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ロシアW杯番外編:懐かしいオフサイドトラップ→西野ジャパンのオフサイドトラップは完璧だった!   

みなさん、こんにちは。

いや〜〜、懐かしいプレーが炸裂。

日本ーセネガル戦で日本がとったプレーが実に懐かしい。これである。

日本代表の絵に描いたようなオフサイドトラップW杯2018
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昌子源、反応遅すぎ


このプレーは通称「オフサイドトラップ」というもので、1970年代のヨハン・クライフのオランダの常套作戦だった。

だから、当時我々も頻繁にこれを使った。

私も甲府南高校2年の時、新人戦の対韮崎相手にこれを使い、延長1−0で学校史上初めて甲府南が韮崎に勝利したのである。


相手のキッカーが蹴るモーションに入った瞬間に、キャプテンの

「上がれ〜〜」

という号令とともに、全員が一斉に前にダッシュし、敵チームをその場に残す。

また、前にいる選手たちがもし失敗した場合のフォローに逆方向に入る。

セオリー通りの完璧なオフサイドトラップであった。お見事。グッジョブ。


上の映像をみると、背番号3が1人「出遅れた」。

だれだと思ってみると、昌子源選手だった。

一人でもぼんくらのボンヘッドがいると、この作戦は見事に悲劇に変わる。

ゴール前でフリーになった敵の選手にボールが渡り、キーパーが1人で勝負しなければならなくなるからである。


最近はこのオフサイドトラップはまったくしなくなった。

Jリーグを見ていてもいつも不思議に思ったものだが、全員が前に出ればいいだけのことである。


要するに、普通にFKを行った場合、身体能力で負ける場合には、オフサイドトラップをかけて防ぐ。

これが定石である。



どうやら西野監督はちょうど私と同じ時期に青春期を生きていたため、同じことが頭の中を去来した。

高さで負ける相手に勝つためにはオフサイドトラップしかないと。


必ずオフサイドトラップをかけるとわかってしまうと、これまた危険でもある。

また、オフサイドトラップをしそうかどうかを蹴るフリをして止めたり、フェイントを入れて見破られるとまずい。

相手がサインプレーで横にオフサイドではない位置の選手を置き、その選手にパスするからだ。


サッカーは頭でするスポーツだ、といわれる所以がこういうところにある。



頑張れ、日本!




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by kikidoblog2 | 2018-06-27 15:37 | サッカーロシアW杯2018

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