HAARPモニター観察:5月下旬の300nTの地震電磁波到来!
2019年 05月 29日
さて、今月末に入って結構太陽活動はおとなしくなったのだが、にもかかわらず、再び300nT程度の地震電磁波が出ているので一応メモしておこう。
まずは宇宙天気ニュース。
宇宙天気ニュース
2019/ 5/28 13:00 更新
太陽風の弱い変化は通りすぎ、低速の穏やかな風に戻っています。
担当 篠原
太陽風の速度は、昨日の午後に380km/秒まで上がって、
その後、ゆっくりと下がっています。
今朝早くには330km/秒まで下がり、
以降、この速度で安定しています。
太陽風の磁場強度も、昨夜遅くに12nTまで高まりましたが、
今朝以降は次第に下がって、現在は5nTと平均的な状態です。
太陽風の変化は、1日ほどで通り過ぎた様です。
太陽風磁場の南北成分は、
昨日のニュースの後に南向きに振れ、
-8nT程度の変化が3時間ほど続きました。
以降は0nTに戻り、現在にかけて北寄りの傾向になっています。
AE指数では、
この南向きの頃に500nTの中規模の高まりが起きていますが、
以降は小さい変化に留まっています。
27日周期の図を見ると、
前周期の太陽風の高まりが始まった頃に近付いています。
SDO衛星AIA193でも、コロナホールの薄暗い領域は、
太陽の西側に進んでいます。
この後、コロナホールの影響はやって来るでしょうか。
太陽は、静かな状態が続いています。
カナダモニター群
NOAAのモニター群
地磁気揺らぎ
X線揺らぎ
電子濃度
さて、GEONET 準リアルタイムGPS全電子数マップ


というわけで、関東地方と北海道の東部と東北が一応警戒の場所ということになる。
しかしながら、300nTに過ぎないからそれほど大きな地震ではないだろう。せいぜい震度3〜4前後ということだろう。
またカナダモニターの波形の位置からすれば、我が国の可能性が一番高い。
要注意である。
まあ、外れるに越したことはない。
備えあれば憂いなし。
いやはや、世も末ですナ。

by kikidoblog2 | 2019-05-29 08:30 | 地震・地震予知・噴火