ロシアW杯:準々決勝ウルグアイ0−2フランス、ブラジル1−2ベルギー→「驕れる者久しからず」   

平家物語 祇園精舎の鐘の声



みなさん、こんにちは。

歴史的カウンターアタックにわが日本代表は負けたが、いまやこれまた歴史的梅雨前線による大雨のカウンターアタックにより、日本全国が大被害にあっているようである。

ここ徳島の阿南は台風の通り道にあるため、比較的大雨には強い。我が家も特に問題なくやりすごしている。長い大雨の歴史で防風に弱い地形や土地は淘汰されてきたからだろう。

しかし、瀬戸内海近辺とか、九州や中国や関西は台風には弱い。

お亡くなりの方々のご冥福をお祈りすると同時に、被災したりしつつある人達にお悔やみ申し上げます。

はっきりいって、これは我が国日本に対する「気象兵器」による気象戦争である。これについてはまたあとでメモすることもあるだろう。

また、我が国では、麻原彰晃のオウム真理教が最初に気象兵器や地震兵器による攻撃、こういうものを社会で取り上げたのだったが、その麻原他幹部数名が同時に死刑になった。

これと今回の大雨が重なった。実に歴史的皮肉である。


さて、ロシアW杯の昨夜と今朝の試合、ついにベスト8の第一、第二試合が行われた。

第一試合は、ウルグアイーフランス、第二試合は、ブラジルーベルギー。

ともに南米の雄がいいところなく負けた。

結論から言うと、サッカーの言葉でいうと、いわゆる

走り負け

というものである。


大スターエースの点取り屋がいたチームは、中盤のゲームメーカーや走力のあるボランチのいるチームにことごとく惜敗した。

ロナウドのポルトガル、
メッシのアルゼンチン、
イニエスタのスペイン、
ミュラーのドイツ、
スアレスのウルグアイ、
ネイマールのブラジル、

要するに、チームに一人でも怠けたFWやサボるやつがいたら、現代サッカーでは90分の大半が10人の戦いになるから、ずっと不利になる。

勝つためには、FWも攻守に走りきらなければならない。
同様に、GKも簡単のボールをキャッチセーブするだけではなく、11人目のフィールドプレーヤーとしての役割を果たさなければならない。

このサッカーの大原則である、11人対11人の戦いで不利になったほうが敗退したように見える。


また、結果的には大スター選手たちは欧州のビッグクラブのFWのトップスターだから、汗かき役は他の選手が行う。

レアルのロアウド、バルセロナのメッシ、ミュラーのバイエルン、。。。

みな他の選手が彼らのために汗かき役で走り回る。

そういう選手の中に、クロアチアのモドリッチ、ベルギーのアザールやデ・ブライネなどがいる。


要するに、トップスターや花形スターは、ある意味で、ビッグクラブでスポイルされているのである。


この構造は、我が国のユース育成で、ビッグネームのJリーグの下部組織の若手がスポイルされてしまうのと良く似ている。

つまり、選手全員がサッカーがうまいものが集まっているから、一人ひとりはそんなに頑張らなくても勝つことができる。

それを数年もやっていると、試合中に頑張るという気持ちがなくなっていく。こうして、技術的にも体力的にも楽にいいとこ取りしただけの選手たちが育成されることになる。

だから、逆に中学時代にJユースに入れなかったような、本田圭佑、長友佑都、柴崎岳のような選手たちが高校サッカー部に行き、そこでもっと原始的かつ原理的な肉体改造や体力トレーニングを行うことから来る、本質的な技術力アップを経て、彼らが成人する頃には、技術もアップし、肉体の身体能力に裏打ちされた技術が付き、いつしか日本代表の中核を担うという、大逆転現象が起きるわけである。


西野監督は、Uカテゴリーに非常に良い選手が育っているというが、私個人はたしかに才能という面ではそうだが、育成という意味ではかならずしもそうではないと考えている。


柴崎岳選手が育成された青森山田のノルマや義務の一番初歩的能力は、

1500mを4分55秒以内に入る

という走力テストである。青森山田のサッカー部員は、これをクリアしない限り、ボールを蹴る資格を与えられない。一年でレギュラーになった柴崎岳選手も例外なく、これをクリアしたはずである。

はたして、今現在のJユースの選手でこのテストに合格するものがどれだけいるだろうか?
バルサ出身のFC東京の久保健英やレアルの中井卓大がこれをクリアできるとはとうてい思えない。

同様に、Jユースに「へたくそ、体が小さい」という理由で落とされた長友佑都は、東福岡の高校時代に

1日数十本の坂道50mダッシュ

を繰り返したという。

はたしていまのJユースの何人がこのテストをクリアできるだろうか?

要するに、ユースには才能が集まっているとしても、その才能を引き出すための基礎技術と基礎体力のアップをするだけの強いトレーニングがないということである。


若い時代に1日100m走70本の行ったり来たりの往復、1500m走4分台後半の持久力、こういうものがなければ、デ・ブライネやアザールやモドリッチに走り勝つの不可能だろう。

サッカーの技術力は個の才能もあるが、走力は練習次第である。やればやっただけの能力がつく。

シュート力も同様である。シュート練習しないから伸びない。

要するに、「やらないから伸びない」という面が非常に強い。

単にダッシュするだけでは飽きるしきついだろう。だったら、ダッシュの先にボールを置いて、ゴールへシュートする。レアルのシュート練習のようにしてダッシュをシュート練習に組み込めば、シュート練習50本も可能だろう。
レアルのえげつないシュート練習

こういうふうにきつい練習をちょっとの工夫でやりすごし、結果的に肉体改造につなげるのだ。


大分前置きがながくなってしまったが、昨日と今朝の2試合もメモしておこう。

準々決勝。

(Q1) ウルグアイーフランス戦

ウルグアイ:サイ
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…大きなツノを持ち、簡単には倒せないが、ライオンを脅かすほどではない


vs

フランス:ゾウアザラシ
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…見た目よりずっと強くプライドも高いが、百獣の王の称号を争う実力はない


の戦い。

ウルグアイーフランス→2−0でフランスの勝利
Uruguay v France - 2018 FIFA World Cup Russia™ - Match 57



(Q2)ブラジルーベルギー戦

ブラジル:ライオン
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…誰もが認める百獣の王。縄張りの中心からすべての獲物を見据える


vs

ベルギー:スイギュウ
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…あまり見ることがない動物だが、戦ってみると怖い存在かもしれない


の戦い。

ブラジルーベルギー→2−1でベルギーの勝利
Brazil v Belgium - 2018 FIFA World Cup Russia™ - Match 58



もし日本が2−0でうまく逃げ切り、ブラジルと戦えば、ひょっとしたら日本代表が勝ったのかもしれませんナ。

もっとも川島がいる限り後ろはザルだから危ういだろうが。


ブラジルも同点、逆転のチャンスが十分にあったが、やはりネイマールの演技による雰囲気の悪さが天罰を持ち込んだ感じである。

ブラジルのシュートはことごとく枠を外れた。

逆に、ベルギーにとっては、日本戦で得たサッカーの教訓がそっくりそのまま生きた感じがした。途中から、日本戦の前までのベルギーというよりは、統率のとれた日本代表のように見えた。

日本の侍魂がベルギーの赤い悪魔に乗り移ったのだろう。

とまあ、そんな素晴らしい戦いだった。


そして、ベルギーの司令塔デ・ブライネのシュートは乾のシュートの再現であった。


驕れる者久しからず。


この諺の言う通りであった。



頑張れ、日本!





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by kikidoblog2 | 2018-07-07 15:36 | 2018ロシアW杯

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