ロシアW杯:準々決勝クロアチアPK4−3露、英2−0スウェーデン→「口を隠してしゃべるトレンド」
2018年 07月 09日
今日は朝から久しぶりにお日様を見ることができた。これから真夏になっていき非常に暑くなるだろうナア。ちなみに、ここ阿南は7月1日に海開きである。だから、もう海の家はずっと前から登場している。
さて、ロシアW杯の準々決勝の第3、第4試合をメモしておこう。
高校サッカー県予選でも、準々決勝あたりから準決勝あたりが一番おもしろい。優勝候補どうしが早くあたってしまう場合や優勝候補にチャレンジする場合があるからでもある。
ロシアW杯でもそうで、このあたりで優勝候補の呼び声の高い、本来なら決勝戦でみるべき試合が、ベスト8で対戦してしまった。ブラジルvsベルギーなどがそうだろう。
(Q3)ロシアークロアチア戦
クロアチア:オオコウモリ

…存在感はないが、棒立ちしていると襲われて大怪我を負う
vs
ロシア:オオアリクイ

…掴みどころのないオーラを漂わせているが、つまるところアリを食べる動物である
の戦い。
ロシアークロアチア→2−2同点のPK戦4−3でクロアチアが辛勝
Russia v Croatia - 2018 FIFA World Cup Russia™ - Match 59
ホスト国のロシアの快進撃もついにPK戦で終了。ご苦労さまでした。お疲れ様。
(Q4)イングランドースウェーデン戦
イングランド:マンドリル

…強そうな風貌をしているが、誰も戦うところを見たことがない
vs
スウェーデン:ハスキー犬

見た目は怖いが、意外に優しいところがある
の戦い。
スウェーデンーイングランド→2−0でイングランドの勝利
Sweden v England - 2018 FIFA World Cup Russia™ - Match 60
イングランドの若手中心の「黄金世代」がついにあと2つまで迫ってきた。
こうしてみてみると、若手の育成のうまくていっている国とそれに失敗している国との差が出た大会である。
フランス、イングランド、ロシア、ブラジルなどが若手育成に成功している国々。
スペイン、ドイツ、アルゼンチン、ウルグアイなどが若手育成に失敗している国々だろう。
我が国日本代表はどちらかとえいば、若手育成に失敗してる国に入る。
しかしながら、長寿国の日本人の場合は例外的と言えるかもしれない。
なぜなら、子供の成長を比較すると、だいたい西洋人より数歳、アフリカ人より10歳は成長が遅い。
だから、欧米南米のアフリカ系の黒人選手が、19歳でトップレベルに入ってくる頃、我が国の19歳はまだ彼らの小学生レベルの肉体にすぎない。あるいは、中学生レベルである。
20台後半、29歳くらいになってやっと一人前の大人の体つきに変わる。
だから、他国ならイニエスタのように30台になるととたんに老化し始めて劣化してくるが、日本人選手はその頃でも元気ハツラツに長友選手や乾選手のように走り回ることができる。
マラドーナは私よりずっと若いが、明らかにいまの還暦過ぎた私の肉体より老けている。ブラジルのロナウドもそうである。彼らは肥満でもう走れない。イニエスタも数年のうちにそうなっていくだろう。
この食生活と遺伝からくる事情は避けがたい。
この意味では、日本代表は、他国と比較して「オジンジャパン」「オヤジジャパン」くらいになったほうがちょうどいいという面も無きにしもあらず。
他国の選手たちが、若くして結婚して子供を作るのもそれなりの理由があるわけである。
基本的には外人は人生50年なのである。一方、我が国では人生60年くらいには伸びている。これは寿命という意味ではなく、実質的な若さの能力の意味でいっている。
ひょっとしたら、欧米のサッカー選手は引退後みんな日本に住んだほうが健康のためにはいいんじゃないかナ。少なくとも母国よりは長生きはできそうだ。もっとも大雨で流される場合も地震に潰される場合もある。
日本代表にネイマールが帰化して入ってくれたら、確実にベスト4は行けるだろう。そこにメッシやロナウドも入る。イニエスタとシャビも入る。
世界のスーパースターを日本人に帰化させる作戦もありかと。
まあ、冗談はよしこさん。
いよいよ準決勝と決勝だけになってきた。
準決勝は、フランスーベルギー、クロアチアーイングランド。
ひょっとしたら、ベルギーーイングランドの決勝戦で、予選リーグの再現になるかもしれませんヨ。
そして、イングランドが予選リーグのリベンジを果たし、イングランドの黄金世代が、
U19, U20, W杯とすべて優勝という完全制覇の偉業を果たすかもしれませんナ。
私個人は、クロアチアに優勝して欲しいが。
フランスとベルギーは似ているチームだから、どうなるか?言葉も似ているようだし、とういうより、ベルギーの半分はフランス語圏でもう半分がオランダ語圏(ドイツ語圏)だというから、親戚チームですナ。
お互いに相手の話が聞こえるというのはやりにくいのかもしれない。
ところで、今大会で特に気がついたのは、選手たちが手を口の前に持っていって、口を隠して話をする場面が非常に多くなったということである。
野球の選手がグローブで口を隠して話すというのと似たようなことだが、欧米のサッカー選手がみな口を隠す仕草が非常に気になった。

日本人のように、「目で語る」時代に入ったのだろうか?
いやはや、世も末ですナ。

by kikidoblog2 | 2018-07-09 09:23 | サッカーロシアW杯2018