「3人の久保」:日本サッカーの「24番目の椅子」と「オカッチの呪い」!?
2017年 03月 31日
【超衝撃】久保裕也 サッカーにかけるストイックなエピソードの数々が凄すぎるwww
みなさん、こんにちは。
ロシアW杯に向けては、我が国のキリン日本代表に対して、新鋭久保裕也選手の登場により、一度難を逃れた。暫定首位に返り咲いた。これである。
日本ーUAE
久保裕也選手
【ロシアW杯アジア最終予選】日本 vs UAE 2-0 ハイライト Japan vs UAE 2-0 All Goals & Extended Highlights 23/03/2017
日本ータイ
【ロシアW杯アジア最終予選】日本 vs タイ 4-0 ハイライト Japan vs Thailand 4-0 All Goals & Extend Highlight 28/03/2017
さて、今回の最終予選の戦いでも日本代表の中盤の選手たちの質の低さが目を引いた。なんといってもミスパスが多すぎる。
特に、山口蛍選手、香川真司選手、森重選手、吉田麻也選手など、後方および守備的中盤の選手たちのイージーなミスパスが多すぎた。
それに加えて、サイドバックの酒井宏樹選手、長友侑斗選手などのパスミスも多すぎた。
ミスター・パーフェクト
昔のシャビ、イニエスタ、ジダン、あるいは、今のクロース、モドリッチのようなほとんどミスパスしない選手が必要である。
日本では、ガンバの遠藤選手だけがこれに近いレベルにいるが、すでにベテランすぎる。
さて、テクニックがどこまで伸びるか?
これは練習や訓練でも相当なレベルには伸びる。が、ある程度伸びきると一旦スランプになる。そしてそこから先にどこまで伸びるか、これは本人の才能次第ということになる。
こういう意味では、最後には才能が物を言う。
香川真司がゴール前の3mのシュートをふかして外す。これが才能である。長友佑都がクリアボールを空振りしてPKを与える。これもまた才能である。
つまり、世界ランク50位の才能ということになる。
翻って久保裕也選手のレベルでは、世界ランク16位〜20位程度の才能ということになる。
だから、世界ランク50位前後の今の本田、香川、長友の「僕らのサッカー」の中では、1人だけ群を抜いているように見えるわけである。
世界ランクトップレベルの才能をどれだけチームに入れることができるか?
これがそのチームのランクを確実に上げることになる。
残念ながら、今の日本代表では世界ランク50位前後が良いところである。格下、しかもリーグ最下位のタイに対してもあれだけ攻められっぱなしなのである。
つねにバタバタした試合になる。
本来ならば、こうした格下チームと対戦した場合は、相手のタイが何しても跳ね返されるから、どうしていいのかわからなくなり、後ろでボール回しして時間を潰さざるをえないというような試合になるはずなのである。
ところが日本代表よりも良いコンビネーションでゴールを狙えた。
なぜ?
ということになるが、これは簡単に言えば、守備の時に相手にスペースを与えすぎたからである。つまり、マークが極端に甘いのである。今のハリルホジッチの守備のやり方では、相手の選手にボールが入るときだけマークするやり方である。つまり、中を自由に動ける。これではチーム全体が広がれば自由自在にプレーされてしまうのである。
守備の時はもっとコンパクトに密集し、一人ひとりのマークする相手に対して密着マークしなければならない。
この意味では鹿島アントラーズの方がはるかに守備がうまい。
だから、今の日本代表と鹿島で一度戦うべきだろう。
さて、今回の久保裕也選手、どこか昔の久保竜彦選手と雰囲気が似ている。さらにいま15歳ですでにU20日本代表にノミネートされている久保健英選手ともどこか似ている。
久保
という名字がつくと、どこかストイックで黙々と仕事するタイプの選手が多いように見えるが、やはり久保家の遺伝なのか?
いずれにしろ、抜群の身体能力とセンスの持ち主という点でもほぼ一致している。
そこで、この3人もメモしておこう。
(あ)久保竜彦選手
【伝説】W杯とは無縁 規格外ストライカー 久保竜彦ゴール集
スーパーシュート~久保竜彦~
(い)久保裕也選手(23歳)
久保裕也、4人ぶち抜くスーパーゴールでチームは逆転PO入り!!
(う)久保健英選手(15歳)
【1G】久保建英(15) 4学年上のU-20日本代表で圧巻のパフォーマンス
【久保建英】15歳久保がU20初先発&初FK弾!独遠征で躍動
最後の久保健英選手の存在はその昔の三浦知良選手の登場に匹敵する印象がある。
40年前に三浦知良選手が単身当時世界最強のブラジルのサントスFCに行ってブラジルのプロ選手になったというのが、当時の青少年たちにどれほどの衝撃を与えたことか。いま50歳で現役プロサッカー選手であり続けるというのもまた世界への衝撃となっている。
同様に、久保健英選手が世界最強のFCバルセロナのユースに所属したということがどれほどの青少年に夢と希望を与えているかということで、非常に久保健英選手は三浦知良選手と似た境遇になる可能性が高い。
実際、久保健英選手の刺激が周りの同年代から先輩の選手たちへの大きな刺激になっているようである。
ところで、岡田監督の時日本がフランスW杯で初出場となった時、その三浦知良選手(および北沢選手)が「負のサプライズ」のメンバーに入ってしまった。つまり、代表23人に入れず、「24番目の椅子」に座る選手になってしまったのである。かわりに城彰二選手(および小野伸二選手)が入った。
同様に、ジーコ監督のドイツW杯出場の時、久保竜彦選手が「24番目の椅子」に座らせられることになった。
俺にはどうして我が国では時としてこういう不可解なことが起きるのかよく理解できない。
予選突破の立役者が本戦に行けない。
同じ運命は久保裕也選手にも起こった。
U23アジア予選で優勝の立役者になった久保裕也選手は、リオ五輪出場直前に所属クラブの監督から久保は出せないという命令が来て、久保裕也選手はなくなくリオ五輪を諦めたのである。
その結果、手倉森ジャパンは迷走を歩み始め、藤春、塩谷、興梠慎三選手を召集し、惨敗で敗退した。
つまりタイムラインが変わったのである。本来なら久保裕也選手が出場してベスト4入りのタイムラインのはずだった。
天才久保健英選手にはこの悲劇の運命が訪れないことを祈るのみだ。
しかしながら、すでに久保健英選手は、バルセロナでこれから一番大事な年齢のハイティーンになり、一番欧州サッカー選手が成長する時期にバルセロナから退団せざるを得ない状況になってしまったのである。
天才のなのに本戦に出場できない。
この運命、このタイムラインだけは、我が国の代表で変えなくてはならない。
ある意味、
「オカッチの呪いなんですナ。
」(お祓いに行け!)
いやはや、世も末ですナ。
おまけ:
【ケンカ腰】日本対UAE戦 酒井高徳がマジギレ!惚れてまうやろ【日本代表】やぎの喧嘩みたいですナ。

by kikidoblog2 | 2017-03-31 09:19 | サッカー日本代表