HAARPモニター観察:3月始めの350nTの地震電磁波到来!
2019年 03月 01日
さてカナダモニターに久しぶりに350nT程度の地震電磁波が現れたようだ。
まずは宇宙天気ニュース。
宇宙天気ニュース
2019/ 3/ 1 12:31 更新
太陽風の速度は更に上がり、磁気圏の活動も活発です。
担当 篠原
太陽風の速度は、500km/秒から570km/秒へ高まっています。
27日周期の図の前周期の高まりに近い速さに達しています。
反対に、磁場強度は7nTから5nTへ少し下がり、
平均的な状態に戻っています。
太陽風磁場の南北成分は、
全体として南寄りの傾向になっています。
-5nT程度の南向きの変化が頻繁に発生して、
速度の高まりと重なり、磁気圏の活動を高めています。
AE指数のグラフは、
1000nTを少し超えるくらいの大きな変化が
繰り返し発生しています。
昨日に続き、
ノルウェー・トロムソの全天カメラの動画を掲載します。
世界時28日18~19時頃のオーロラで、
AE指数の変化は1200nTに達しています。
太陽風の磁場強度が下がり始めて、
今後は南向きの変化も少しずつ小さくなりそうです。
その場合、磁気圏の活動も次第に小さくなっていくでしょう。
前周期の高速太陽風は、この後2日半ほど続いています。
今回はどうなるでしょうか。
カナダモニター群
NOAAのモニター群
地磁気揺らぎ
X線揺らぎ
電子濃度
さて、GEONET 準リアルタイムGPS全電子数マップ
そこで、今度のものも局所的にはどのあたりに来そうか予測してみよう。
このGPSのデータが赤くなった場所は要注意の場所である。
今回我が国の電離層はこういう感じだった。


電子濃度の変動の激しい場所が可能性のある場所ということになる。
南北が怪しいということになる。特に九州かもな。
要注意である。
まあ、外れるに越したことはない。
備えあれば憂いなし。
いやはや、世も末ですナ。

by kikidoblog2 | 2019-03-01 20:52 | 地震・地震予知・噴火