A Happy New Year Aomori Yamada!:「青森山田サッカー部の秘密!」「地獄のトレーニングとは?」
2017年 01月 12日
今年の高校サッカー選手権は、青森山田高校がJユースの高円宮杯と両方で優勝した。つまり実質上U18の完全優勝をしたわけである。が、これについてはすでに
A Happy New Year HS Soccer!:「黒田監督の青森山田は蔦監督池田高校に匹敵する!?」でメモしておいた。
さて最後に、もう一度、今回の青森山田に関してメモしておくと、今回の青森山田は、高校野球で言えば、かつての蔦監督の池田高校が登場した時に匹敵する衝撃を各チームに与えたのではないかと思う。
池田高校と言えば、やまびこ打線。水野投手の豪速球である。それを裏で支えたのが、徹底的な筋トレ。そう、高校野球にボディービル的な筋力強化を持ち込んだのが池田高校野球部だった。今では常識となったが、胸板が厚く、見るからに頑健な肉体で、甲子園で打ちまくったのがこの蔦監督の池田高校だった。
私の印象では、今回の黒田監督の青森山田高校サッカー部はこの蔦監督の徳島池田高校野球部に匹敵すると思う。肉体において、青森山田と前橋育英とでは大人と子供の差があったのである。
この青森山田高校はすでに新しいレジェンドになったわけだから、青森山田高校サッカー部のトレーニング風景や練習風景はだれもが知りたいと思うことだろう。
偶然、最近のU17~U19までのサッカー討論番組を見ていたら、今回の青森山田高校の左サイドバックのアフリカ人ハーフの三国選手が青森山田高校に入学した当時の番組があったので、それをメモしておこう。この中に青森山田高校サッカー部の練習風景が満載であった。以下のものである。
ミライ☆モンスター 三國ケネディエブス (サッカー)
(今回、決勝戦で最初のゴールを決めたのが、この三国選手の兄ステビア選手の方だった)
実に興味深い情報である。あまり知られていなかった情報が満載であるため、この中からいくつかピックアップしておこう。
(あ)指導者の数→11人
サッカーチームが組めるほどの数の指導者がいる。
(い)選手のピラミッド構造→4つのカテゴリーに分かれる
部員169人のために、上から下まで4つのカテゴリーに別れるピラミッド構造となる。選手で出られるにはBチームまでにはいないといけない。
(う)地獄の練習プログラム
入学したての三國選手はまだ経験不足と体力不足があり、その克服のためにBチームで始まった。
練習メニュー→Bチームから本格的な筋トレが要求される。
その筋トレメニューがこれ。
持久力
筋トレ



冬のトレーニング





いや〜〜、実に興味深い。
かつてここ徳島の蔦監督の池田高校野球部が、地元のお寺の100段の階段の昇り降りをトレーニングに入れたり、筋トレでパワーアップを図り、とにかくボール遠くに飛ばすことだけを中心に練習したという。
黒田監督の青森山田サッカー部の練習はこれに実によく似ていたわけである。
だから、(1)GKが17歳にして相手のペナルティーエリアまでピンポイントで蹴ることが出来たり、(2)ボール際の出足で負けなかったり、(3)シュート体勢で体が崩れなかったり、(4)走り負けなかったり、というようなことが出来たわけである。
というわけで、これから青森山田に勝つためには、この青森山田伝統の「地獄のトレーニング」を上回るさらなる地獄のトレーニングを行わない限り、勝つのは無理だということになるかもしれないですナ。あるいは、この青森山田とは全く違う哲学のサッカーを生み出さない限り勝てないだろう。
聖和学園や野洲高校のドリブルサッカーは通じなかった。前橋育英のパスサッカーやコンビネーションサッカーも通用しなかった。
全員身長180m以上のチームを作るとか、全員がとてつもない体力走力を持つチームを作るとか、あるいは、3人ほどワールドクラスの個人技の特別な選手を入れるとか、何か別の思想のチームが必要なのかもしれない。
それにしてもコーチが11人いて、朝4時半から練習開始して、一日中つきっきりで指導してもらえるというのはまさに理想的なサッカー校であることだけは間違いない。
これではお稽古ごとから進化したようなママやパパの見守る生ぬるいJユースでは太刀打ちできないだろうナア。
ワールドクラスはこういう中から生まれるのである。
今度高校に進学する久保健英選手も青森山田に入学したらどうだろうか?都内に青森山田に匹敵するサッカー校があるようには見えないんだがナ。
by kikidoblog2 | 2017-01-12 21:11 | サッカー&スポーツ












































