「結果から原因を探す法」:「日本人が櫻が好きなのは其の散り際が潔いからである。」
2017年 04月 07日
父の言葉(My father's words)
日本人が櫻が好きなのは其の散り際が潔いからである。
(The reason why the Japanese people love Sakura is the way of the great grace moment when Sakura's flowers are scatteredly falling by the wind.)
−− 数学者 岡潔(Dr. Kiyoshi Oka, a Great Japanese mathematician)
数学者 岡潔思想研究会
コブクロ 桜
みなさん、こんにちは。
さて、我が国ではあまり知られていないが、アメリカの教育界ではちょっと知られていることがある。
それは、いかにして教師の教育法を客観的に評価するかというものである。
簡単に言うと、どんな教師にも教え方や点数の付け方にその人特有の癖がある。それを評価するのである。
つまり、生徒に厳しい人、点数に厳しい人、甘い人。こういう側面から見るわけである。
それにはどうするか?
というと、教師に選ばれた基準となる生徒を送り込んでその生徒のテストの回答に対してどういう評価を下すかを見るというものである。
通常は、先生がさまざまな生徒の回答に点をつける。そしてこの場合は、先生が生徒を評価するのである。
ところが、逆に素性のよくわかった生徒の回答をどうやって評価するかを見て先生の評価の癖を見る。つまり、この場合はメタ先生が先生を評価するのである。
それをさまざまな先生に同じことを行い、それぞれの先生の評価の癖(特徴)を見る。(あるいは、同じ一回のテストの回答をコピーしてそれぞれ先生たちに点数を付けさせる。まあ、このやり方が一般的だろう。)
とまあ、大筋ではそういうことを行うらしい。
そうしておかないと、生徒の評価が同じAだったとしても、学校によってそのレベルが違うことになる。あるいは、先生によって生徒のレベルが違うことになりかねないからである。
これではフェアではないよ、というのがいわゆるアメリカのリベラルな学者さんたちの考え方である。
これに対して、どちらかといえば、我々日本人は最初からそんなことは不可能だと思う方に近い。人の評価など不可能だというようなものや、人生はいい先生と巡り合うから面白いとか、そういうふうな神がかった観点で物を考える。
だから、アメリカ式の評価法は発達しない。またする必要もない。
しかしながら、この論点の面白いところは、同じ回答であっても先生によって見る所、捉えるところが違うから、点数の評価が違うということである。だから、逆にその評価の癖を見れば、先生のスペクトルを分析できる。とまあ、こういう考え方にある。
数学でも幾何学の好きな先生であれば、幾何学的な問題を重視するだろう。解析学が好きな先生であれば、因数分解とか解の公式とかそういう数式処理に力点を置くだろう。
普通の見方では、
「幾何が好きな先生だから幾何に強い生徒が高い評価を得る」と考えるわけだ。が、今の場合は、
「この先生は幾何のできる生徒に高得点を与えたから、この先生は幾何が好きに違いない」と分析するというわけだ。
そしてリベラルアメリカ人なら、客観的テストなら、同じような性質の先生によって評価されるべきだという考えになるわけだ。
我々からすれば、かなり行き過ぎで行っちゃっているわけだが、分野によればそこまでやっているのである。特に言語学や英語教育の分野ではそうらしい。
さて、大分前置きが長くなってしまったが、我々人がやることには常にそういうことが現れる。つまり、同じニュース、同じテレビ、同じ本、同じ記事を見たり読んだりしても、人により受け取り方が正反対だったりするわけである。
ハエでも光を好きなやつも入れば嫌うやつもいる。だから、試験管の中にショウジョウバエの集団を入れて、暗闇に入れて、一方から光をもれさせると、試験管の一方の端に光を好むやつだけが寄り集まる。そこで半分に集団をわけて、その光好きだけを集めてまた同じことを繰り返す。そうやっていくとついには極めつけの光を好むハエが得られる。
この遺伝子を分析して、光を好むハエの遺伝子を特定する。そうやって光嗜好性のハエの遺伝子が見つかった。
人にもそういうふうにして、同じものをあてがってその正反対の反応を見ることにより、人の特徴を分離できるのである。
これが昔で言う「踏み絵」である。いまでも朝鮮では日本の国旗を踏み絵にして、「お前は親日派か反日派か」と分離しているわけである。日本国旗を踏み潰したり、焼き尽くせない朝鮮人は犯罪者扱いされるのである。その結果、親日派はどんどん海外に逃げざるを得なくなり、国内には超絶な反日派の朝鮮人しかいなくなるわけだ。
とまあ、こういう意味では、人の遺伝子もハエと同じように特定できるはずである。
つまり、遺伝的に日本人を見ると斬りつける朝鮮人がいるはずなのである。
同じように、日本や日本のこととなると、目くじら立ててディスカウントしたくなるという遺伝子も存在するはずなのである。最近の茂木健一郎がそういうふうになってきた。
最近の日本のテレビやダマスゴミもそういう印象が出てきてだれにも分かるようになってきているだろう。
そこで、例えば、こんなものがある。ちょっと行っちゃってる観のあるIn deep氏の記事だが、それがちょうど良い記事をメモしていたので、それをここにもメモしておこう。以下のものである。
日本の未来が頭の中でフェイドアウトしたとしても、昔の日本のことは忘れない
この中のNHKの引用記事が特にそういうものである。
「日本が最低」という言葉が並ぶ最近のニュース
4月1日 19時22分
内閣府が行った「社会意識に関する世論調査」で、現在の社会に全体として「満足している」と答えた人は65.9%と、昨年度より3.9ポイント上がり、この調査を始めた平成20年度以降、最も高くなりました。
内閣府は、社会や国に対する国民の基本的な意識を把握するため、ことし1月から2月にかけて、全国の18歳以上の男女1万人を対象に世論調査を行い、59.9%に当たる、5993人から回答を得ました。
それによりますと、現在の社会に全体として「満足している」、または「やや満足している」と答えた人は65.9%と、前回(昨年度)より3.9ポイント上がり、この質問を設けた平成20年度以降、最も高くなりました。
また、現在の日本の状況について、よい方向に向かっていると思う分野を複数回答で聞いたところ、最も多かったのが「医療・福祉」で31.4%、次いで、「科学技術」が25.8%、「治安」が22%などとなりました。
一方、悪い方向に向かっている分野を聞いたところ、「国の財政」が37.1%、「地域格差」が28.5%などとなったほか、「防衛」や「外交」を挙げた人がそれぞれ、昨年度より増えました。
In Deep氏はこの記事はエイプリルフールのジョークニュースではないか?という含みを持っているようだが、NHKにジョークはない。なぜならNHKそのものがジョークだからである。
というわけで、NHKの記者そのものが本気で「今の日本人はすべて最低なんだ」と信じ切っているわけだ。
つまり、何をいいたいかというと、ここで最初の先生の問題が現れるわけだ。つまり、「記者が社会を評価して記事を書く」から「書かれた記事からその記者の頭の中を評価する」という逆問題として見ることができるということである。
記事の書き方からその記者がだれかまで分かるようになるのだ。
物理ではおうおうにして逆問題という問題が非常に重要な研究となってきた。だから、社会学でもやはりこういう逆問題は非常に研究する価値が高い。
さて、その記事そのものをどうみるかだが、そこにはこんなデータがある。
野心や向上心欠如…日本人の「起業家精神」45か国中最低
resemom.jp 2017/04/04(ブラック企業の代表格の日本アムウェイなんていうねずみ講の犯罪会社のデータをとり上げてどうする?)
日本人は、45か国中で起業家精神がもっとも低いことが、日本アムウェイが4月4日に発表した調査結果より明らかになった。日本人は若いうちから起業への関心が低く、野心や向上心、自信、能力の理解が欠如しているという。
アムウェイ・グローバル起業家精神調査レポートは、アムウェイ本社が世界45か国の14~99歳の男女計5万861人を対象に対面と電話による調査を実施。調査期間は2016年4月~6月。「願望」「実行可能性」「安定性」に関する3つの因子から測定された起業家精神における度数を表す。
日本人は、起業家精神の度数を表す「願望」「実行可能性」「安定性」の3つの要因すべてにおいて、世界平均と比べて低い。特に起業の「実行可能性」は、世界平均が46%に対して、日本は13%と34ポイントも低い。
日本の若者、能力に対する自己評価が13か国中最低
newsclip.be 2017/03/16(アデコグループなんていう在日朝鮮系の反日サイトのニュースを取り上げてどうする?)
将来の職業に必要なスキルを身に付けていると考えている日本の若者は3割、世界各国の若者の平均は7割で、13か国中もっとも低いことが、アデコグループの調査結果より明らかになった。
就職に関する意識調査は、アデコグループが拠点を置く世界各国の18~30歳の若者9,572人を対象に実施したインターネット調査。
調査対象国は、メキシコ、スペイン、オランダ、イタリア、ノルウェー、日本、ドイツ、英国、米国、スイス、オーストラリア、ベルギー、フランスなど。実施時期は2016年3月~7月。
将来の職業に必要なスキルを身に付けているか質問したところ、73.08%が「はい」と回答。一方、日本は31.54%と全体の平均73.08%の半分以下で、13か国中もっとも低い。日本の若者の自己評価の低さが明らかになった。
DV相談、6万9千件で最多 13年連続増、警察庁まとめ(なんら朝鮮人犯罪を罰しないこんなパチンコップのデータを取り上げてどうする?)
共同通信 2017/04/06
昨年1年間に警察に寄せられたドメスティックバイオレンス(DV)の相談件数は6万9908件(前年比10.7%増)だったことが6日、警察庁のまとめで分かった。DV防止法が施行された2001年以降最多で、13年連続の増加。
刑法・特別法による摘発も8291件(4.8%増)で最多。罪名別では暴行4409件、傷害2991件など。殺人も既遂が2件、未遂が100件あった。
このように引用された記事の特徴からIn Deep氏そのものも判断されるわけである。つまり、「ブロガーが記事を選んで記事を評価する」から「選ばれた記事の内容からブロガーの特徴が評価される」ということになるわけだ。
まあ、むかしからIn Deep氏はかなり病的な側面あり、それが一種魅力でもあるのだが、精神病患者が病的な絵画を書いて有名になるということもあるように、社会の負の面ばかりに感激して同調する特徴があるからこそ、社会のホイッスルブローワーになれるというポジティブな面も存在するわけだ。
何事も一長一短。
さて、そこで俺の個人的見解はまったく上の記事とは正反対である。つまり、俺は社会の闇に近づくハエではなく、光に近づく方のハエだということですナ。
まず最初の「起業家精神のあるなしで野心や向上心欠如とみる」というやり方には反対である。賛成できない。
上のデータを見ても分かる通り、上位にある国は「破壊された国」である。あるいは、「歴史の浅い国」である。
つまり、こういう国には明確に目標が見える。
家がない国だったら、不動産業や建築業ができるのは当たり前だし、非常に分かりやすい目標になる。医者のいない国であれば、医者になりたがるのは当たり前。
ちょうど終戦直後の我が国のようなものである。その時代では若者の目標は明確だった。
だからといって、それは必ずしも向上心の欠如や野心の欠如とはみなせない。
発達した国や成熟した国では、起業するより漫画家になりたいとか小説家になりたいとか漫才師になりたいとか芸人になりたいというような別次元の野心が芽生えるものである。芸者さんになりたい。舞妓さんになりたい。
こういうものには、すでにプロダクションや店や先達の作った会社なり企業がある。だから、自分がわざわざ会社を作らなくてもいい。吉本興業、渡辺プロ、虫プロ、こういうものが存在しているわけだ。
ましてや別の統計データもある。
外人が衝撃「やっぱり日本はとてつもない国だった!」:日本の老舗企業の圧倒的な歴史に乾杯!
これを見て分かる通り、我が国日本は、世界で一番古い国家であり、その歴史ゆうに2700年もあり、民族としては数万年遡る。さらに1200年前の平安時代から続くような企業や500年前の戦国時代から続く企業などたくさん存在する。
さらには戦後できたソニーや富士通のような大企業もたくさんある。
企業の種類、数、大きさ、古さなどあらゆる面で世界最大クラスである。
桜の種類の多さが桜の古さを物語るのと同様で、会社の種類の多さが会社の古さを物語るのである。
そんな古い国でいまさら新規企業を作ったところでその60%が1年以内に終了である。
だから、第三世界の起業家と最先端最古の国の起業家を比較した所でまったく意味がないのである。
国連やWHOの馬鹿さはこういうところに起因する。要するにユダヤ人は国を最近まで持っていなかった。だから、国家のことがわからないのである。おそらく遺伝的に分からないはずである。数千年国家を持てずに来た人種ならなおさらだろう。
というわけで、ユダヤ人、ニダや人、アルよ人の類には国というものの概念が存在しないのである。あくまで人が中心で集まって騒ぐとそこが国になる。とまあ、そういう感じ方しか理解しないのである。できないのだろう。
自分たちが世界の超リッチな富裕層になった。だから、世界は自分たちのものだ。とまあ、そういう実に子供じみた感じ方しかないわけである。
風土にみる、風土と結びついた世界の感じ方、いわゆる日本人のいう情緒。こういうものは長い国の歴史がないとまず遺伝子に組み込まれないのである。
岡潔のように感じることはまずユダヤ人にはできない。
桜吹雪:「日本人が桜が好きなのはその散り際が潔いからである」
岡潔「創造の視座」:「西洋人は第二のこころがあるのを知らない」
桜吹雪2「桜の国日本」:「日本人が桜が好きなのはその散り際が潔いからである」
桜吹雪3「桜の国日本」:日本の桜を壊さないでくれ!桜の「十戒」誕生!?
桜の「十戒」
1.桜(ソメイヨシノ)は日本人の象徴であること
2.桜の偽物を栽培してはならないこと(成りすましの禁止)
3.桜の起源主張してはならないこと
4.桜の木や花を休ませ守ること
5.桜を敬うこと
6.桜を折ってはならない(汝、桜を殺す無かれ)
7.桜をみだりに揺らしてはならないこと
8.桜を盗んではいけないこと
9.桜の花をみだりに散らしてはならないこと
10.桜をみだりに切ってはならないこと
とまあ、そういうことなんですナ。ちょっと長くなってしまったナア。
いやはや、世も末ですナ。
by kikidoblog2 | 2017-04-07 13:14 | アイラブとてつもない日本