「羽生選手特派員協会会見」が面白い!:4回転半5回転に挑戦!→はたしてどんなフォームになるか?
2018年 02月 28日
いやはや、あまりにいろいろのことが起こりすぎて再びETの手も借りたいほどですナ。
ところで、例のボケ老人顔化してしまった、立憲民主党の逢坂議員は
「未確認飛行物体が日本の領空に侵入した場合、どのような法令で排除するのか」
とお尋ねになったとか。そのお答えが、「当面、特段の検討を行っていない」とか。
それにしても、エイリアンに対しても「上から目線」でUFOを排除するとか、すごいですナ。逆にあっという間にこっちの方が駆除されるのでは?
さて、世の中どういうわけか、ボケ化しているような人間とそうではない人間との二極分化が激しくなったように感じる今日このごろである。これがアセンションでしょうか?
昨日の羽生結弦選手の外国人特派員協会の会見。これが非常に興味深かった。だから、これをメモしておこう。
私はたまたま見たのだが、一応最後までリアルタイムで見ていた。これである。
羽生結弦「人生すべてをかけた結果が金メダル」
外国人特派員協会
66年ぶり五輪連覇 男子フィギュア羽生結弦選手が会見(2018年2月27日)Press Conference: Yuzuru Hanyu
日本人記者クラブ 会見
どうやら、日本記者クラブと外国人特派員協会と連続会見だったようだ。
(あ)なぜ外国人特派員協会のメンバーは東洋人ばかりなのか?
おどろいたの外国人特派員協会の会見の方で、私はロイターとかCNNとかNew YorkTimesとかだから、西洋人ばかりだろうと思っていたら、ほぼ99%が東洋人だったことである。ほぼ全員が黒髪のアジア人。
これって我々陰謀暴露論者のいつも言っていることが100%真実だったっていうことだろうヨ。
「外国メディアの英字記事やその翻訳記事は、白人に成りすました在日韓国人が書いている。
だから、中身を反日に捻じ曲げ、著者である白人さんが言っていないことまで捻じ曲げて書いている。」
どうやらこれは本当だったということになる。それほど、アジア人が多かった。
いちばんおもしろかったのは、「4回転ジャンプの難しさを例えてくれ」という質問した東洋人が、”流暢な”日本語で
「女性が出産の時、スイカが鼻の穴から出てくる時のような痛みに例える」
といったことだ。
普通の日本人はそういうたとえはしないからである。スイカ、ウリと、鼻の穴、こういうのを使うのは
韓国人
なんですナ。だから、おそらくこの人は韓国人か在日韓国人ということになる。
実際、韓国のことわざにはこんなものがある。
「野生のまくわ瓜は、最初に独り占めした物が持ち主だ。」
「らい病患者の鼻の穴に差し込まれたにんにくの種もほじくって食べる。」
(い)4回転、4回転アクセル、5回転ジャンプ
私が一番興味深かったのは、これからのジャンプの可能性を聞いた質問であった。
羽生結弦選手がそれに対して、イメージトレーニングをすでに開始し、いつか5回転までできればいいなと考えていると言ったことである。
私は女子の場合浅田真央選手だけが4回転ができたはずだと考えているから、正直引退前に演技重視の佐藤親子の指導を受けたことが大失敗に導いたと考えてきた。
要するに、東大目指してもそこには受からなくても、早稲田が合格するとかというのと同じように、ゴールを最大限に高く設定するから、現実はその下になったとしても、その現実のレベルがアップするのである。
最初からゴールを低く設定したら、さらにそれより低いものしか実現しない。下は底なしである。
だから、浅田真央選手も子供の頃から4回転を目指してきたから、大人になって3回転アクセルが飛べたのであって、それを3回転アクセルをゴールにした瞬間アクセルが飛べなくなった。そして、3回転だけに落ち、さらにそれすら難しくなったわけだ。
つまり、いつも完璧に4回転を飛べるには、調子のいいときには4回転アクセル、場合によっては1年に数回5回転が飛べるとか、そういうふうになっていなければ、平常運転で4回転100%成功にはならないということなのである。
この意味では、考え方として私は羽生結弦選手の考え方が正しいと考える。
非常にすばらしい考え方である。まったく大賛成である。
オリンピックの走り幅跳びとか棒高跳びとか、100mとか、。。大半はたった一回だけ最高を生み出せばそれが記録として残る。偶然でもできればよろしい。しかもチャンスは2,3回ある。
しかし、フィギュアの場合は、そういうことができないわけだ。
演技構成の中で数回同じレベルのジャンプをし、それを全部連続で成功しなければ、一つの演技として認められない。そのためには、穴を開けることができない。
すべてを4回転で揃えるのであれば、普段は4回転アクセルが飛べるレベルになければならない。
普段より抑えても確実にできる状態でなければならないのである。
(う)どんなフォームになるか?
そこで、もし4回転アクセルや5回転ジャンプができるという場合、いったいどういうフォームになるか?
これについてはちょっと前から私は個人的に想像している。物理学的に面白いからだが、一応私の予想が当たるかどうかを記録するために、ここにメモしておこう。
まず結論からいうと、こんなフォームになると考えられる。
【NHK】【ノーカット実況なし】15歳で世界最高得点!ザギトワのショートプログラム<ピョンチャン>
そう、両手を頭上に伸ばすジャンプである。
これしかありあえない。そう私は考える。
スケート選手はあまり物理学そのものには詳しくないから知らないのかもしれないが、現在の男子選手のように両手を胸に引き寄せるフォーム
はおそらく4回転半が限度ではないかと思う。
(この中国人選手はジャンプの際に「目をつぶる」。はじめて目を閉じてジャンプする選手を見た)
なぜなら、スケートの回転は、
角運動量の保存則
古典力学で言えば、回転の運動方程式が決めてである。
ジャンプする前の回転のトルクが回転力を生み出し、いったんジャンプすれば、あとはそのときに得た角運動量の保存則から逃れられない。
角運動量は、回転半径✕回転速度である。
回転半径✕回転速度=一定
つまり、回転半径を小さくすれば、その分回転速度が増す。
したがって、いかにして回転半径を小さくするか?
このためには、両肘をいかに張らないですますか?これである。
したがって、現在の男子選手のようなジャンプでは、両肘がつくる回転半径が大きすぎ、回転速度が落ちることになる。
だから、メドヴェージェワ選手やザキトワ選手のように、両手を頭の上高くに伸ばし、両肘が自分の肩幅以下に収まるほうがよろしいのである。
また、両腕を上に伸ばすと、ちょうど「のび」をしたときのように、両足も伸びるから、足の方も回転半径が小さくなりやすい。
さらに、腕を頭上に持っていくために、両腕が下から上に運動するために、あたかも走り高跳びの選手が腕を下から上に持ち上げる反動を利用して上にジャンプするのと同じように、高くジャンプしやすいのである。
しかも、美的にも美しい回転になる。しかも高得点になる。
私はこのロシア女子の両手を上に挙げるフォームを考えだした人がだれか知らないのだが、実に賢い人だと思う。
一挙4得。
(1)美しい
(2)回転しやすい
(3)高くジャンプしやすい
(4)高得点がとれる
羽生結弦 平昌オリンピック 男子SP 111.68点 2018年2月16日
【NHK】【速報】羽生結弦、金メダル!66年ぶりの連覇!<ピョンチャン>
この原理はスピンでも同様である。
フィギュアスケート 超高速スピンを速さ順に並べました TOP5 【 It was lined ultra-hi 】超高速スピン回転速度対決!! 1位は 浅田真央? 村主? プルシェンコ?
最初大きく両手を広げたり足をキャメルスピンのようにして、それから徐々に腕を抱え込むに連れて、回転速度がまし、最終的に伸びのように両腕を頭上に伸ばすと最高速になる。
おそらく実際に体験している選手が一番その感じがわかっているのだろうと思う。
要するに、スピンで最速になる時のフォームを空中でやれば良いわけである。
というわけで、俺は、もし羽生結弦選手が4回転アクセルや5回転に挑戦するなら、そのときは、上の4回転の貴公子プルシェンコの最速スピンのときのようなフォームにならざるをえないだろうと推測するわけである。
ところで、4回転時代になって、選手の体つきに大変化が起こった事に気づいているだろうか?
そう、選手がスリムになったのである。
肩幅の狭い、スレンダーな選手だらけになったのである。
肩幅が大きかったり、胸板が厚いと、慣性モーメントが大きくなり、回転速度が落ちるのである。
だから、男性としては中性的な女性に近いスレンダーなボディーの選手ばかりになったのである。
羽生結弦選手と田中刑事選手を見比べたらわかる。
果たしてだれか本当に4回転半にチャレンジするのかいな?
ところで、最近は演技後半にジャンプしたほうが高得点になる。その理由は疲れが溜まって難しいからだというらしいが、ロシアのザギトワ選手は全部後半にジャンプを入れた。しかも両手をあげるスタイル。
いつも分からないかったことは、どうして日本の選手はすぐにジャンプして転ぶのか?もうすこしウォーミングアップを兼ねて身体が暖まってからジャンプするほうが理にかなっているのじゃないかと思っていたものだが、せっかく後半ほど加点されるのであれば、わざわざ最初にジャンプを入れる理由がない。
この意味でもロシア女子のコーチは非常に賢かった。
トゥトベリーゼ・コーチ
今回の会見で羽生結弦選手が一番言いたかったのは、こういったことをちゃんと研究してもらえる施設を作って欲しいというものだった。彼は科学的にフィギュアを研究し進歩させたいのである。
実に素晴らしい見識である。
この際、これまでのスポーツの筋トレとか食事とかを中心にした
国立スポーツ科学センター
のようなものもいいのだが、それ以外に、スポーツそのものの性格、技術、器具の開発、指導などを中心に行なうような国立のスポーツ科学研究センターも必要だろう。
はたして東京五輪や北京冬季五輪に間に合うか?
いやはや、世も末ですナ。

by kikidoblog2 | 2018-02-28 09:30 | 2018平昌五輪