HAARPモニター観察:4月始めの300nTの地震電磁波到来!
2019年 04月 04日
さてカナダモニターに久しぶりに300nT程度の地震電磁波が現れたようだ。
まずは宇宙天気ニュース。
宇宙天気ニュース
2019/ 4/ 3 14:10 更新
太陽風磁場が南寄りになり、磁気圏の活動が少し高まっています。
担当 篠原
2737黒点群は、多少形を変えていますが、
昨日と同じくらいの見え方になっています。
X線グラフは、小さい値の変化が見える様になっていますが、
活動に特に変化は見られません。
太陽は穏やかな状態です。
太陽風は、380~400km/秒と平均的な速度が続いています。
磁場強度は、5nTから7nTへ少し上がっています。
磁場の南北成分は、
グラフの後半から南向きに変化する傾向になっています。
これを受けて、AE指数も200~500nTと小規模の変化が
続くようになっています。
SDO衛星AIA193の南半球のコロナホールは、
影響が始まる目安の位置に近付いています。
この後、速度の高まりが見られるでしょうか。
カナダモニター群
NOAAのモニター群
地磁気揺らぎ
X線揺らぎ
電子濃度
さて、GEONET 準リアルタイムGPS全電子数マップ
そこで、今度のものも局所的にはどのあたりに来そうか予測してみよう。
ところで、しばらく前までには、以下のように考えてきた。
このGPSのデータが赤くなった場所は要注意の場所である。
今回我が国の電離層はこういう感じだった。
電子濃度の変動の激しい場所が可能性のある場所ということになる。
南北が怪しいということになる。特に九州かもな。
しかし、「赤いところ」と「青黒いところ」のどちらが実際の震源域に近いかを見てきたわけだ。
どうやら実際の震源地は、「黒い方」すなわち「電子濃度が際立って低下した場所」で生じることが多いということがわかった。
だから、このデータを見て、自分の住む地域が「黒くなったとき」、それも長時間にわたってそうなった時は要注意だと考えたほうがよろしいだろう。
ところで、本当は、こうした24時間数ミリ秒単位でずっとモニター分析し続けるというような作業は我々人間には不向きである。こういうものこそ、AIが行うべきもだと思う。
そこで、4月3日のUT21時に黒くなった地域はこんなものだった。


というわけで、
九州南部の沖縄方面と東北地方が一応警戒の場所ということになる。
しかしながら、300nTに過ぎないからそれほど大きな地震ではないだろう。せいぜい震度3〜4前後ということだろう。
要注意である。
まあ、外れるに越したことはない。
備えあれば憂いなし。
いやはや、世も末ですナ。

by kikidoblog2 | 2019-04-04 08:01 | 地震・地震予知・噴火