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「神の物理学」:我らが保江邦夫博士、ついに神様の物理学を発見!   

みなさん、こんにちは。

さて、今回は久しぶりに我らが保江邦夫師範の本の話だ。

数日前、たしか3日前に、久しぶりにアマゾン検索で最近保江先生はどんな本を書いているのかな?と見てみたところ、あったあった。どんどん新しい本が出ていたんですナ。相変わらずますますパワーアップ。

ちょうど昨年のノーベル物理学賞で我が国の東大の甲元眞人先生がノーベル賞をとり損なったばかりだが、世代というとちょうど甲元先生と同世代なんですナ。保江先生は。

甲元先生が東大出身で、当時の学園紛争に嫌気が差して米シカゴ大学に移った頃、保江先生は東北大天文から京都大物理に移られた。

方やシカゴ大のカダノフ先生の随一の弟子なり、方や京大の湯川秀樹先生の最後の弟子となった。

私は、その甲本先生がワシントン大学でポスドク時代にサウレスに教えた、例のノーベル賞の受賞研究を行って、勢い勇んでユタに移られた時の最初の大学院生だった。が、すぐに東大に帰国されたので、その後私自身は、最初クレッグテイラー先生のもとでアモルファス研究をやり始めたが、すぐにヴァーディニー教授が来たので、新しい研究室の立ち上げを手伝えとポリアセチレン中のソリトンの光学実験をする予定だったが、理論の論文を書いてしまったがために即座にクビになり、最終的に理論のサザーランド博士の二番目の弟子に入れてもらった。

この頃の論文がこれだ。
Localization of optics: Quasiperiodic media
Mahito Kohmoto, Bill Sutherland, and K. Iguchi
Department of Physics, University of Utah, Salt Lake City, Utah 84112


それから、30年ほどしてヒカルランドで保江先生と対談したわけで、結局、まわりまわって、双方の流れと連結することになった。


そして数年の月日が経ったが、ついに保江先生、私が刺激した「岡潔の宇宙観」と「湯川秀樹の素領域」との結びつきに目覚め、それまで合気道や愛魂の研究、スピリチュアルの研究で大忙しだったのだが、再び物理の世界に舞い戻った。

その頃の本がこれだった。

「湯川秀樹の研究を引き継いだ異能の物理学者・保江邦夫に取材! 超常現象や奇跡はなぜ起きる? 」
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それから何年か過ぎ、先日発見したのが、なんと「神の物理学(Physics of The God)」だった。これである。
神の物理学: 甦る素領域理論 単行本 – 2017/11/10
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いや〜〜すごい!

ついに神の領域にたどり着いた。

これは買わない手はないと思って即座に本屋に注文にいくと、本店に在庫があり、2日で到着。それが昨日で、電話連絡がくるやいやなすぐに買いに行って中を読み始めた。

そして俺は思った。

「これは俺のために書かれた本だ!」
「たぶんこれを全部完全に理解できるのは俺だけだな」


とまあ、そう思ったわけですナ。

そして夕べからずっと少しずつ読み始めている最中である。

まだ全部読んでいないが、まあ時代背景もあり、保江先生の「湯川秀樹の素領域の理論」と中で主流を占めている保江先生の盟友、中込照明先生の「量子モナド理論」は、アインシュタイン時代の影響があり、相対性理論を正しいという前提の下に語られている。つまり、理論が定式化されている。

ところで、私はニコラ・テスラの信奉者であるからして、ニコラ・テスラの生涯最大の敵、アルベルト・アインシュタインの理論はまったく根拠なしと信じていない。アインシュタイン理論の不備、実験反証例は無数に存在する。

同様に、ヘビサイドーギブス流の普通のマックスウェル方程式では説明できない物理現象もたくさん存在する事も知っている。だから、いかにマックスウェル理論を書き換えるかというたくさんの最近の研究があることも知っている。

だから、私は湯川秀樹先生の「素領域理論」の空間の素と素励起としての素粒子というアイデアには実に慧眼であると賛成するのだが、そこからすぐにアインシュタイン理論を正当化する方向には、「おっとちょっと」という立場である。

別に光の速度が素領域の励起の最小滞在時間で決まるという考え方でも良いのだが、そのすぐ後にでてくる、他の素励起の速度がその光速度より常に遅くなければならないという、アインシュタインの相対論の仮定は、

まったく必要ない!

というのが私の考え方である。

別に、光は素領域の自発的対称性の破れで出てくる南部ゴールドストーンボゾンであってもよろしいが、他の励起はそのスピードを超えるものあっても何ら問題はないのである。

このモード、つまり光、あるいは、クロノンは物性論で言えば、音波に対応するから、音速より早い、励起モードは確実に存在し、電荷は音速以下でもスピノンは音速以上でも良いのである。

まさに、これを証明したのが、昨年甲元先生のサウレスといっしょにノーベル賞をとったハルデーンだったのである。まさに昨年のノーベル賞の研究こそ、このスピン-チャージ分離といわれる効果の最初の発見であった。

だから、別に素領域上を動き回る粒子に対応する励起の速度が光の速度を超えても何ら問題はないのである。大事なことは、速度が有限だということである。ニュートンのように無限の速度ではないのである。

同様のことは、プラズマと電磁場が交差する場合にも生じる。光である電磁場が金属電子の雲の中を動く時、つまり、光が金属中を透過しようとする時、光は電子のゆらぎと結合し、その結果光に質量が生まれるのである。この場合の光は真空中の光より早くなる。つまり、光はプラズモンと呼ばれるプラズマ粒子になるのである。そしてこの場合には、光に縦波成分が加わり、縦波になる。電荷振動は縦波なのである。

実はこれが最初のアンダーソンーヒッグス粒子の登場だったのである。プラズモンは一種のヒッグズ粒子である。

というわけで、励起が光より早くなるということは特に問題ではないのである。

スピン系ではスピノン、電子系ではプラズモン、こういうものがその系の光速度を超えることは驚くことではない。

驚くべきことは、素領域の集まりが全体として同期されている方なのである。これがニュートン時間に対応するものである。中込照明博士の量子モナド理論でもっとも大事なものがこれである。

宇宙全体は微子細細にいたり、時計が同期していること。

つまり、電子計算機のCPUと同じで、すべてが同期して同じ時間をしめさないと、正しい演算処理ができない。

宇宙にはこういう特質がある。これが実は、天文学者が宇宙全体のシミュレーションを古典ニュートン方程式だけでうまく銀河や星団を描き出す事ができる決めてなのである。

宇宙は無限ではあるが、一つであるために、そのどこかの変化は宇宙全体の変化になる。すなわち、宇宙全体が絶対時間を持っている。

これまたアインシュタインの相対時間とは相容れない概念なんだが、素粒子論者は、はじめにアインシュタインありきで始まるから、往々にして自己矛盾した概念であってもそれに気が付かないということが多い。

その点、現実主義者の物性論者はそういう間違いが少ない。

こういうふうに、もし保江邦夫博士が

素領域の同期→絶対時間の存在
光速度不変最高速度→光速度超える励起→スピン電荷分離


と、より一般化すれば、おそらくより完全な素領域理論が誕生するのではなかろうか?

とまあ、これが俺が気がついた部分だが、


さて、保江先生の本には最大なる隠し玉が仕込まれていた。

この隠し玉=大目玉を見るだけでもこの本を買う価値があった。

それが、芸術の都フランスのレジオンドヌール勲章を受けた、松井守男画伯の絵が沢山挿入されていることである。

Univers
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Yamato Damashii
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とまあ、そういうようなわけで、我らが保江邦夫博士、ついにやってくれました。

神様の物理学を発見!

「神の物理学」


たぶん世界一運の強い、マリア様のご加護のあるお方だから、きっとノーベル物理学賞をお取りになるのではないかナア?


こんな素晴らしい本が売れないとしたら、


いやはや、世も末ですナ。



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by kikidoblog2 | 2018-04-23 10:49 | 保江邦夫・素領域・愛魂

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