HAARPモニター観察:再び6月下旬の400nTの地震電磁波到来!東北と九州が要注意か!?
2018年 06月 27日
最近の震度4地震は見事に予想的中した。
HAARPモニター観察:6月下旬の400nTの地震電磁波到来!
やはりGPSによる電離層の電子濃度変化データは大地震の短期予測には有用だということを示しているだろう。
さて、今日も400nTの地震電磁波が到来したようなのでメモしておこう。方向は我が国の大円にあたる。
まずは宇宙天気ニュース。
宇宙天気ニュース
2018/ 6/26 12:45 更新
太陽風磁場が南向きに強まり、磁気圏の活動も高まっています。
担当 篠原
昨夜、25日19時(世界時25日10時)頃から、
太陽風磁場の南北成分が
南向きに強まる変化が発生しています。
初めは -5nTくらいでしたが、
磁場強度が10nT近くへ高まるにつれて、
南向き磁場も-8nTくらいまで強まっています。
一方、太陽風の速度は、
400km/秒と平均的な状態で安定しています。
変化の様子から、フィラメント噴出などで、
太陽から磁場の強まりが流れてきたのかもしれません。
南向き磁場の強まりによって、
磁気圏の活動が高まっています。
AE指数は、1000nTに達する規模の変化が半日近く続き、
最大で1300nTに達しています。
Dst指数も、速報値で -51nT の変化になっていて、
小さい磁気嵐が発生しています。
DSCOVR衛星のグラフの最後では、
磁場強度は7nTにやや下がり、
南北成分は0nTに近付いています。
このまま磁場が北向きに切り替わると、
磁気圏の活動は、一転して静かになるでしょう。
SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
見つけにくくなってしまいましたが、
南半球のコロナホールが西に進み、
影響の始まりが近付いています。
今後の推移に、引き続き注目してください
太陽は、2713黒点群が沈んで、
X線グラフの全体の強度も下がっています。
2715群は特に活動はなく、太陽は穏やかです。
カナダモニター群
NOAAのモニター群
地磁気揺らぎ
X線揺らぎ
電子濃度
AE指数(速報値)
さて、梅野健博士のGPSによる地震予知の研究の話
[地震予知]:「京大梅野健博士のGPSによる地震予知法」あっぱれ!
の焦点であるGPSデータも一般公開されている。以下のものである。
GEONET 準リアルタイムGPS全電子数マップ
そこで、今度のものも局所的にはどのあたりに来そうか予測してみよう。
このGPSのデータが赤くなった場所は要注意の場所である。
今回昨日400nTの地震電磁波が出た時、我が国の電離層はこういう感じだった。




つまり、最初に東北、次に関西、その次に九州、そして太平洋側の関西と東海、そして九州。
これらが電子濃度が変化した場所であり、そのゆらぎがカナダの地磁気モニターで観察されたというわけである。
したがって、2日から数日のうちに、M5程度の地震が来る可能性があるということになる。まあ、M5だから、震度4前後程度である。
2日後だとすると、明日ということになる。
というようなわけで、最大で震度4程度が、最高で、東北、関西、九州、東海と関西、九州の5回。少なくとも東北、九州の2回来る可能性が高い。
いずれにせよ、一番濃度変化が強く、そして長かった場所は、東北の日本海側と九州の西側である。
もっとこのデータが細かく見れるようになると、震源域をもっと局所的に予測可能なのではなかろうか?
京大の研究の進展を期待したい。
備えあれば憂いなし。
いやはや、世も末ですナ。

by kikidoblog2 | 2018-06-27 09:51 | 地震・地震予知・噴火