昨日の「異常震域の深部地震」の謎:超古代ムー帝国のあった場所で地震が起こったのか!?
2019年 07月 29日
いやはや、令和になりあまりにいろいろな不気味なことが起こりすぎて、またETの手も借りたいほどである。しかしいまだそれはなさそうだ。
さて、7月28日早朝3時の地震をメモしておこう。
(あ)異常震域の深部地震
これについては、すでにダマスゴミメディアのニュースもいくつか出ている。なぜなら、非常に稀な変わった地震だったからである。
宮城で震度4、震源は600キロ離れた三重県沖 遠方が揺れる「深発地震」に注意
28日午前3時31分ごろ、宮城県で震度4を観測する地震があった。気象庁によると、震源地は三重県南東沖で震源の深さは約420キロ。地震の規模はマグニチュード(M)6・5と推定される。震源が深い「深発地震」で、約600キロ離れた宮城県で最大震度が観測された。
巨大地震は一般に、沈み込む海側プレート(岩板)と引きずり込まれる陸側プレートの境界面付近で発生し、震源の深さは数十キロで揺れは通常、同心円状に広がる。しかし、深い場所で起きた場合、地表に伝わるまでに揺れのエネルギーは大きく弱まるが、固いプレートの内部では比較的弱まらず伝わる。
専門家によると、通常の10倍以上深い場所で発生した今回の地震は、太平洋プレートが地下深く沈み込んだ先で起きた。震動はプレートを通して東北沖まで伝わった後、日本列島が乗る北米プレートへ接触面から伝わったとみられる。
気象庁によると、三重県南東沖を震源地とする地震は昭和59年1月に深さ388キロでM7・0、平成15年11月にも395キロでM6・5が発生。いずれも関東、東北が揺れる「異常震域」という震度分布だった。
深発地震は頻度が少なく防災上の重要性が低いため、国は長期予測をしていない。東北大学の遠田晋次教授(地震地質学)は「深発地震でも、震源が深さ百数十キロだと大きい被害が起きる危険があり注意が必要」と話している。
【地震】三重県南東沖で大規模な異常震域発生!北海道~九州で揺れる P波とS波がはっきりわかれる
(い)異常震域地震
まあ、昨日はすぐに私もこの地震について調べてメモしようとしていたが、昨夜はここ阿南の夏祭りの最終日の花火大会があった。それで、夫婦でそれを恒例で見に行ったのである。そんなわけで、ダマスゴミの方が私より先にあいなった。
今回の地震の興味深いのは、どうやら地震学用語にある「異常震域」という現象である。
その結果、地表の真上から見たら、震源地は和歌山沖でこっちの方に近かったのだが、大揺れした場所はあっちの方の関東東北だった。




要するに、揺れた場所と震源地が分極したのである。
これは、その大地震の揺れが、我々のいる西日本のプレートに伝わらず、彼らのいる東日本のプレートで伝播した。
マスゴミ報道はそういう説明である。
(う)日本のプレートの地下構造
さて、そこでネット上で見つかる日本の地下のプレートの構造の模式図をいくつかメモしておこう。



これらを見て分かるように、そして、すでに周知の事実だろうが、我が国は地下において、以下の4つの大陸プレートが折り重なっている。
ユーラシアプレート、フィリピン海プレート、北米プレート、太平洋プレート
箱根の関所より西日本は、ユーラシアプレート上にあり、箱根より東日本は北米プレート上にある。
そこへ南からフィリピン海プレートが食い込み、東から太平洋プレートが押し込んでくる。
おそらく世界でも最も複雑な構造を持った場所である。
2011年の311は、北米プレートと太平洋プレートとの境界面上で引き起こされた。むろん、表のメディアでは1個のM9の自然地震になっているが、実際には核爆弾(小型中性子爆弾)の3個の連動した三連発で起こされた地震テロであった。
一方、韓流親中の日本政府官僚やジャムズテックの地震学者たちから和歌山沖で起こってほしいと期待されている南海トラフ地震は、ユーラシアプレートとフィリピン海プレートとの境界面上で起こると予想されている。
そして、今回、その場所で起こった。
しかしながら、こういったよく見る、巷に溢れた画像には、北米プレートとフィリピン海プレートとの境界面が描かれていない。
(え)北米プレートとフィリピン海プレートとの境界面は?
そこで、あまり見えない一番真ん中の北米プレートとフィリピン海プレートとの境界面はどうなっているのか?
そういうものを見るには、やはり内部が透けて見えないとわからない。というわけで、スケルトンのものはないかと探すとこんなやつが見つかった。
地球内部構造の3D表示 ~日本列島下の地震の分布とプレートの形状~
今回の地震は地下深部420kmの深い場所で起こった。
その場所は、北米プレートの青色の部分である。その上には何やら「黒い緩衝帯」があり、さらにその上の浅い部分にフィリピン海プレートの紫の部分が乗っている。
その「黒い緩衝帯」とは、マントルのことであり、液体である。
というわけで、今回は、結構な大地震が北米プレートの420kmの地下で起こったが、その振動はその上のマントルでは吸収されて伝わらず、硬い岩盤の北米プレートに沿って表面波(横波)が伝わり、それが関東・東北の地下で大きな振動を引き起こしたのである。
したがって、結論としては、
深い場所の自然地震ほど関東・東北が揺れる。
浅い場所の自然地震ほど西日本が揺れるということである。
とまあ、そんなところですナ。
距離的には、超古代のムー帝国があったあたりの大陸が、長年のうちに日本の下に引き込まれて、その場所あたりが地震を起こしたのかも知れませんナ。なにせ超古代文明の遺産があったかも知れないわけだ。
いやはや、世も末ですナ。

by kikidoblog2 | 2019-07-29 09:44 | 地震・地震予知・噴火