みなさん、こんにちは。
さて、7月17日から18日までエキサイトブログの全面的メンテナンス工事のためにブログは使えない状態だったが、やっと昨日の夜から使用可能の状況になった。
そんなわけで、更新できなかったが、このところのここ2、3日の暴雨などは、おそらくそういっても信じられないだろうが、先に私が予測していたように、7月14日〜15日に生じた太陽黒点2665からのCME(コロナ質量放出)の直接的影響である。これであった。
したがって、X線、陽子(アルファ粒子)、中性子、ミューオン、電子線(β線)などがこの地球を爆撃中ということである。
こういう場合には、異常気象、曇天、暴雨、地震などの天変地異が起こる可能性が高い。
さらには、日焼けも酷くなる可能性が高い。むろん、電子機器の異常もあり得る。
というわけで、要注意。備えあれば憂い無し。
大陽から正イオンの陽子流がものすごい勢いで地球に降り注ぐと、地球大気中の水分子が急速に凝結核を得て、雲が異常に発達するのである。
まあ、おそらく普通の気象学者も信じられないだろうから、その末端のほとんど素人さんである気象予報士などはそういうふうには教育されていないはずだから、そういう人にも信じられる証拠はないかと探したところ、やはり衛星写真が一番だろう。
というわけで、当日の昨日の雲の発達の仕方を観測すれば、太陽風の影響だったことがわかるだろう。
太陽風の影響ということは、まず粒子線は眼に見えない。しかし、その影響は大陽規模の大きさだから、地球全体が一気に影響を受ける。
ゆえに、かなり広域の気象活動だろうということになる。
それを物語るのがこれだ。
まずいわゆる天気図。

これでは梅雨前線がどういう位置どりをしているかしか分からない。
そこで衛星写真をみると、発達中の雨雲がどこにあるかがわかる。これである。

白い部分が赤外線でみた雨雲の部分で、この位置で暴雨となった。
この位置が、ロシア大陸、中国大陸、朝鮮半島、そして日本列島とほぼ同時に同じように急速に発達した。つまり、広域の活動が生じた。
したがって、この異常な雨雲の広域的発達は、大陽からの太陽風の影響だったと結論できるというわけだ。
まあ、リアルタイムでみると急速に発達したことがわかる。
不安定な情況の天気図の情況で、そこに昼になり、太陽風の影響を受けた。だから、太陽風からやってきたイオン流が雲の水滴の核になり、雲が異常に増えたと考えて良いということになるわけだ。
ところで、これと同じ理屈による地球温暖化が、太陽活動による地球温暖化説である。
ただしこの場合は
大陽の磁気活動が弱くなると、外宇宙からの宇宙線の地球への飛来が増えて地球が曇天になり雲が多くなり、その結果として太陽光が遮蔽されて地球は寒冷化する、
というものである。
現在は大陽活動が弱くなりつつあるのだが、CMEはどういう理由で起こるのかはまだ分かっていないから、これが起これば大陽からの宇宙線が飛来するわけで、結局、曇天になり、降雨が増える。
まあ、われわれ科学者もまだ無知だから、こうした太陽系規模の現象にはあまり詳しくはない。
というわけで、あまりこういう話をすぐに納得するという人は少ないのでしょうナア。
信じるものは救われる。
大陽活動、すなわち宇宙天気のニュースもみないと、最近の地球規模の気象変動は理解不能というわけである。
ところで、今回地震電磁波も最高600nTのものが出ていたが、1つはどうやら日本方向にあったカムチャッカの地震だったようだ。しかし環太平洋は連動しているから、ここ数日は我国も要注意だろう。
いやはや、世も末ですナ。