FIFA女子W杯フランス大会第3ラウンド終了:ベスト16決まる。日本は優勝候補オランダと対戦!
2019年 06月 21日
フランス大会は順調に過ぎている。女子サッカーW杯フランス大会の第3戦メモ終了。次は決勝トーナメントベスト16である。
私の対戦予想が全く外れ、日本は優勝候補のメープルシロップのカナダに勝ったオレンジ公ウィリアムのオランダと対戦することになった。
まあ、なでしこジャパンの世界ランクは7位。実質上は10数番目くらいだから、予選突破してどこのチームと当たっても、ベスト16では優勝候補と対戦することになる。
澤穂希の頃のなでしこジャパンのイメージで考えているものは、偏見を捨て去るべきだ。
なぜ澤と宮間と安藤の時代のなでしこジャパンと今のなでしこジャパンが違うか?
というと、非常に単純。
最初のなでしこジャパンの時代は、男の子の中で育った。つまり、女子サッカーは裾野がなく、サッカー部に入るというと、男子サッカー部に入部したのである。ここ阿南から日本代表に行った道上彩花もそうで、那賀川中学サッカー部のDFセンターバックだった。我が家の息子たちと対戦し、彼女に完璧にやられたものである。
そして、高校女子サッカー部はレベルが低かったから、いきなり読売ヴェルディの女子プロに入団し、三浦カズなどのプレーを見ながら育った。
ところが、今の菅沢、横山、長谷川唯世代は女子だけのチームで女子だけで戦う女子サッカー全盛の時代の申し子たちである。そして、ちょっと上手ければ、JFCの福島へ入部したり、宮城の常盤木学園女子サッカー部に入る。
そうすると、国内のいい選手が全て根こそぎで集まっているから、試合しても連戦連勝で負けない。だから、どの選手も「適当にプレー」しても勝てるのである。すぐに優勝だ。
だから、全てが弱い。全てが緩い。
だから、男子と混じって育った世代と女の子だけで育った世代は別物だと認識しなければならない。
欧米の女子、特に、ドイツ、オランダ、スウェーデン、カナダ、アメリカ、。。。のアングロサクソン中心の国の女子の身長体重の平均は、日本男児の身長体重の平均を超えている。ドイツの女性は日本男児より大きく、身体能力も優れている。いだてんを見るまでもない。
だから、日本女子が日本男児と戦っているような感じか、それ以上に感じで、澤や宮間は戦ったわけだ。
したがって、一番有効なのは、強いなでしこジャパンを編成したければ、女子サッカー部、高校女子サッカー部も男子の大会にエントリーできるようにすべきなのである。
今回上田のいる法政大学が大学選手権で優勝したが、男子の大学選手権にも女子も出たければ出ていいよ、というようにすべきである。実際、優勝候補のUSAは法政大学男子よりはるかに強い。身長体重もずっと上。
いくら高倉監督がいい監督だったとしても、女子そのものの質が下がっていてはやりようがない。
フォワードの菅沢選手は今朝の朝刊では、「技術不足」なんて言っている始末だ。今頃この時期になってやっとわかったのか?前の大会4年前でも同じだったじゃないか?
頭が悪いのかネ?
3本の決定機をことごとく外しまくった上田よりずっと多い10本の決定機を外しまくったわけだ。
これは技術不足ではなく、根性がねじ曲がっているか、頭が悪いかのどっちかだよナ。俺は後者だと思う。
ついでにメモすると、澤時代からそれ後のなでしこのFWには賢さがない。
今の日本の官僚や政府自公政権やその前のミンス党菅直人と同様に、自分の行う判断が全て悪手。やるべきではない方向に舵をとる。そういう意味のバカさがある。一回や二回ならいいが、毎回そうするわけだ。電通の世耕大臣を見ればわかる。
これと非常によく似た性質を菅沢は持っている。常にそこでそっちをわざわざ狙うか?という選択をするわけだ。
十分にGKを交わす時間とスペースがあるときに、わざわざまた抜きを狙ってミスる。左からのセンタリングを左足でちょっと触れば入るボールをわざわざ右足で触って自分でクリアする。叩きつければどこにヘッドしても入るボールをわざわざ角を狙ってふかす。全てがこういう案配だ。
この傾向は、別に菅沢だけではなく、以前の永里にもあったし、高瀬にもあったし、横山にもあるし、田中南にもあるし、。。。どうしてなのかネ。
まあ、簡単に言えば、
唯我独尊のFW
最初に自分でやりたいプレーを決めて、そこにボールをよこせ、それ以外はしないよ、という感じかナ。日本女性の特徴なのか?あるいは、日本人になりすました在日帰化人の特質なのか?謎だ。
点取り屋は逆に中盤の選手がどこに動いて欲しがっているか?どういうボールやパスを出せるか?そういう要求に答えるような動きをしなかればならない。自分が主ではないのである。MFがパスを出そうというコースへ走りこむのである。常に、先を読みながら無心で走る。そうしないと、突発的な変化に体が対応できないのである。
これと同じメンタルはバレーボールにもセッターとスパイカーとの間で見受けられる。だから、日本の今の若者の特徴かもしれない。
まあ、一言で言うと、子供横綱のせいですナ。我が国で子供の頃大型選手だと、適当なプレー、いい加減なプレーでも点が入ってしまう。菅沢選手は子供の頃から体が大きかっただろう。横山選手は子供の頃から足が速かっただろう。すると、女子同士ではいい加減でも楽に勝ってしまう。
ところが、成長期すぎた年齢になると、それだけでは通用しなくなる。特に国際大会になると、もう遅い。身体だけでは通用しなくなる。
それに対して、久保建英や中井卓大は子供の頃小粒だった。だから、最初からテクニックを磨いてきた。だから、今がある。
これもいい機会だから、ついでにメモしておこう。世界トップレベルの技術とはこういうレベルである。
【人類の頂点】C.ロナウドの凄すぎるテクニック42連発!!
【メッシ Messi】メッシのマジでヤバイプレーだけ集めたらこうなりました。【異次元】
メッシのパス練習やばすぎ!!
【真似できない】ネイマールの異次元テクニック39連発!!
【何でもできる】マルセロのスゴ技集!ボール回しも!?
というわけで、菅沢選手のように、簡単に「技術不足のせい」なんていって欲しくはないのであ〜〜る。
さて、だいぶ前置きが長くなってしまったが、3戦目がこれ。
https://www.fifa.com/womensworldcup/
グループD
31.【ハイライト】日本vsイングランド FIFA 女子 ワールドカップ フランス 2019グループD→2−0でイングランド勝利
Japan v England - FIFA Women’s World Cup France 2019™→2−0でイングランド勝利
32.【ハイライト】スコットランドvsアルゼンチン FIFA 女子 ワールドカップ フランス 2019グループD→3−3で引き分け
Scotland v Argentina - FIFA Women’s World Cup France 2019™→3−3で引き分け
グループE
33.【ハイライト】カメルーンvsニュージーランド FIFA 女子 ワールドカップ フランス 2019グループE→2−1でカメルーン勝利
Cameroon v New Zeeland - FIFA Women’s World Cup France 2019™→2−1でカメルーン勝利
34.【ハイライト】オランダvsカナダ FIFA 女子 ワールドカップ フランス 2019グループE→2−1でオランダ勝利
グループF
35.【ハイライト】アメリカvsスウェーデン FIFA 女子 ワールドカップ フランス 2019グループF→2−1でUSA勝利
36.【ハイライト】チリvsタイ FIFA 女子 ワールドカップ フランス 2019グループF→2−0でチリ勝利
いや〜〜、オーストラリアは、スウェーデンやUSAは非常に似たチーム。しかしオーストラリアのカーは強烈なヘッドがすごいナア。
頭蓋骨が硬いのか?
後頭部のヘッドでもすごいボールが行く。
ところで、決勝トーナメントはすでに決まっているが、こんな感じ。
俺の予想は外れて、結局ベスト16はこうなった。
ノルウェーvオーストラリア
イングランドvカメルーン
フランスvブラジル
スペインvアメリカ
イタリアvチャイナ
日本vオランダ
ドイツvナイジェリア
カナダvスウェーデン
結局、アジア2チーム。チャイナと日本。
アフリカ2チーム。ナイジェリアとカメルーン。
南米1チーム。ブラジル。
北米2チーム。USAとカナダ。
オセアニア1チーム。オーストラリア。
欧州8チーム。イングランド、ドイツ、フランス、イタリア、オランダ、スペイン、スウェーデン、ノルウェー。
Y染色体はプロタイプ遺伝子Rbの北欧アングロサクソンは、。イングランド、ドイツ、オランダ、スペイン、スウェーデン、ノルウェー、USAとカナダ。
Raのラテン系は、フランス、イタリア、スペイン。
と言うことになるが、アフリカ系はほぼ全ての国々に侵入しているから、どの国の代表にもなっている。日本にも男子ではアフリカ系が席巻し始めている。だから、次に大会では全員アフリカ系を集めた日本代表でブラックジャパンあるいはブラウンジャパン代表の方が強いという可能性もある。
目先の勝負の結果だけを求めると、大坂ナオミやサニブラウンやケンブリッジ飛鳥とか、黒人ハーフを入れたほうが強いと言うことになる。
NHKのいだてんで「日本人が欧米人に渡り合えるようになるには100年かかる」という嘉納治五郎先生のフレーズがあったが、実は単に遺伝の問題で、日本人に外国籍や黒人ハーフ、白人ハーフを認めたら、「10年で追いついた」っていう結末だったというわけだ。なんとも皮肉な歴史である。
だから、日本人は技で勝つ、頭で勝つ、器用さや俊敏さで勝つスポーツに特化した方がいいというわけである。
“もっている高倉監督”は持っているか?
U17W杯、U20W杯の連続優勝を経験した「女軍曹」は、伊達じゃないだろう。
期待してますヨ。
それにしても、日本サッカー協会の田嶋会長の“判断”が速かった。この大会の結果にかかわらず高倉監督は続投だってサ。これで佐々木則夫監督復帰はなくなった。
頑張れ、なでしこジャパン!

by kikidoblog2 | 2019-06-21 09:13 | サッカー女子W杯2019