「なぜ上田は外したのか?」→俺「右脇が甘いからだヨ」:キックのときに蹴る方の腕を跳ね上げるな!
2019年 06月 18日
ところで、なぜ上田選手が外しまくったか?分かるだろうか?
ついでにこれをメモしておこう。
実は、日本人サッカー選手に特有の癖というものがある。
それは、右利きの場合、右足で蹴るときに右手が上がるのである。
よく小・中学生で見る蹴り方だ。
通称、「女の子蹴り」といやつだ。こんなやつ。
非力な女の子は、つい腕で調子をとって自分のはにかみ屋的性格や可愛さから手が縮こまる。そうすると、力学的にどうしても腕が跳ね、上に持ち上がるわけだ。
子供の頃身につけたこの癖は大人になってもなかなか抜けない。中にはこれがかっこいいと思っているものもいる。小中高の何割かにこういう蹴り方があるからだ。
なでしこジャパンでも、鮫島選手や熊谷選手がやっている。男子では、中村俊輔がこれだ。

今回の決定機のイージーシュートを外しまくった上田選手もこの癖を持っていた。これだ。

何れにせよ、これは「非力な選手」の特有の、「非力だった選手の名残」である。
これをすると何が悪いか?
と言うと、体が左右にブレやすい。だから、正しくキックできないのである。
だから、結果的にゴールを外す。ミスパスにもつながる。
一方、正しい蹴り方はこういうものだ。右脇を締める。
スアレスの場合
フンメルスの場合
実は、サッカーがなぜ世界ランクが低く、野球が世界ランク1、2位かというと、我が国のプロ野球は甲子園野球から来ていたから、その甲子園野球の厳しさから来ているのである。
徹底的に基本練習、反復練習、科学的練習、力学的フォーム、。。。こういうものにこだわってきた。
投球フォーム、打撃フォーム、走塁フォーム、キャッチングフォーム、。。。。
だから、日本から世界のレジェンドとなったイチロー、大谷が生まれ続ける。
例えば、こんなものがある。
野球界No,1美ボディ…椿梨央!捕手経験ありの女神ビタ止め…神回です。
野球のボールは石のように硬い。
だから、理論的に理に適ったキャッチングやバッティングを行わないと、全てが大けがにつながるわけだ。
キャッチャーのキャッチ一つでも合理的なキャッチングはある。送球もそうだし、走塁もそう。
プロの選手でなくとも、野球女子でもこれほどよくわかっているわけだ。
しかし、サッカーはまだそこまで行っていないわけだ。
こういうことがサッカーにはまだない。
なぜこういうふうに蹴るべきか?なぜこういうふうにトラップすべきか?こういうふうにヘッドすべきか?
そういう細かい指導が行われるには至っていない。全ては偶然、行き当たりばったりのプレー。神のみぞ知るサッカーである。
だから、他国では絶対にもらったという場面で外す。
逆に、たまに信じがたい驚きのシュートでゴールを決めたりする。
しかし、そんな難しいことをせずにもっと楽に決めることができるわけだ。
合理的なフォームを身につけていれば。
わざわざ上田のように、いつもスライディングシュートする必要など、どこにもない。
0.5秒動き出しを早くすればいいだけだ。
ぼーっとしているから最後に間に合わず、スライディングしなければ追いつかなくなるわけだ。
少年少女よ、大志を抱け!
少年少女よ、もっと合理的なプレーを心がけヨ!
いやはや、世も末ですナ。

by kikidoblog2 | 2019-06-18 11:42 | サッカー&スポーツ