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ムー4月号はヴェンターの「人工生命の誕生」:ついに白人は禁断の領域に踏み込んでしまったのか!?   

クレッグ・ベンターのコラージュ法
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みなさん、こんにちは。

いや〜〜、やはりたまにはちっぽけな書店にも行って見るものである。

最近、保江邦夫先生のHPから新著発売のニュースが出ていた。それで、ひょっとしたら、タイトルからして、例の天皇の祝詞効果の話が出ているのかも知れませんナ、と注文しにいったのである。

というのも、小書店も本を買ってあげないと、みなアマゾンによって絶滅されてしまうからである。そんな地球防衛軍のような気分で、地方書店防衛軍の隊員として、最近はアマゾンを使わないで、書店注文をするようになったわけですナ。

アマゾンはたしかに早い。2〜3日で到着する。しかし、郵便屋さんやクロネコヤマトの職員が大変だ。重要な高い本かと思っていると、1円本だったりするわけだ。おれらたった1円の本を配達させられていたのか?という案配だからである。

さて、問題の保江先生の新著とはこれ。
2019.03.09 事務局より新刊のお知らせ
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そのついでに、雑誌ムーを見てみると、なんと驚くべき記事発見!つい買ってしまったヨ。

なかなか良いツボをついてきますナ。これだ。
「三面大黒天」開運符とカタカムナのクスリ絵の豪華2大特別付録付き!!
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(最近のムーはますますコロラドデンバー国際空港的なイルミナティ暗黒面の絵になってきているナア。)


ところで、私がどの記事に着目したか?

むろん、これである。

禁断の最新科学 人工生命体の誕生

このタイトルを見てすぐにピンときた。これは絶対にクレッグ・ヴェンター博士の研究のことだな、とナ。

というのも、すでにだいぶ前にここにメモしたからである。これだった。

ヴェンター博士「マイコプラズマのサイボーグを作りだす!」:俺「生命の水素原子はマイコプラズマか?」

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問題の論文がこれ。

Design and synthesis of a minimal bacterial genome


このユタ州出身のヴェンター博士、米国でも異端中の異端。

実にワイルドな科学者である。

すでにヒトゲノム計画をあっという間に終了し、すでに地球上の大半の生命のDNAの全解読を終了。

人でも白人、黒人、赤人、黄人、青人、。。。と全人種のDNAを解読終了。

未公表でだいぶ多くのDNA全情報を個人的に収集しているとか。ヴェンター・バンクあるいはヴェンター・ライブラリである。

だから、西洋人と東洋人との違いも全部解読済みというのである。ほとんど問題がこじれるのを避けて未公開。

ちょっとした事実を言っても、人に関することはダマスゴミが大騒ぎするからである。

噂では、やはり西洋人と東洋人とはエイリアンと地球人ほど違うらしい。

そんなわけで、しばらく前から、ヴェンター氏は生命の起源の研究に矛先を変えた。

ところで、このヴェンター博士の研究所は、我が国の理研よりも規模が大きい。全世界の大学が束になってもかなわない。

なぜか?

というと、研究がDNAだけに特化しているからである。

まさに織田信長戦法だ。桶狭間の戦いである。

相手は、いろんな分野のショーウィンドーの大名行列のようなものだ。今川義元である。

だから、その中のDNA関連の生命部門だけに一極集中すれば、ハーバード大であろうが、ロスアラモスであろうが、東大であろうが、マックスプランク研究所であろうが、理研であろうが、勝算はある。

所詮は大会社であれ、大大学であれ、その研究部門はせいぜい数名か10数名に過ぎない。

だから、それを数十人から数百人でやれば、勝てるわけだ。

ヒトゲノムだけを集中してやる。

そのためには、DNAシークエンサーを何百台も集め、各装置に1人ずつ当て、そこにDNAの断片一部を配分する。そうやって集めたDNAの断片の配列情報を中央のスーパーコンピュータで一気に再配列する。

これが、いわゆる「ショットガン法」である。

世界の工場となった中国の工場がいかに強いか?

それは、広い工場に1万人が働き、1人1人が同じものを作れるからである。1人が一日に1台つくるだけでも、日に1万個の製品が誕生する。これでは、いくら優秀な技術者が日本にいようが、一人で1日1000個作っても勝ち目がない。実際にはせいぜい数個だ。

ヴェンターのアイデアは中国の共産党が考えたことと同じである。


そして、今度は、生命の作成に取り掛かったわけだ。

相手は最小の生命体。つまり、マイコプラズマである。

このマイコプラズマの全遺伝子配列など数万個。ヴェンターの研究所にすれば、おちゃのこさいさいだ。

問題は、それをどうやって減らすかである。

ちょうどiPS細胞のキー遺伝子の数を減らして最低限4個の注入で、細胞が初期化できたように、

いったい最低限何個の遺伝子セットがあれば、生命が維持できるのか?

これを解明したわけだ。

結論は、

473個

だった!

最小の生命体を維持するのに必要な遺伝子セットの数は473個にすぎなかった。

実はこういうことを正確に予言していた男がいた。

それが、あのジョン・フォン・ノイマンだった。

フォン・ノイマンは、死の直前まで「自己複製マシン」の研究をしていた。その研究の中で、自己複製する装置があるとしたら、適度に複雑で適度に簡単な、最低のパーツ数があるに違いないと予測していたのである。この本である。

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天才、自称他称「火星人」のジョン・フォン・ノイマンは理論を完成できずに死去したのである。


クレッグ・ヴェンターの人工マイコプラズマの作成はこれをほぼ証明したと言えるのである。

ところで、いまこの辺でかなり大きな地震が来たゾ!午後1時50分頃だ。P波が長く、S波が短かったから、自然地震だろう。震度4くらい。

さて、そのヴェンターよりはるか前にマイコプラズマの遺伝子セットについて非常に正確なことを書いていた人がいた。それが、我が国の京都大学の生物学者の丸山圭蔵博士だった。

博士は、最小の遺伝子はおそらく約280個と見積もっていた。

今日は俺の生誕60年:還暦祝いの「た・わ・ご・と」一発!:いかに生命体を計算するか?

生命―永遠を志向するもの
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生命とは何か
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問題は、そのムーの記事にもあるように、まだ未知の遺伝子、つまり、働きがよくわからない遺伝子セットが

149個

残っている。

つまり、働きが解明されたものは、473−149=324個。

この数は、丸山博士の見積もりとほぼ同一である。40個程度の違いしかない。丸山博士は未知の遺伝子が生命維持に重要だということはあまり良くわかっていなかったから、ハード面の働きから遺伝子セットの数を見積もらざるを得なかった。

ムーの記事の作者は、この未解明の遺伝子セットに「進化遺伝子」だと自分勝手に憶測を付け加えてしまったが、まあ、矢追純一と同じで、そこで自分の色をつけるから記事の価値が眉唾になってしまうわけだ。こういうことは必要ない。

この問題は、西洋世界でも結構古くからある哲学的問題につながるのである。

いわゆるホルンクルスの説である。これは、ライプニッツの時代にも遡る。

生命個体が生殖細胞でできるのなら、その生殖細胞の中には人間個体のすべての情報が入るはずだ。その生殖細胞には生殖細胞の作り出す情報も入っているはずだ。もし生殖細胞に染色体があるなら、その中には人間の全情報も生殖細胞の情報も全部入っているはずだ。その染色体に人間の情報も生殖細胞の情報も入っているなら、その内部のDNAの中には、人間の情報も生殖細胞の情報もDNAの情報も全部入っているはずだ。そのDNA情報の中には、DNAの構成もすべて入っているはずだ。

とまあ、フラクタル的に

内部の中に内部の中に内部の中に、。。。内部の中に。。。

永遠に続くのではないか?というわけだ。一番右の。。。のその先は、素粒子の中の内部から、その内部にまでずっと続くはずだ、つまり、この宇宙の全情報は、その究極の粒子の内部に入っていなければならない。
これが、ライプニッツのモナド論である。


さて、ヴェンターのマイコプラズマの研究は、どことなく、犯罪者がだれかの手紙や文章を切り刻んで、その文字を使って再配列して新しい文章を作り出す、というのに似ている。

そうやっても意味のある文章になったとき、その配列は生きているのである。

しかし、その文字の中には、どうしてもどうしてそれが必要なのかわからないものが存在する。

それがまだわからない問題だということである。


ところで、ヴェンター研究所では、こういう研究はすでにトヨタの自動車工場のようにロボットを使ったオートメーション工場のように行っているのである。だから我が国の理研であろうがどの大学であろうが勝ち目がない。

B29を竹槍で落とすようなものである。むろん、iPS細胞の山中博士の京大の研究所はやっていない。


現実はSFより奇なり!


果たして自然はヴェンターの知能より高いのだろうか?あるいは、ヴェンターの知能より低いのか?

これは今後に乞うご期待である。


ところで、そのムーの記事には、米軍産複合体のイルミナティーの生物兵器の研究の話もある。

DARPAのスーパーソルジャー計画である。

要するに、遺伝子改造した超人類を戦闘兵器として使用するというものである。

最近のチャイナの高知能、高耐性の人造ベイビーの話もある。

すでに遺伝子編集は次の段階を経ているのである。

クリスパー・キャスナインという技術らしい。

それを発明したのが、いずれノーベル賞を取るという、アメリカのジェニファー・ダウドナ博士とスウェーデンのエマニュエル・シャルパンティエ博士である。

いや〜〜、この分だと、EBの予言のように、生き残った地球人はグレイエイリアン化していくのかも知れませんナ。


いずれにせよ、我が国はiPS細胞とか、長寿とかそんなことばかり、健康科学ばかりやっているうちに、人類の哲学的問題に関わるような面白い問題は全部アメリカ人に解明されてしまうんちゃうか?



いやはや、世も末ですナ。





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by kikidoblog2 | 2019-03-13 14:30 | 普通のサイエンス

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