私の師匠ビル・サザーランド博士が来年のハイネマン賞受賞!:カロゲローサザーランドモデルの発見!
2018年 11月 30日
みなさん、こんにちは。
今夜は乾杯だ〜〜〜!
いや〜、ついに私のユタ大時代の師匠、ビル・サザーランド博士
が理論物理学の実質上のノーベル賞といわれる、数理物理学最高の賞、
2019年ハイネマンプライズを受賞。
いわゆる、
ガウディンーカロゲローサザーランドモデルの創始に対して
である。
この3人が同時受賞。
来年はノーベル賞は物性理論だから、来年この3人でノーベル物理学賞かもしれないゾ!
いよいよストックホルムの飯が食えるかも?
ジョーダンは吉本。
これである。
Dannie Heineman Prize for Mathematical Physics
やはりこの教科書を書いたことが決め手になったのかもしれないナ。
Beautiful Models: 70 Years of Exactly Solved Quantum Many-Body Problems
(序文の謝辞に私の名前もある)
ちなみにこの本はビルが京大の基礎物理学研究所の川上則夫教授の招待で半年ほど滞在した時に書いたもの。
インド人のシュリラム・シャストリーも来て、みんなで湯豆腐屋さんで夕食会を開いた。シャストリーもいつか賞をとるだろう。もうとったかな?シャストリーはハルデーンの盟友。ビルの最初のポスドク。私はビルの二番目のPhD。
いや〜〜、昔のことが走馬灯のように駆け巡りますナ〜〜。
ユタ大のビルの研究室にて(1998)
知恩院にて(1998)
徳島の眉山のかんぽの宿にて(1999)
徳島の県南の白い灯台にて(2002)
(夫人はベロニカさん)
おめでとう、ビル!
Congratulations! Prof. Bill Sutherland!
いや〜、ビルについに風が吹いてきたんですナ。
ところで、数理物理のハイネマンプライズなら我が国の保江邦夫博士も取れる可能性が大。
確率変分学の創始、保江方程式の発見である。フランスの数学者と同時受賞なんてありえる。

by kikidoblog2 | 2018-11-30 22:30 | 普通のサイエンス