FIFA U17 W杯ベスト16日本参戦!:いや〜善戦むなしくあえなく撃墜された!体力なさすぎ!?
2017年 10月 18日
Jリーグ100年構想→絵に描いた餅
みなさん、こんにちは。
昨晩はリアルタイムでFIFAU17W杯の日本ーイングランド戦のライブニュースを見ていたから、あまり寝ていない。
我が日本代表はイングランドと0−0でPK戦まで進んだが、5−3で敗退。涙をのんだ。
それにしても日本選手のシュートがまったく枠内に行かない。重症である。
天才の呼び声高い久保健英のシュートもすべて枠外。何かが間違っている。
仮にシュートが枠内に行っても、大半がセーブされてしまう。
それに対して、相手のイングランドの選手のシュートはあわや失点という連続である。
また、イランや独の選手のシュートはすべて枠に向かう。
やはり日本サッカー100年構想の中の何かが間違っているのだろう。
Match 39: Iran v Mexico – FIFA U-17 World Cup India 2017→2−1でイラン
(ハリルの試合=保持率の低いほうが勝利)
やはりこのイランは強い。強豪メキシコを圧倒。特に9番が真のストライカーである。今やアジアのトップランキングに君臨するイランだけのことはある。
Match 40: France v Spain – FIFA U-17 World Cup India 2017→1−2でスペイン
(反ハリルの試合=保持率の高いほうが勝利。無敵艦隊スペインはどことやっても保持率で勝つ)
疑惑のPK判定→明らかに自分で転んだだけ
これだけ強いフランスでもこういう疑惑の判定で敗退する。これがサッカーである。
Match 41: England v Japan – FIFA U-17 World Cup India 2017→0−0PK5−3でイングランド
喜田のPK失敗
(一生言われるナ)
(イングランドの方が勝利への執念に勝った。久保が消えていた)
この森山U17日本代表は、前の試合でもそうだったが、この試合にもかなりはっきりした特徴が出ている。
選手が15分しか持たない。せいぜい20分しか走り続けられない。
のである。
https://www.nikkansports.com/soccer/ujapan/score/2017/2017101701.html
試合開始から15分は優勢に進められるが、その後15分動きが止まり劣勢になる。そして前半の終盤になるとちょっと頑張る。後半も前半は比較的動けるが、動きが緩慢になり劣勢で受けに回る。そして最後の最後だけ頑張る。
こんな特徴がはっきり出ているのである。
だとすれば、最初から自分たちのスタミナの無さを考慮した戦術や戦法があるはずである。たとえば、アルゼンチンのように、ほとんど動かずパスだけ回し続ける。そして、相手がバランスを崩したときだけロングフィードで裏を狙う。
このチームの自分たちのサッカーとは、「パス回しでボール保持率で上回る」だった。しかし、昨夜見ていた限りでは、ほとんど7割がた相手が保持していた。相手のパスを奪えないのである。だんだん相手のレベルが上がるにつれ、ミスが少なくなるからだ。
いまのJユースはパス回ししながら相手のミスや自滅を待つスタイルのチームがほとんどである。だから、国際大会になると、相手より自分の方がミスする率が上がるから、上位に勝つことができない。
その点イランは単純である。ゴール前のロングフィードで相手に競り勝ってそのこぼれ球を拾って決める。
いずれにせよ、いまはユースほどレベルは上がっているのだが、海外と比べると、プレーのスピードが遅い。全体的にプレースピードをあげるようなトレーニングすべきである。また、
攻撃はワイドオープン、守備は密集。
これを徹底させるべきだろう。
まあ、優勝候補のイングランド相手によく戦ったとは言えるだろう。
今後の糧にして欲しい。世界はそんなに甘くはないヨ。
Match 43: Mali v Iraq – FIFA U-17 World Cup India 2017→5−1でマリ
アジアのもう一つの強豪イラク、まったくマリに刃が立たず。マリの選手のスピードについていけない。
いや〜〜、このマリはかつてのナイジェリア、ガーナを彷彿させる身体能力の高いチームである。確実に明日のエンボマ、アデバヨール、ドログバがいるナ。
いやはや、Jリーグができてすでに四半世紀。
幾多の他のスポーツが大躍進している中、一向にサッカーだけは進歩なし。
Jリーグ100年構想は、いつまでたってもカウントダウンしない。本来なら、いまならJリーグ75年構想になっていなければならない。
永遠のJリーグ100年構想
絵に書いた餅
やはり、久保健英だけではだめだったナ。
そのうちレアルから中井卓大君がやってくるからそれまでの辛抱ですナ。
いずれにせよ、日本の男子サッカーの基本哲学が見えてこない。いつまでたっても見えてこない。
その点、日本のなでしこサッカーは明確なる基本理念がある。これは、
「サッカーの教科書、サッカーの基本に忠実にプレーする」という実に従順ななでしこにあったやり方である。
俺は男子もこれでいいのではないかと思う。スペインや独の真似をしてもしょうがない。
この意味では、やはり佐々木則夫監督をユース代表監督に抜擢して、なでしこの基本哲学を男子にも教え込んだ方が理にかなっていると俺は思う。
なぜなら、英米独仏の一般女性の平均身長体重より日本男子サッカー選手の方が小さいからである。日本男児は欧米人の女性並み以下の肉体および身体能力なのである。だったら、状況はなでしこジャパンと同じわけだから、体の大きな国の真似より、なでしこジャパンの真似したほうがランキングが上がるはずなのだ。
まあ、これまで何度もメモしてきたが、サッカー協会はこういうことを理解しない。
いやはや、世も末ですナ。
おまけ:
日本にも良い指導者は佐々木則夫監督のように女子サッカーを中心にいるが、単にサッカー協会が女子サッカーの指導者を差別して採用しないだけ。田嶋には選手時代からサッカー哲学はない。女子サッカーの福島ビレッジU16の監督コーチだった樋渡群監督は、ハリルの通訳として採用されたのみだ。

by kikidoblog2 | 2017-10-18 08:16 | サッカーU17W杯2017