アイラブジャパン:鶴岡東の校歌「さくら花咲く赤川の岸〜〜」→赤川の桜がすごかった!?
2019年 08月 14日
さて、
甲子園
といえば、KANO。
『KANO(嘉農)』台湾からの「甲子園」:日本統治とはこんな感じだったのだ!
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KANO見ました「台湾の皆さんありがとう」:なんと1931年の甲子園には満洲、朝鮮代表も出場した!
《KANO》
これをみて分かることは、この時代にすでに満州代表、朝鮮州代表も甲子園に出場していたということだ。
さて、実際の映画全編をみて気付いた興味深いことは、1931年の第17回甲子園大会には、
KANOこと、嘉義農林高校
の他に、
支那満洲の大連商業高校
および
朝鮮の京城商業高校
も出場していたということだ。これである。
第17回全国中等学校優勝野球大会
朝鮮と日本は、いったい、いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのようにして戦ったんでしょうナア???
まあ、甲子園では朝鮮代表の京城商業高校と満州代表の大連商業が日本の高校と野球で戦ったわけだがナ。
そこへ初出場で台湾州の嘉農が戦ったわけだ。
初出場初の準優勝。
そこで、勝ち上がる度に勝利を祝して歌われるのが勝利チームの母校の校歌である。
KANO隊歌&校歌
今現在の我が国の高校の校歌も創立が古ければ古いほどこのKANOの校歌に似ている。
例えば、早稲田実業。
早稲田実 2009春
戦後の新制高校の場合は、より現代的になる。中には、流行歌手に作ってもらった作詞作曲の校歌もある。
さて、大分前置きが長くなってしまったが、先程山形県の鶴岡東高校が優勝候補の千葉県の習志野高校に圧勝した。
実は、その前の一回戦の鶴岡東と高松商の時にメモしたかったんだが、この山形の鶴岡高校の校歌に面白い歌詞があった。
【高校野球】第97回全国高等学校野球選手権大会 鶴岡東高校 校歌斉唱
校歌
この校歌の最初に
さくら花咲く赤川の岸
とある。
それで、私は赤川というのは知らなかったし、その場所のさくらの花が咲くというのも知らないから、ネットでちょっと調べてみたんですナ。
すると、とてつもない桜だった。これである。
素晴らしい美しさである。
頑張れ、鶴岡東高校野球部。
ところで、校歌は作者により似たような歌詞が使われることも多い。そんな例がこれだった。
アイラブジャパン:「前橋育英と甲府南をつなぐもの」詩人草野心平、校歌の達人!?
いずれにせよ、校歌の中にその高校がある場所の風物詩が述べられているわけである。
そんなわけで、山形県の鶴岡東の人たちは、
さくら花咲く赤川の岸〜〜
と歌われると、赤川の土手沿いのその巨大な桜並木を思い出すのだろう。
世の始まりですナ。
by kikidoblog2 | 2019-08-14 14:43 | アイラブとてつもない日本