いや〜〜日本人で良かった!:徳島城公園の夜桜のお花見見参!
2019年 04月 08日
夜桜お七
みなさん、こんにちは。
おとといは奥さんといっしょに徳島で初めての徳島城公園の桜の夜桜見物に行ってきた。まあスマホではないから相変わらず解像度は悪いが、それでもある程度の美しさは写っているのではなかろうか?
そういえば、私が公園の夜桜の花見に行ったのは、おそらくまだ大学院生の最後の頃に九州大学で物理学会があり、それが終わった後に九州を一周したときだったと思う。
まず学会中は大学からかなり離れた太宰府ユースホステルに宿泊していた。そして、学会が終わると、卒業記念を兼ねて、九州一周を企てたのだった。
まず長崎見物をしてから、長崎ユースホステルで宿泊、熊本は駅で停車して乗り換えだけ。鹿児島に行き、長崎鼻だったかな、開聞岳に登った。それから桜島にも行き、桜島ユースホステルで泊まり、火山灰の雨も体験。その後、鹿児島の指宿のユースホステルに泊まる。それから宮崎の高千穂ユースホステルに宿泊し、さらに大分の別府ユースホステルに泊まり、そうして福岡の箱崎だったかな、九州大学に戻ったわけだ。
最初に学会中に知り合った九州大学の大学院生の研究室にお別れに挨拶に行ったら、その気の良い九州男児の院生から今晩大濠公園の花見に行くからいっしょに行こうということになって、一緒に参加したのだった。研究室の秘書連といっしょのどんちゃんさわぎで大変よい思い出でになった。そしてその晩は、その院生の下宿先に泊めていただいた。
今思えば、いい時代だったんだナア、と思う。この頃のみなさんは元気にしているのだろうか?
それ以来だから、30数年ぶりの夜桜見物ということになるかな。
私の記憶と一昨日の記憶を比べると、やはり九州の大濠公園の夜桜見物客の方が元気が良かったナア。
どこでもおおさわぎしてゲームをやっていた。我々もすぐにいろいろなゲームをやることになり、負けると酒かビールを一気飲み。今ではご法度かも知れないが、幸いみな酒に強かった。ほろ酔い気分で私は秘書さんをおんぶせよのラッキーカードを引いた。とても美人な博多美人だった。
それと比べたら徳島城の方は、粛々と仲間で飲食しながらおしゃべりという感じかナ。
それでも古い桜の大木の下で夜桜を見るというのは日本の風流である。
まだ外人が少ないのも良かったが、それでも少なからず留学生などを中心に増えつつあるようですナ。
この週末は暖かく天気が良かったので、今週で桜は終わりになるのだろう。昨年が1週間で一気に開花してあっという間に桜吹雪になったのと比べると、今年は2〜3週間、寒い中をだらだらと長いこと咲いてくれたから結構長い間桜を見ることができてよかったのではなかろうか。
さくらは栄養分を1年間蓄えて春になって一気に咲く。だから花が散った桜はすぐに葉っぱを出して1年後に備え始める。一方、一般的な他の木々はまず栄養分を葉っぱで蓄えたらすぐに花が開く。
この蓄えに蓄えて、使うときは一気に使うという感じもまた日本人に似ている。お金を貯めに貯めて溜まったところで一気に使う時には使う。例えば、娘の花嫁衣装のために一生をかけてお金をためて、娘の結婚式で和服や結婚式代に一気に使う。
米人は貯まればすぐに使う。だから、その月の稼ぎはその月に使い切る。こういう人がほとんどである。
ほんと不思議だ。日本の動植物も日本人に似ている。
我が家でよく言うことだが、なんでも日本で育つと丸くなる。スイカ、ピーマン、豆、人間の顔や頭に至るまで、日本で育つと丸くなる。人間の性格まで丸くなる。
これは何が原因なのだろうか?
オバマが欧米ではいつも邪悪な顔をしているのに日本に来たときだけは穏やかな平和な顔をしている。レディーガガ然り。イニエスタ然りだ。ハリウッドのセレブもそうだ。その子が日本で育てばもっと丸くなる。
人種によってはそうならない人種もいる。たとえば朝鮮族だ。
こうしてみると、やはり遺伝子に何か問題があるということだろう。
いやはや、世も末ですナ。
by kikidoblog2 | 2019-04-08 10:16 | 阿南&徳島