HAARPモニター観察:8月始めの250nTの地震電磁波到来!
2019年 08月 01日
さて、今日の250nT程度の地震電磁波が出たようだ。これは、カナダモニターの波形の位置からすれば、我が国の方向だ。したがって、あまり大きくはなさそうだが、一応メモしておこう。
https://www.emsc-csem.org/#5w

まずは宇宙天気ニュース。
宇宙天気ニュース
2019/ 8/ 1 12:29 更新
太陽風は520km/秒に高まり、高速風になっています。
担当 篠原
昨日のニュース以降も、
太陽風の速度は400km/秒台後半を推移し、
今朝には、520km/秒に高まって高速状態に変わりました。
磁場強度は、
今朝にかけて5~10nTとやや高まった状態が続きましたが、
現在は4nTと平均的な値に戻っています。
27日周期の図を見ると、
太陽風の速度は前周期よりも大きな高まりになっています。
今後の推移に注目して下さい。
太陽風磁場の南北成分は、
今朝までは北寄りの傾向が続き、
その後、0nT付近で小さく変化する様になっています。
このため、AE指数のグラフは途切れていますが、
磁気圏の活動は比較的穏やかに推移していた様です。
現在、太陽風の速度が高まっているので、
磁場が南向きに変化する様になると、
磁気圏の活動も高まって行くでしょう。
SDO衛星AIA193では、
中央部の東側(左側)にコロナホールの薄暗い領域が見えています。
27日前、54日前のコロナホールと比較すると(1枚目の図)、
赤道を越えて、南半球側へ広がっていることが分かります。
4日後くらいから影響が始まりそうです。
太陽は今日も無黒点で、穏やかな状態が続いています。
カナダモニター群
今日
昨日
一昨日
NOAAのモニター群
地磁気揺らぎ
X線揺らぎ
電子濃度
さて、GEONET 準リアルタイムGPS全電子数マップ
地震電磁波が出ている時間帯は主に8月1日UT00時前後である。この後者の時間帯で電子濃度が急激に下がった場所はここだった。
東北

関東東北

というわけで、これについては、電子濃度の低い場所は、関東・東北。ここが一応警戒の場所ということになる。
しかしながら、250nTに過ぎないからそれほど大きな地震ではないだろう。このところよりは少し強めで、せいぜい震度3前後ということだろう。
一応要注意である。
まあ、外れるに越したことはない。
備えあれば憂いなし。
いやはや、世も末ですナ。
おまけ:
この結果は今日8月4日の岩手地震だった。またまたGPSの予測通りだな。


by kikidoblog2 | 2019-08-01 14:42 | 地震・地震予知・噴火