武田鉄矢の「今朝の三枚おろし」:「言葉の起源」「声の秘密」
2016年 11月 17日
壁ドン・トランプさんvsヒラリー逃亡・クリントンさんの対決で盛り上がったが、やっと米人も多少沈静化しつつあるようだ。
そこで、また武田鉄矢さんの「今朝の三枚おろし」で興味深いものがあったので、それをメモしておこう。以下のものである。
(あ)「言葉の起源」の話
武田鉄矢 今朝の三枚おろし テーマ『ことばの起源』2週間まとめ。
言葉の起源は「猿の毛づくろいの代わり」だった説。
(い)『声の秘密』の話
武田鉄矢 今朝の三枚おろし テーマ『声の秘密』2週間まとめ。
この「声の秘密」の話は後半から最後の政治家の声の話が非常に興味深い。
果たしてトランプさんvヒラリーさんの演説においても、この声の話は通用するだろうか?
FULL: Donald Trump vs Hillary Clinton - Final Presidential Debate 2016- Third Presidential Debate
確かにクリントンさんも声のトーンが非常に低い。おそらくわざと低くして話でいるのだろう。一方のトランプさんの声も低いかつ声の大きさもそれほど大きくはない。つまり、冷静な人間であることをアピールしているわけである。
英語圏では、声が80デシベル以上の大声は怒りに聞こえ、高い音程の声はヒステリーを起こして平常心ではないと解釈される。熱く語る場合には声の音程を高く、大きめの声で話すのである。
一方、支那圏では、大事な話は小声で低音で話すらしい。つまり、我が国でいうヒソヒソ話のようにして話す場合に支那人が大事な話を熱く語るのであるという。
支那と欧米は真逆の風習を持つのである。ここは要注意点だとか。
それに対してアドルフ・ヒトラーの演説がこれ。
ドイツのアドルフ・ヒトラー氏の演説
そうか、ヒトラーがお城の地下室で演説したとか、山荘予言のように煉瓦塀の密室のような場所で演説したとか、こういうのは全部自分の声の特質を活かすための作戦、演出だったというわけですナ。
一方のチャーチル演説がこれ。
チャーチルの演説 「我らは断じて降伏しない」
さらに日本第一の桜井誠さんの神演説がこれ。
桜井誠【魂のラスト演説!高画質完全版!】 東京都知事選挙最終日 秋葉原駅 日本第一党
やはり心に残る演説、心に響く演説というのは、声の特質、その声の周波数に秘密があるのかもしれないですナ。周波数220ヘルツくらいの低中音の響き。これが聴衆の心を引きつける。
これからリーダーになろうと言う人は、自分の声をうまく調整する練習も必須かもしれないですナ。

by kikidoblog2 | 2016-11-17 08:20 | 武田鉄矢・三枚おろし