ドイツ優勝!→まったく危なげなく堂々の優勝だった!
みなさん、こんにちは。
我が国のハリルホジッチ日本代表の欧州組がこの8月31日の実質上の決勝戦に向けて頑張っているのかと思いきや、香川真司、本田圭佑、長友侑斗などリラックスしまくりで、イベント三昧で遊び歩いているさなか、世界は確実にロシアW杯に向けて死に物狂いの戦いを行っていた。
中でも2年後には主流になると考えられる若手主体のドイツが、ブラジルW杯とロシアW杯と初の二連覇に向けて着実に成長およびその強化に成功しつつある。
今回のコンフェデ杯には若手主体で出場したが、フルメンバーで優勝を目指してきた南米の優勝候補のチリに1−0で勝ち、優勝を遂げた。以下のものである。
(あ)3位決定戦
Match 15: Portugal v Mexico - FIFA Confederations Cup 2017→2-1
痛恨のPK
(い)決勝戦
The Final: Chile v Germany - FIFA Confederations Cup 2017→0-1
パスカットからの攻撃がずる賢い!



今回のヤングドイツ代表は実に特徴あるチームで、昔のデッドマール・クラーマーさんの時代のドイツサッカーのようなコンビネーションサッカーの原点に戻っている感じがする。
コンビネーションサッカーというのは、その後オランダのヨハン・クライフの出てきたトタールサッカーの前の時代のハンガリーサッカーを源流にするものである。
このハンガリサッカーはマジャールサッカーとも呼ばれたのだが、それがドイツに渡り、より一層洗練され近代サッカーの形になったものが、コンチネンタルサッカーとよばれるものである。
簡単に言えば、皇帝フランツ・ベッケンバウワーのいた時代のドイツサッカーである。
今回のヤングドイツのサッカーはその時代のサッカーに実に似ていて、私には馴染みのあるサッカーであった。
これまた簡単にいえば、サッカーの鉄則通りにプレーするサッカーである。
最近では、スペインのバルササッカーが主流となり、鉄則よりは臨機応変の判断を重要視するものが多かった。
このバルサのサッカー哲学はこのヨハンクライフが引退してバルサの監督になった時代に移植したものである。
つまり、トータルサッカーの哲学である。
これはこれで実に良いサッカーであるが、やはりサッカーの醍醐味といえば、サッカーにしかないプレーで魅せるというものである。
これは、
ヘディングシュート、サイド攻撃、ロングシュート、ボレーシュート
などこういうプレーである。
オーバーラップした選手を必ず使え。
センタリングはマイナスのパスほど決定率が上がる。
バックパスはダイレクトでパスをしろ。
一人に必ず2人はサポートしろ。
後ろの声は神の声、必ず自分の後方の指示に従え。
こういったことをサッカーの鉄則というのだが、今回のヤングドイツはまさにこういう鉄則通りに従い、それにオランダ、スペインのトータルサッカーも加わったから、これは強い。
この違いを簡単に言えば、
ドイツの攻撃は基本的にフィールドを広く使う。オープンワイドな攻撃で相手にボールに触らせずに崩す。
一方、バルサ流の攻撃はフィールドをコンパクトに使う。狭い領域内でパスワークで崩す。
こういう違いである。
逆に守備のときには、最前線のツートップ2人とMFの4人で相手のビルドアップをヒョウのように虎視眈々と狙う。
そしてカットしたらその瞬間にパスワークでゴールする。
チリも何度もこの手で危ない場面を作ってしまった。
サッカーは足でするバスケ。だから、ミスはつきものである。
しかし、相手のミスを狙って冷徹にゴールを決める。
この鉄則通りにやれるかどうかが決め手になるが、今回のドイツはこれが確実にできていた。
はたしてこのドイツに勝てる国はあるだろうか?
ブラジルW杯のブラジルードイツがまさかの7−1でドイツ圧勝。
あのドイツがさらなる磨きをかけてきたようだ。
このレーウ監督、いまやレジェンドになりつつありますナ。
それに比べて、我が国の日本代表は、みなさんアモーレと新婚旅行ムード、蜜月。愛と肉欲の日々。
本来なら一ヶ月合宿に入り、今はこの夏場に徹底的に基礎体力トレーニングに励む時期だろう。
1ヶ月あればどんなチームでもそれなりに完成させられる。
が、Jリーグとの日程上の都合とかいろんな条件のせいで、また最終予選の1,2週間前に集まって、小中学生のサッカー練習のようなことをトレーニングと言ってやっているだけで終わるんでしょうナア。
野球で言えば、阪神が高校生の夏の甲子園大会があるために、長いロードに出なければならずにいつもその間でだめになるというようなもので、我が国の日本代表もシーズン制のないJリーグの日程に合わせるために、空き時間ができてしまい、弱体化するのである。
日本代表は海外組を優先するには、こういう日程上の理由もあるが、もう海外組の人口も十分に代表を上回る人数がいるわけだから、シーズンオフに入った選手を集めて合宿に入れば良いわけだ。
用意周到な準備あるのみ。
のはずなのだが、それをしない。
このつけは必ず自分に回ってくるに違いない。
まさに悪循環。
いやはや、世も末ですナ。