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A Happy New Year HS Soccer!2:「黒田監督の青森山田は蔦監督池田高校に匹敵する!?」   

青森山田二度目の優勝
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みなさん、こんにちは。

昨日の高校サッカー選手権決勝、青森県代表の青森山田高校と千葉県代表の流通経済大学柏高との一戦、実に興味深いものだった。

青森山田対流通経済大柏【3-1】全4ゴール 高校サッカー選手権決勝 2019


青森山田3ー1流通経済大柏 決勝戦の総まとめ。
主審と線審は明らかに青森山田に味方していた。柏の監督が嫌いなのかネ?


結論から言うと、もはや普通の高校では、青森山田の選手たちのフィジカルに対応できない、ということである。

それほど昨今の青森山田のサッカー選手たちの肉体改造計画がうまくいっていたということである。

もう一つは、やはり高校サッカーも高校野球と同じドラフト制度の雇用形態に直したほうがいいだろうということである。

というのも、アナウンサーの選手の説明の時に、「鹿島内定しています」とかいうのは、やはりインパクトが弱い。「内定」というようなものは、普通の大学生や高校生が就職が内定したと言うような時の就職用語であり、これから超一流のプロ組織に入っていくプロサッカー選手の卵たちに対しては、本当に印象が薄いのである。

「鹿島とプロ契約、契約金推定1億5000万円」とか、こういうふうな契約とその報告でなければ、これからという選手が後に続かないだろう。普通の就職の延長にプロサッカー就職があり、一旦Jリーグでプレーし、やっと欧州リーグに渡る時になって、契約金いくらというのであれば、Jリーグは野球でいうストーブリーグでしかない。

イニエスタに年収30億円もくれてやるのであれば、やはり神戸に入る高校生には、契約金1億円くらい提示し、本気で高校生がきつい練習をも厭わないようにモティベーションを上げるべきである。さもなくば、プロへ入っても即戦力としては通用しない。

つまり、何を言いたいかというと、今回の決勝戦を見ても明らかなように、高校サッカーにおいては、青森山田だけが、やっと他の高校レベルのスポーツの上位レベルと同じレベルに達してきたということである。

たぶんここまで書いても何を言っているかピンとこない人が多いはず。

青森山田には、他のスポーツでいうと、羽生結弦選手や宮原知子選手や卓球の福原愛選手のような、オリンピックのゴールドメダリストたちが目白押しなのであり、彼らサッカー以外のスポーツ選手たちは、つまり、スケートや柔道やレスリングや卓球などなどの高校生たちは、

高校生レベルでオリンピック金メダルを目指して練習し試合を戦っている

のである。そういう選手がサッカー部の周りにたくさんいるわけだ。

だから、乾貴士選手が野洲高校にいた時、野洲の山本監督が彼の専門であったレスリングを話題にして

レスリングではオリンピックの代表になるには日本一にならないといけないのに、君たちはぬるいんじゃないか?
なぜ国内の高校サッカー選手権レベルを目標にするの?どうして高校生の頃から日本一や世界一を目指さないのか?


と乾選手たちに問いかけたわけだ。

世界一や日本一になろうとするなら、プロサッカーのチームに勝つくらいに厳しい練習をしなければ不可能なんだよということだ。

今の乾は、これをすっかり忘れている。「楽しくサッカーができることが大事」なんて言っている始末。本当に乾は馬鹿だな。

いまの自分の才能が発揮でき、楽しくサッカーができるというのは、高校時代に山本監督から死ぬほど厳しい練習を課されたからである。

かつての池田高校野球もそうだ。炎天下でも神社の100段を何度も往復し、筋トレ中心の厳しいトレーニングをこなしたからだ。

日本一厳しい練習に耐えた。世界一練習した。

これが一番の自信につながるのだ!無名のチームほど練習の成果が出やすい。

私個人の経験でも、真夏のグラウンドで練習中に吐きながらも走り回ったあの苦しい経験が今に生きている。

あの苦しさに比べたら、いまのこれなんか。朝飯前。お茶の子さいさい。ピースオブケーキ。

こう思えるようになることが重要なのである。


さて、大分前置きが長くなってしまったが、昨日の試合中から試合後、青森山田が二回目の優勝を遂げたから、二年前の拙ブログ記事がかなり読まれたようだ。これである。

A Happy New Year HS Soccer!:「黒田監督の青森山田は蔦監督池田高校に匹敵する!?」


そして特に、3年前に1年生として入部し、今回青森山田の主将になり優勝を遂げた三国選手の入部時の特集をメモしておいた記事がかなり読まれたようだ。これである。

A Happy New Year Aomori Yamada!:「青森山田サッカー部の秘密!」「地獄のトレーニングとは?」
ミライ☆モンスター 三國ケネディエブス (サッカー)


3年前当時ミライ☆モンスターとして青森山田に入った三国選手は、才能は折り紙付きだったが、まだひょろひょろのひ弱な選手だった。

あれから3年。

ついに高校サッカーの頂点に達した。この試合でライバルになった柏の関川選手はユースの各年代の代表だったが、その関川選手との空中戦でも勝利していた。

私がプレーを見た感じでは、すでにロシアW杯で優勝したフランス代表のDFの中に入っても見劣りしなかっただろうと思う。

それとくらべると、鳴り物入りでJユースに戻ったFC東京の天才久保健英選手はどうか?

はっきり言って、全然伸びていない。つまり、年齢分の自然増としては成長しているが、青森山田の選手たちのように、年齢増をはるかに超えたレベルの急成長を遂げていない。高校生は、肉体も心も高成長できる年代である。

この心の成長を促すという意味で、ハードトレーニングが重要なわけだが、FC東京だけではなく、Jユースの大半はぬるい。これがいまのJユースの大問題で才能を開花させずに終わるケースが多い。

大阪ユースの天才宇佐美、セレッソの天才柿谷、FC東京の梶田や、家長などなど、彼らはどこまで伸びた?

あるレベル以上に伸びない。

なぜだ?

というと、高校サッカーの強豪チームのような、厳しい練習や一発勝負の厳しい選手権の経験がなく、心が育たなかったからである。マインドの形成に失敗したわけだ。

若者のマインド形成は厳しい苦しい練習からしか生まれないのである。

死ぬかと思った!

というような経験しかマインドを変えることはできない。

中には本当に死んでしまうやつもいるかも知れないが、それは本人が望んでやっていることだ。本人は本望なのである。

俺もいつもこれで死んでも本望だと思って練習していたよ。いまでもジョグ中にこれで死んでも本望だと思いながら走っている。これが本当の意味で「楽しむ」という意味である。生死を楽しむのだ。

宇佐美、柿谷、家永、。。。、久保健英、中井卓大、。。。は天才的でうまい。しかし、いまの青森山田のレギュラー選手のような肉体には成長していない。

肉体は精神の反映である。ぬるい体にはぬるい精神しか入っていない。我々はそう見るのである。

高校時代にトップレベル、オリンピック優勝レベル、あるいは、W杯優勝レベルを目指す。

どうしてサッカー選手だけがこれを例外にするのか?

卓球の美宇さんも16歳で世界制覇しているのだ!張本選手もそうだ。


まあ、簡単にいうと、これが高校サッカー部の監督がアマチュアでぬるい、ゆるいから、そういうお遊びレベルでとどまってきたわけだ。だから、本来ならJユースがそれをしなければいけないはずだったのだが、ユースは父母の子供のお稽古ごとの延長線でできたために、プロ意識が甘くなったわけだ。

一度、Jサッカーのユースに入れるとなれば、全寮制で厳しい練習を課され、親元から離される。

サッカーの「トラの穴」に入るのである。

フランス代表だったジダンもアンリもそうやって成長したのである。

この「虎の穴」方式に一番近いのが、今現在では青森山田サッカー部だということになるわけですナ。

だから、私は久保健英選手が帰国した頃、ここに「青森山田に入部すべきだ」とメモしたのである。

伸び悩む久保健英選手!:俺「青森山田に転校しなさい!」ここからは肉体改造あるのみ!

いまのJユースの選手のたぶん9割以上は青森山田の1年生に課される条件、1500m走4分55秒以内をクリアできないはずである。駅伝の青山学院でも1000m3分。1500m4分30秒台である。

三國選手は、1年入部時の一回目で4分43秒台だった。これをクリアできない選手はサッカーボールを蹴らせてもらえない。これが青森山田方式である。

かつて国立の高知大が全国大学選手権で準優勝した時、その時のエースが徳島城南高出身の實藤友紀選手だった。この實藤選手がクーパー走でとてつもなく強かったという。ちなみにサッカーでいうクーパー走は普通のそれとは違って、400mを一周ごとにペースアップするものである。1ラウンド12分でこれを何ラウンドも行う。が、普通1ラウンドでへたばる。


たぶんインタビューの中でFWの佐々木選手の話が出て、翌日の練習が怖くてそのために眠らずに練習に出たという話があったと思うが、これも青森山田の寮生活と練習計画を知らないと意味不明となる。

青森山田は1年生は朝4時半から練習が始まるのである。だから、学校生活を終えて、練習を終えて、寮に戻り、食事や片付けや準備やいろんなことをこなして部屋に戻れば、深夜になる。しかし、すぐに練習が始まるわけだ。もし寝坊すればもうそれで終わり、A, B, C, Dとクラス分けされたチームのそれぞれの代表から落ちるわけだ。つまり、実質上のレギュラーコース陥落になる。だから、翌朝の練習に間に合うように眠らないで耐えたということなのである。

昔の丁稚奉公みたいなものだが、それが青森山田やいくつかの強豪校には残っているのである。

もっとも冬場の青森山田では練習以外にすることがない。雪でどこにもいけない。だから、ずっと学校生活=練習ということになるから実にいい環境といえるだろう。

東京や大阪ユースの選手がだめになる理由もこれである。自分を作り終わる前に街で遊びを覚えてしまう。広島は田舎にあるため、槙野のようなやんちゃでもうまく成長できたわけだ。また、大阪の本田圭佑も石川星稜に行ったから良かったのである。

やはり、都会の子は田舎の強豪校に行って寮生活し、そこで心を鍛えるべきである。


とまあ、今回の選手権決勝は、くしくも2年前の私のメモがいかに正確であったかを証明した形になったようだ。


頑張れ、日本!



ちなみに、今回の青森山田には、チリ人のバスケスという右サイドウィンガーが入っている。才能は子供の頃から天才と呼ばれていたらしいが、ユースではなく、青森山田に入学した。その成果が出て、肉体が出来上がり、相手の柏の左サイドをえぐりまくった。

いまや外人も青森山田の育成システムに興味を持ち始めたのである。もう気持ち悪い民族の韓国人も入学しているんだとか。すぐに日本のマネをする。韓国は育成がうまく行っていないらしいから、たぶん国を挙げて、民間人に扮して日本流を盗みに来ていると考えられる。女子のINAC神戸もそう。



いやはや、世も末ですナ。





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by kikidoblog2 | 2019-01-15 15:54 | サッカー&スポーツ

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