くときは必ずポリ袋を1つ持っていく。)
もちろん、だまって勝手に人知れずやっていたから、地元民もこのことはだれも知らない(はずである)。
だから、映像に見るように、この海岸にはあまりゴミがない。実に美しい海岸になったのである。
どういうわけか、私がゴミを撤去した後には何度か台風や暴風雨もあったのだが、あまり爪あとを残さず、むしろゴミを海に流してくれたようなのである。だから、俺の手間暇はかなり減ったのである。
神に感謝。
君らは俺に感謝しろ!いいな。
(おっといけね〜〜、そんなことはどうでもいいがナ。昨日もくじらのために掃除して来たよ)
残念ながら、そういう私はその日は午前中は買い物に行っていたため、夕方のジョギングまでクジラのことは知らずにいたのである。ジョギング中にとある夫婦が車で中林のクジラを見たいがどうやっていくかと俺に聞いたから、クジラが来たことを知ったのである。
だから、一旦ジョグを終えて急いで携帯電話と双眼鏡を持って海岸に行ったのだが、クジラはすでに沖合遠くに行ってしまっていたのである。
無事このクジラが竜宮城へ戻ることができれば、助けた浦島太郎たちは、助けたクジラに連れられて「竜宮城」に行けるのかもしれませんナア。
新たなる伝説が誕生するか?
乞うご期待!

by kikidoblog2 | 2016-01-22 08:58 | 阿南&徳島