個人メモ:「俺の夢の話」2→「金融世界に名だたる敏腕トレーダーの引退前の独り言!?」
2019年 02月 17日
ゆめ
みなさん、こんにちは。
さて今度は個人的メモ。普通の人はスルーでよろしく。
さて来ました週末。今朝も一度数時間熟睡。一度トイレに行ってまた熟睡できた。いわゆる二度寝。
すると、この2時間でまた総天然色カラーのリアルな夢を見たのである。
俺は、なんと俊敏金融トレーダーになっていた。どこの国かはわからなかったが、たぶん日本だろうな。巨大なマーケットの取引所の中をゆうゆうと闊歩するトレーダーだった。
取引所は高層ビルにあって、巨大な中空の部屋で天井がずっと上まで吹き抜けで、そこを取り巻くような感じで別のお偉方の部屋があり、部屋のその前には中の取引所を見下ろすようなテラスがある。
俺はすでにそういう金融取引のメッカの世界を何十年もわたり歩き、ある程度成功した誰もが一目置くような存在らしい。そんなトレーダーになっていた。
そして、そろそろ年齢的に引退も近づいたのか、俺はこの取引所のずっと上の方にある部屋の前のテラスを歩き回りながら、ひとりぶつぶつと一人自分の人生を回顧するかのように、そしてこれから来るかも知れない若者たちのために、自分の経験に基づいた感想を言って歩いていた。
とまあ、こんな感じの夢だった。
もしこの夢の詳細を全部文字起こししたら、きっと黒澤明監督の「夢十夜」とか、岡潔博士の「春宵十話」のようになってしまうだろう。
まあ、俺の場合、「真冬の夜の物語」とかそんな感じですナ。寝苦しい真夏にこんな夢を見るとはちょっと想像し難い。
さて、興味深いと思ったことは、この夢の中の人物、というのも、俺の夢では、俺はその人物を中心にリアル映像を見ているが、決してそれが俺ではない!ということだ。俺は神様のように、あるいは、アバターのモニター画面でそいつの行動や頭の中を見ているような感じだった。
だから、そいつのことは手に取るようにわかるが、決して夢を見ている俺自身ではなかったのだ。
ちょうどサッカーのミッドフィールダーでかなりの能力を持ったものだけが可能になるという、あの空から全体を見るという鳥瞰能力。これに近かった感じがする。
とにかく、そのトレーダーは俺でもあるが、俺ではない。
その人物が自分で語ったことはこんなことだった。
金融世界の問題点の一番の原因は、デイトレーダーというように、だれにでも金融界に入ることができることだというのであった。
つまり、許認可制度、あるいは、免許制度、あるいは資格制度のように、一定の資格を得るまでデイトレーダーになれないようになっていない。だれでもパソコンとネットが使えれば、株やデリバティブや債権などを買うことができてしまう。こんなことは金融界だけだというのである。
たしかにそうで、もし医療界で手術室とメスなどの医療器具を買い揃えられたら、だれでも手術をして良いとなったら、大変な事態に陥るはずである。
教育界もそうだろう。他のどの専門分野でも同じようなことが言えるわけだ。
ところが、金融の世界、金の世界だけは、その点が極めてルーズになっているとそいつは言う。
そして、それは結局、一般庶民からお金を奪うことが本当の狙いなんだと教えるわけだ。
もし金融の世界が一般人のお金を狙わず、一般人の普通の生活を守りたいと考えるなら、彼らプロトレーダーはプロ同士で勝負する。ところが、もっと金を儲けたいがために、その世界のことをよく知らない一般人まで参加できるようにしたというわけだ。
結局損をするのは一般庶民。あるいは、金融の世界を知らない人たち、これには官僚も会社のトレーダーも入る。
だから、富むものは益々富み、富まざるものは益々富まなくなった。
そのあたりで俺は二度目の睡眠から冷めたんですナ。だから、その敏腕トレーダーのご意見が実にもっともでよく覚えているわけだ。だから、こうして一応個人メモの形でメモしておくことにしたんですナ。
さすがに敏腕トレーダー。おっしゃることが奥が深い。
ところで、俺自身は金融界も知らなければ、トレーディング・カンパニーも見たこともなければ、聞いたこともない。行ったこともない。
せいぜいテレビのハリウッド映画やニュース映像程度を眺めた程度にすぎない。だから、普通ではこんなことは考えつかないに違いない。つまり、俺が意識的に考えたとしてもその結果はたかが知れている。
しかしながら、この敏腕トレーダーの
「金融世界のトレーダーを資格化せよ、専門家せよ」
というご意見は、実にもっともらしく聞こえる。
が、これは俺の意見ではない。あくまで俺の夢の中の敏腕トレーダーの意見なのだ。
またまた不思議な事が起こったが、こういうのをなんというべきだろうか?
俺の夢の意見、俺の夢のアイデア?
それにしても、十分すぎるほど眠ると、どうしてリアルな夢を見るんだろうか?
かなり頭が整理整頓されて、その結果をリアルに再現し直しているのだろうか?
いずれにせよ、その内容は非常に明確に覚えている夢とまったく思い出せない夢がある。
すごいいい夢だったのに思い出せないというのは困りますナ。
ひょっとしたら大発見しているかも知れないしナ。
まあ、俺もそのうち夢も現実も区別できない日も近いのかも知れないですナ。
いやはや、世も末ですナ。

by kikidoblog2 | 2019-02-17 09:16 | 個人メモ