ヤスミン聶記(せっき):「聶記」とは人の耳から耳へ伝わる歴史。ヤスミンちゃん5月に日本に来る!?   

「聶記」:
残酷な運命に翻弄されながらも いかに深く 人々や森を愛したかを……
「聶記」(セッキ)は「草に埋もれながら人の耳から耳へと語り継がれていく物語」を意味する監督の宮崎駿による造語であり、会意文字と思われる「聶(せつ)
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」(草冠(旧字体)に耳が2つ)は同氏による創作漢字である。


アシタカせっ記より



みなさん、こんにちは。

最近は仕事しながらいつも久石譲さんの交響曲ジブリを聞いているのだが、
その中に

アシタカ聶記
という作品がある。

このアシタカ聶記の「聶記」という単語、これは何を意味するのか?

と調べてみると、なんと宮﨑駿監督の作り出した造語だった。

本当は草冠に耳の字2つの耳耳をつけた1字で「せっ」ということになるらしい。

が、草冠の耳耳はないから、耳3つの聶で代用しているのかもしれない。


この「聶記」の意味。これが興味深い。

草に埋もれながら人の耳から耳へと語り継がれていく物語


イメージとしては、戦国時代のような戦いの場で、草むらに潜んだ兵士たちが、
休憩の場のようなところで、あいつはどうした、こいつはこんなやつだったとか、
兵士同士の耳を通じて伝聞が広がり、それが伝承とし記録され、
いつしか史記として刻まれていく。

つまり、戦地の現場の語り部が伝えた話。

こういうイメージである。

いまでいえば、口コミ、だろうか?あるいは、SNSやトゥイッターの伝承。


人々がネットやフェースブックやSNSやトゥイッターで広がった話が
歴史として伝わっていく。

こんなイメージかもしれない。


こういうものを「聶記」と呼ぶ。


科学の分野でも、いわゆる「耳学問」という言い方がある。

真面目には論文や本を読んで勉強したことではないが、
人の講演や茶会のお話として聞き知った話。

こういうものである。

しかし、研究の現場では、意外にこういうことが役立つ。

だから、「耳学問として学んだ物理の歴史」。
こういうものも「聶記」といっても良さそうだ。


さて、ちょっと前置きが長くなってしまったが、
最近この聶記にちょうど良さそうなものを見つけたのでメモしておこう。


そう、ブラジルの日系の歌姫、ヤスミンちゃんこと、
ヤスミン・ヤマシタさんのことである。


最近のものがYouTubeにアップされているか調べたところ、
やはり昨年のものがあった。これである。

Yasmin Yamashita AI SAN SAN (愛燦燦)


6ºFestival do Japão 2017-Brasilia-Yasmin Yamashita- Ano Oka Koete


Yasmin Yamashita (山下ヤスミン)ちゃん 「愛のうた」 2016/9/17


Yasmin Yamashita e Familia Lima " Showa Saigo no Aki no Koto " ( Hanabi Matsuri)


娘に… cover - ヤスミン山下 - 詞曲:吉幾三


山下ヤスミン – YAMASHITA YASMIN - ひまわり - HIMAWARI 2015


一年一年と成長してきているようだ。


そして、ついに今年の5月に日本へ!


ウェルカムトゥーJAPAN!

Yasmin Yamashita - Fukuoka Show 2018年5月1日



ヤスミンちゃんの歌がうまいんだって!
美空ひばり以来の天才だって!
ヤスミンちゃんが日本にくるんやて〜〜!
もうブラジルではだれもかなわないんだってさ!。。。


こういった草葉の陰の間のやりとり、おばちゃんたちの井戸端会議、
こういうもので伝わる歴史や事実

これが、「聶記」というものなんでしょうナア。


ところで、人間には「放射型」と「伝導型」の二種類がいる。
そういう意見をかつて披露したのは、
「反秀才論」で有名な柘植俊一博士であった。

ちなみに、この柘植先生は、あのヤワラちゃんに高校生で勝ったほど強かったが、
一番強かった時にはやわらちゃんの前にオリンピックにいけなかった
福見友子選手の子供の頃の柔道の師匠である。

日本女子の山口香が筑波大時代の指導者のひとりでもある。
柔道を科学的に研究した最初の理論物理学者である。

この柘植先生は、明治維新の志士の中で、

勝海舟と山岡鉄舟をとりあげ、
この二人は好対照であり、

勝海舟が「放射型」の人間であり、
山岡鉄舟が「伝導型」の人間だったと説いた。

つまり、その人についての、
本や新聞やニュースのような書かれた媒体、
いまなら映像媒体で一気に全世界に広がるというタイプ。
伝記や映画や写真などで世に知られるタイプ。

こういうのを「放射型」と呼んだ。

一方、全くこれと逆に、その人と実際にあって話したり、
いっしょに生活したり、いっしょに飲食したり、
こういう生身の体験を通じてその人の人となりを知り、
その人の考え方や思想などを知り、
それをその人の知人に伝え、
その知人がまた他の人に伝える。

こういうやり方で世に広がる人のことを「伝導型」と呼んだ。


まあ、理論物理学者だから、
マクスウェルの電磁理論とフーリエの熱伝導論の2つを
モチーフにして説明したのである。

その結果、放射型は知る人が多いために、後世まで話が残りやすいが、
多くは表面的なレベルに留まるが、
伝導型はその人の周りにしか伝わらないかもしれないが、
本当の話が生き残る。

そういう傾向にあると説いたのである。

だから、一般に勝海舟がやったことになっているが、
実際には山岡鉄舟がやったことがほとんどだったのだという
真実の歴史が語られる。

つまり、表向きのことは放射型、
その裏事情は伝導型で伝わるのである。

上の「聶記」は、伝導型の一種ということになるだろう。


とまあ、そんなわけで、
ヤスミンちゃんが今年の五月に日本の福岡に来るらしいぞ、
というも
一つの聶記というわけである。



ヤスミンちゃんの活躍を期待したい。


これを知った電通マンや博報堂マンが、
すぐに下世話のデビューなんぞを狙うとすれば、
あるいは安っぽいCMに出すとかして、
天才を堕落させようとするとすれば、
ブラジルの日系女医さんを目指し猛勉強中という、
ヤスミンちゃんにとっては偉い迷惑千万の話
というわけだろう。

ぜひ邪魔だけはしないでもらいたい。



いやはや、世も末ですナ。






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by kikidoblog2 | 2018-03-02 09:36 | 個人メモ

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