女子「君が代唱って優勝」、男子「君が代小さく準優勝」:「サッカーの前に君が代を教えろ!?」
2018年 09月 03日
みなさん、こんにちは。
昨日4年ぶりのアジア杯インドネシア大会が閉幕したが、サッカーは女子が優勝、男子が準優勝した。
なぜ同じような状況で、女子は勝ち、男子は負けたか?
女子
【アジア大会ハイライト】なでしこ 2大会ぶりの金メダル!
【アジア大会ハイライト】サッカー男子 銀メダル
というと、結論から言えば「君が代の祝詞効果」の差、すなわち、
女子はちゃんと君が代を歌ったが、男子はちゃんと君が代を歌っていなかった。
この差が大きいナア。
男子のサッカー選手にも、「君が代斉唱」の祝詞効果についてもっときちんと教育すべきですナ。
実際、韓国代表はテレビから聞こえるくらいの大きな声で国歌を歌っていたが、日本代表はまったく声が聞こえない状態でちょっと口パクしているだけに見えた。

やっぱり、国際大会でも夏の甲子園の金足農業の校歌斉唱のようにやってほしかったナア。
金足農業 甲子園 秋田県代表 校歌 仰け反る ネットで話題
ところで、この反る歌い方をすると腰をやるなんてバカのこと言っている解説者がいたが、腰を反っているわけではなく、膝から折って後傾しているわけだ。サッカーのヘディングと同じ。まったくスポーツの原理を知らないんだナ。ほんとアホな解説者が多い。
もしこのチームがしっかり金足農業のように君が代斉唱していたら?
おそらく、後半終盤の絶好機に岩崎選手が後ろの上田選手に気がついてスルーをし、そのシュートが入って、まさに女子の菅沢選手のようなヒーローになったはずである。
しかし、スルーすれば入ったものを岩崎選手は自分で打って自爆した。
どうも今大会についてもダマスゴミメディアの新聞では、
韓国がU23で日本がU21だから、韓国が日本より格上だから、日本は負けても良い、よくやった、
というような論調が多い。
しかし、これは変だ。おかしい!
例えば、柔道で、日本の18歳の高校生が日本の代表になり、相手の選手は20台後半のリオ五輪入賞者だったりするが、見事に勝利して金メダルを取っている。
つまり、
代表に年齢は関係ない!
ひとたび代表として選ばれたからには、格だとか年齢だとかに無関係に勝利しなければならないのである。
どうも他のどのスポーツでも当たり前に常識として正しく理解されていることが、サッカーだけには適用されていないように見えるわけだ。
U21日本代表だからアジア大会で負けて良いと思って戦ったとすれば、それだったら最初からオーバーエージを使えばいいし、もっといい選手を出すべきだろう。森保監督の任命責任ということになる。負けたら森保は解任だヨ。普通は。
この問題は、日本サッカー協会に対してスポーツ庁がちゃんとクレームすべきだろう。
ところで、アジアのレベルも年々上がり、これまで常に圧勝してきた日本と韓国と中国もそう簡単には勝てなくなってきた。
もっとも戦前の男子サッカーでは、むしろ日本や韓国は弱いほうで、スペインの植民地でったフィリピンや、イギリスの植民地になっていたインドの方が強かったという。
また、女子サッカーのアジアの雄は中国であった。最近ではそれに南北朝鮮が入った。
我が国のサッカーが強くなったの、男女ともに極めて最近のことにすぎない。この20年のことである。
ところで、我が国にサッカーが伝来したのは、ほぼ大英帝国海軍が日本に渡航するようになった江戸末期から明治初期のことである。
それまでは京都の蹴鞠(けまり)のような文化があったが、サッカーはなかった。
いまでも
日本の蹴鞠
は続いているが、これに一番近いサッカーの練習は、いわゆる「鳥かご」という練習である。
豪華・イニエスタ&ポドルスキが参加の鳥かご ヴィッセル神戸・公開練習より
そんなわけで、日本人はかなり昔からサッカーが上達するポテンシャルはあったと言える。
しかしながら、戦前の特に明治の頃には、野球ほど発達することなく、サッカーは文部省の体育の授業のサッカーとして取り込まれてしまった。
逆にプロスポーツは野球だけになった。
だから、戦前の昭和初期の時代になってやっとフィリピン人からサッカーの近代的な練習法を学び、世界大会に出場するようになったのである。
大東亜戦争そして太平洋戦争後、我が国は東京オリンピック1964の前に西ドイツのデットマール・クラマーコーチから近代的な西洋サッカーの技術や練習法を取り入れることができ、1968年のメキシコオリンピックで世界3位の偉業を遂げることになった。
しかしながら、サッカーは南朝鮮の方がはやく近代化し、韓国にとってサッカーは国技となり、長らく我が国は韓国には勝てないという時代が続いたわけである。
日本サッカーの歴史 文/中倉一志
さて、今回のサッカー男子の代表のサッカーは、いわゆる「リアクションサッカー」というものであった。いつも相手に合わせてやるサッカーである。
相手が弱くても相手に合わせ、相手が強くても相手に合わせてしまうというようなサッカーである。
なんとかだましだまし、決勝戦まで勝ち上がれたが、サッカーの質やレベルはあまりにも日本代表と呼ぶのにはふさわしくなかった。
要するに、森保監督のコネで選んだような選手たちだった。
U-21日本代表メンバー・スケジュール 第18回アジア競技大会(2018/ジャカルタ・パレンバン)(8/14~9/1)
GK
1 小島 亨介 コジマ リョウスケ(早稲田大)
12 オビ パウエルオビンナ オビ パウエルオビンナ(流通経済大)
DF
4 板倉 滉 イタクラ コウ(ベガルタ仙台)
20 立田 悠悟 タツタ ユウゴ(清水エスパルス)
7 原 輝綺 ハラ テルキ(アルビレックス新潟)
5 杉岡 大暉 スギオカ ダイキ(湘南ベルマーレ)
3 岡崎 慎 オカザキ マコト(FC東京)
MF
10 三好 康児 ミヨシ コウジ(北海道コンサドーレ札幌)
2 長沼 洋一 ナガヌマ ヨウイチ(FC岐阜)
17 神谷 優太 カミヤ ユウタ(愛媛FC)
8 三笘 薫 ミトマ カオル(筑波大)
6 初瀬 亮 ハツセ リョウ(ガンバ大阪)
11 遠藤 渓太 エンドウ ケイタ(横浜F・マリノス)
19 舩木 翔 フナキ カケル(セレッソ大阪)
13 岩崎 悠人 イワサキ ユウト(京都サンガF.C.)
14 松本 泰志 マツモト タイシ(サンフレッチェ広島)
16 渡辺 皓太 ワタナベ コウタ(東京ヴェルディ)
FW
18 前田 大然 マエダ ダイゼン(松本山雅FC)
9 旗手 怜央 ハタテ レオ(順天堂大)
15 上田 綺世 ウエダ アヤセ(法政大)
この世代にこんな選手しかいないの?
というのがほんとのところである。
もし森保監督が本気でこれらの選手を選んだとしたら、この監督の目を疑われるだろうヨ。
岩倉選手は筋力も瞬発力もないし、立田選手も背が高いだけ。決勝で失点の原因を作った選手は、腰砕け。
いまどき高校生でもこれほどひどくはないだろう。
高校野球の甲子園に出場してくる高校野球の選手たちの体つきと比べると、日本サッカーのユースの体つきがあまりに華奢なのである。一昔前と逆転現象だ。
我々の頃にはサッカーの選手のほうが野球の選手よりずっとガタイが良かった。この俺でも高校時代で太もも周り58cmあった。今も太い。マラドーナは65cm。釜本選手は67cmだったか、女性の腰回りくらいはあったわけだ。
今大会で短距離200mで初優勝した小池選手は、昔のサッカー選手のような足をしている。体脂肪1%台に落とした結果細くなった飯塚選手はまったくスピードが出なかった。
やはり、日本のサッカー選手は肉体改造をもっとすべきだろう。ボール扱い以前の問題である。
ちょっと芝が長いピッチで足元をすくわれて転ぶとか、およそプロ選手としてのレベルに至っていない。
上手い下手はともかくとして、プロなら馬力をつけるべきだ。
ボール際のダッシュ力である。
このチームでは、唯一高校サッカー高校総体で最近優勝したばかりの山梨学院出身の前田大然選手が馬力はあった。
やはり、ユースはU15~18まで高校サッカーに転出させるべきではないか?
この典型例が今回のチームにいた、初瀬選手であった。

この選手のスポイルぶりを見て俺は衝撃を受けたヨ。
この選手は18歳でガンバ大阪の有望株として日本代表にも選ばれた選手であった。藤春選手の後継者という触れ込みだったわけだが、今回見た限りでは、
ドリブルしない、走らない、ボールとりにいかない
の三拍子揃った選手になっていた。
MFが敵の裏にロンボール蹴っても足元によこせと言って途中で足を止め、ボールがラインを出るまで追わない。
じゃあ、足元に出せば、つまずくわ、ドリブル突破しないで、ボールを後ろに戻すだけ。
おい、お前何やりたいんだ?
お前はサイドバックだって知ってんのか?
というような感じのちんたらプレー。
そうして、準決勝を見ていたら、なんと森保監督が決勝でこの初瀬を投入。
あ〜〜あ!
と思っていたら、案の定やらかした。これだ。

完全に身体能力の差。
もっとも落下地点の見誤りだから、最初にもっと後ろに行って、ボールの落下地点を自分の前になるように敵をブロックしなきゃいけないんですナ。
要するに、サッカーの基本やサッカーの鉄則を試合で発揮できない程度の練習しかガンバ大阪ではやっていないという証明である。
実際、いまのガンバ大阪はかつての東京ヴェルディがたどってきた道をそっくりそのままたどっているのである。
ユースが育たない→コーチが悪いんじゃないの?
だから、ガンバやセレッソに落ちてしかたなく星稜高校に行った本田圭佑の方が伸びたわけだ。
もし本田圭佑がガンバ大阪ユースに入っていたら、この初瀬のようなタイプになっただろう。
JユースU18に行かず、高校サッカーへ行け!
そろそろJユースは高校サッカーの監督やコーチをスカウトした方が良いのではなかろうか?
がっかりさせるな、初瀬選手!自爆選手は藤春だけで十分だ。
どうもガンバ大阪のDFはメンタルの問題があるようですナ。
いやはや、世も末ですナ。

by kikidoblog2 | 2018-09-03 10:16 | サッカー日本代表