米国にリトル・テスラ現る!?:「若者よベンチャー科学者たれ!」
2016年 05月 21日
Prince & The Revolution - Purple Rain (1984 Stereo)
(ご冥福をお祈りいたします。RIP.)
みなさん、こんにちは。
やはりアメリカは広い。「自由の国アメリカ」の残照は少なからず残っている。
どうやらアメリカで13歳のリトル・テスラが誕生したとか。これである。
【動画】米国の少年(13)、空気中から電気を取り出すフリーエネルギー装置を開発 「テスラ・コイル」がヒントに
米国ネバダ州リノ・タホの少年マックス・ローハン君(13歳)は、空気中の電磁エネルギーを集めて直流電流に変換する「フリーエネルギー装置」を自作した。
自宅のボイラー室に設置されたフリーエネルギー装置は、コーヒー缶1個、電線、コイル2巻、スプーン1本から作られており、製作費は15ドル未満。
KTVNチャンネル2の取材時、ローハン君はフリーエネルギー装置から供給される電気を使って、弟の体に巻きつけたLED発光帯を点灯させてみせた。
ローハン君は、このフリーエネルギー装置を、ニコラ・テスラの考案した「テスラ・コイル」にヒントを得て開発。テスラ・コイルと同様の原理が使われているという。
「僕の目標は、人の役に立って、世界を変えること。みんなが安心して健康に暮らせるようにしたい」とローハン君。
13 Year-Old Invents Tesla Inspired Free Energy Device for Under $15
ニコラ・テスラは東欧のオーストリアハンガリー帝国の出身である。現在はクロアチアにあたる場所。そこからフランスで勤労し、そこからアメリカに移住し晩年を迎えた。アメリカ人としてご逝去された発明家である。
テスラは我が国には一度も来たことがなく、一度我が国を訪れたトーマス・エジソンのようには知られることはなかった。エジソンは学校を出た研究者ではなかったが、テスラはちゃんとした当時の欧州の大学を卒業したインテリだった。
だから、テスラをエジソンのようなアマチュア発明家事業家と見るのは間違いである。なぜならテスラはエジソンと違い当時の最先端の科学者の研究論文や解説を読んで理解することができたからである。
というような歴史はアメリカにはちゃんと残っていて、だからこそテスラの名前はエジソンと同列かそれ以上の存在だとちゃんとアメリカ人の間では評価されているのである。
そこが、我が国とアメリカの違いである。
そのせいで、我が国では無知でお馬鹿な偽科学論者のと学会のようなアマチュア組織が、テスラがとんでもだったとか、格好の餌食にしてきたわけである。この誤解は負の遺産として大損害を与えたわけだ。が、放射脳につける薬はない。
こういうことを前提にしないと、どうして13歳のアメリカ人少年がテスラの発明を再現したいと思ったのか理解できないのである。
エジソンは直流。テスラは交流。
テスラ→ドラード→。。。→ローハン君
とアメリカには脈々と発明家、ベンチャーサイエンティストの血が流れている。
ベンチャー企業
があるのなら、
ベンチャー物理学者
がいてもいい。
俺はそう思う。
もっともポラック博士が「ベンチャー科学研究所」を最近お作りなるずっと前から
俺は「フリーランス科学者」だった。
これで三菱財団の研究助成を1998年に受けた。財団史上初、最初にして最後のフリーランス授与だった。
そして名大の青本教授といっしょに「準超幾何函数の発見」を成し遂げた。この時の研究がこれ。青本先生による解説である。
雑誌詳細:数学セミナー2014年3月号
特集 超幾何の原点
オイラーとガウスの超幾何──原岡喜重
リーマンの論文に登場する超幾何──寺田俊明
確率・統計に登場する超幾何──井上潔司+竹村彰通
代数方程式と超幾何関数──加藤満生
準超幾何関数について──青本和彦
要は、ずっと前から私がやってきたことというのは、
フリーのベンチャー理論物理学者
だったんですナ。
なんていい響きなんだ。
そして、いまは「生命の物理学的基礎」に対してベンチャー理論物理学者として挑戦しているわけである。
若者よ、ベンチャー科学者になろうヤ!
これが理解できないとすれば、
いやはや、世も末ですナ。

by kikidoblog2 | 2016-05-21 10:02 | テスラ&エーテル