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念頭所感一発:今年は「書の年」としたい!猪のごとく書に突き進む!?   

レーニンジャーの生化学
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(私が持っているのは第二版)



みなさん、こんにちは。

ようやく我が家も新年度が始まった。この年末年始はどうだっただろうか?

私は今年は「書の年」として猪のように突進したいと思っている。

かつて2000年の前に保江邦夫先生は人生50年を前にして二ヶ月で一冊のペースでご著書を執筆したところ、過労がたたったのか、その後遺症から大腸がんになってしまったという。

さすがにそこまではできないかもしれないが、マイペースでのんびり粛々として専門書を作っていきたいと思っている今日このごろなんですナ。特に、齢60過ぎたわけだから、さすがに自分が学位をとったときの研究を一応は自分自身の責任として、何らかの専門書か科学エッセイか、科学伝記かわからないが、その内容をそれなりに本の形に残しておこうと思うわけである。

1000ページの本とか、1万ページの本とかになれば、グロタンディークもびっくりということかもしれないが、まあ、2〜300ページの本でも十分だろう。

いずれにせよ、学外の一素浪人である私にはこの国の格式ある出版社は手を差し伸べてはくれない。だから、今度はいつの日か自分のアマゾン用のオンデマンド出版社でも作り、そこから本を出せるようになりたいものだ。


一方、論文としてもいくつかわかりやすい論文の形で杉田元宜先生の革命的アイデアを今の生物学者にも理解できるようなものを書いておきたいと思っている。

というのも、比較的最近、昨年の年末に、一応生物理論をやっていると吹聴するからには、杉田先生の時代の1947年ごろの生物学者の研究ばかりではなく、ごく最近の一般的教科書も勉強して読んでおかなければならないということで、古本屋で大分前に買っておいたレーニンジャーの生化学の教科書(第二版)を勉強してみたのである。

が、読んでみて大変な衝撃を受けたのだ。

というのは、理論的アイデアは1947年代の杉田元宜の「過渡的現象の熱力学」、柴谷篤弘の「理論生物学」、および江上不二夫の「生体の化学」の時代には「あった」のだが、現代的な分子生物学の教科書には「一切消えてしまった」概念が多々見受けられたからである。

要するに、現代の生物学は終戦直後のものより、知識は膨大に増えたが、基本的アイデアは陳腐化したのであった。

とまあ、こういう現実を目の当たりにしてしまったのである。

何を言っているかというと、いまの生化学の基本理論は「平衡熱力学」を基にしているに過ぎなかったということである。

つまり、試験管の中でなりたつ無限にゆっくりした熱力学の理論を時々刻々と変化している生の生命に応用して喜んでいたということである。

そんなことは、1947年に我が国の生物物理学会を立ち上げた杉田元宜先生が口酸っぱくそんなんじゃだめだよって言っていたことではないか。

また、レーニンジャーの教科書でも使われた生命の特徴を指摘する絵と同じものが、1947年から1950年代の杉田先生の論文にもすでに現れていたわけだ。しか〜〜も、ちゃんとそれを過渡的現象としてきちんと計算する方法まで提示するという形でだ。

にもかかわらず、アメリカの教科書を書くほどの生物学者たちには一切伝わっていなかった。

というわけで、俺は非常に衝撃を受けたのである。

これは、どないかせにゃならん!

というわけで、僭越ながら、私はそれなりに論文にまとめるのが同じ日本人の理論物理学者としての努めだろうと考えるというわけである。


ところで、生物学には、in vivoという語句とin vitroという語句がある。

いつも私はアノード、カソードじゃないが、どっちがどっちだっけと混乱するんだが、要するに、in vivoとはin bioのようなもので、自然の生命内というような意味であり、一方のin vitroは試験管内というような意味と思えばいいだろうと思っている。

このin vitroで実験したデータでin vivoの生命現象を論じるというのが、現代の生命化学の基礎理論だというわけだ。

この責任は100%我々物理学者にある。なぜなら、我々の平衡熱力学の計算法では、生のエンジンは、2000Rpmで回転し摩擦で発熱しているものだが、それを無限時間で1回転するだけのカルノーエンジンとしてしか計算できないからである。

生物学者はこれに習っているに過ぎない。むろん、大学の学部生も最初に習う熱力学とはこれである。

ほんと、どないしょ?どげんかせんといかん、ですナ。


実はかつて数学者の一団がこの問題の突破口を開いた時代があったのだが、これは普通の物理学者には響かなかった。だから、その時代でポシャってしまったのである。


とまあ、ちょっとどうでもいい念頭所感となってしまったかもしれないが、今年の私の目標はこんなものである。


ぜひ皆さんもご自分の目標を明確化し、ぜひ1つでも2つでも実現していってほしいものである。





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by kikidoblog2 | 2019-01-04 15:29 | ブログ主より

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