相手の立場を共感する能力 みなさん、こんにちは。
さて、もうすぐ世紀のラグビーW杯が我が国の大阪で開幕する。日程はこれ。
開幕戦は、我が日本代表vsおそロシア。
北方四島はこの試合に勝った方がもらうってどうだ?
ジョーダンは吉本。
今回は、このラグビーW杯に関して見えてくる日本人だけの特質というものについて、ちょうど面白いものがいくつあったので、それらをリンクさせてメモしておこう。
もちろん、これはラグビーW杯だけに限ったことではなく、バレーボールW杯、サッカーW杯、野球W杯、柔道W杯、エアレースW杯、。。。なんでも言えることである。
まずラグビーW杯が開幕すると、それぞれの国のチームは合宿地が必要になる。つまり、日本の事情偵察も兼ねて、キャンプするわけである。
そして、その次は、大会直前にキャンプ地が必要になる。
したがって、どこでどの国がキャンプを張るか、それが重要になるが、そのためにはキャンプ地が運営できる地方が出てこなければならない。
大抵の国では、そういう面倒なことを行うのを嫌がる。だから、なかなかキャンプ地に立候補する場所がないということが問題になる。
ところが、我が国では、いつも率先して非常に多くの地方自治体が立候補してくるのである。
たとえば、ラグビーの場合、最初に立候補した地はこんな感じだったようだ。
たった20チームのために全国90もの地方自治体が手を挙げた。
そしてそれらの中から審査を受けて、最終的には59自治体の52箇所ほどが決定されたようだ。
我々の知らないところで、そういうキャンプ地で各国の代表チームがキャンプを行った。
そして、国へ戻り、また練習し、最終調整の場に戻る。これが事前キャンプ地である。
20箇所以上あるので、ここではほんの2つほどだけメモしておこう。
(あ)ジョージア代表の事前キャンプ地:鳴門市
ここ徳島の鳴門市はジョージアの事前キャンプ地になった。
そして鳴門のグラウンドで、練習を行ったとか、鳴門の市民との交流を行ったとか、最近徳島ニュースで何度も出てきた。
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(い)ウェールズ代表の事前キャンプ地:北九州市
同じように、ウェールズのキャンプ地になったのが九州の北九州市らしい。
鳴門市でもジョージア代表を総出で大歓迎したように、北九州市でもウェールズ代表を総出で大歓迎したようだ。
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鳴門市でも北九州市でもそれぞれの国の代表を迎える際に、それぞれの国歌を歌って出迎えた。
グルジア国歌やウェールズ国歌である。
グルジア国歌
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ウェールズ国歌
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おそらく、キャンプ地や事前キャンプ地のそれぞれの自治体でこういう催しや行事が行われたはずである。
我々日本人はこれがごく自然でだれも不思議には思わないだろうが、それがそうではないということなのだ。
かつて日韓ワールドカップ(=サッカーワールドカップ日韓大会)のとき、我が国では今回のラグビーW杯と同じことが起こった。
しかし、韓国ではそうではなかった。
韓国人は、自チームの韓国代表と同じグループの代表に対して、負けてもらうためにありとあらゆる作戦を練ったのだった。
イタリア代表やフランス代表を辺鄙で不便な場所にキャンプ地にした。
シャワーが出ない。ロッカールームに蛇がいる。飯がまずい。。。。。
おまけに、試合になったら、審判団が韓国に買収されていた。
今回のU18野球W杯韓国大会でもそうだった。U18日本代表は毎試合試合会場へバスで3時間もかかったのだ。
ドイツでも、イタリアでも、ブラジルでも、どこでもそうだった。
だいたいこれが普通の諸外国人のやり方で、特に韓国はひどかったが、だいたいの線上にある。
ブラジルW杯の時も日本代表は、一番不便な辺鄙の3会場をあてがわれたのだった。
レシフェ→ナタール→クイアバ
ところが、我が国では
敵に塩を送る
という言葉通り、同じグループであろうが、歓待するのである。
お・も・て・な・し
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過剰なまでのおもてなしを行うわけである。
たしか、かつての島田陽子がヒロインを演じた映画「将軍」
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では、アンジンさんを迎える侍の妻、島田陽子に歓待を命じるが、その中で、夜の友にもなった。
だから、ショーグンを観たことのある外人は、日本人の夫は客人に自分の妻を提供する風習があると誤解される始末になったほどである。
思い出せば、昔我が家へ今年ハイネマン賞をとったビル・サザーランド博士が来た時、我が家でいつもゲストハウスとして使う近くのコテージに宿泊してもらった。
食事は自炊する方式だから、我が家で食事を用意したのだが、我が家とコテージを行ったり来たりと食材や食器等を運搬する。そして、翌朝の朝食も用意ししなければいけないということで、私が私の妻とビルを二人きりにして、出かける用事があった。
その時、私がコテージのドアを閉めて出る時、ユタ州のソルトレークの映画館でショーグンを観たことがあり、日本の風習に興味を持っていて、その時初めて日本へやってきたばかりのビルは、まさにショーグンと同じような歓待を受けたためか、まさかこれがショーグンのあのシーンを提供するのかとビルが一瞬ぎょっとした、というより、えってとした感じになったことを思い出す。
むろん、すぐに戻って来るちょっとした用事だったので、戻ったら「な〜んだ」という感じだったんだナ。
そのコテージは4人宿泊のシステムだから、我々が一階、ビルが二階に泊まったわけだ。
二度目に来日で我が家へ来たくれたときは、奥さんのヴェロニカさんといっしょだったが、そのときはビルとヴェロニカさんが
1階個室、我々が2階のテラスに泊まった。
というわけで、罪作りなショーグン、結構日本人の「おもてなし」には夜の友、あるいは、夜のお相手までも入っているのかという誤解が西洋白人種には広まっていたわけですナ。
さて、脇道のそれてしまったが、もとへ戻すと、
どうして我が国民にはこういう大歓待、大歓迎、おもてなし、の精神があるか、出るのか、というと、どうやらこの地球上で唯一
日本人だけが違う
ということらしい。
それがひょんなところから見つかった。
アメリカのゲーム制作者が、日本人と他国民との違いを見つけていたのである。
結論から言うと、それは
共感性の違い
というものだった。
一部抜粋しておこう。
――ゲームを作る上で、日本という市場をどう見ていますか?
デヴィッド:作品を売るための戦略とかは特に考えていないですし、ゲームを作る上でも基本的に自分が情熱を感じたものを題材にしているため、特定の国を意識したりとかはあまりないんですが、日本では特にQuantic Dreamの製品は評判がよくて、自分の作品がこんなにも受け入れられたことについては、驚いています。「HEAVY RAIN」以降、ずっとQuantic Dreamのゲームは売れ続けているんですけれども、アジアの中でも特に日本での売れ行きがいいんです。
――その理由については、何か思い当たることなどはありますか?
デヴィッド:ストーリー主導型のゲームというものが、日本は他の文化圏よりもウケがいいようですね。あと、「Detroit: Become Human」の場合ですと、アンドロイドという存在が日本で特に受け入れられていると感じます。もしくは日本の方は、アンドロイドに抵抗がないと言うべきなのかもしれません。恐らく日本はロボットの文化が盛んなのもあり、ロボット技術も進んでいるためでしょうか。
――日本人がアンドロイドに抵抗がないのは、既にアンドロイドを題材としたゲームやアニメ、漫画などが割と多いこともあるかもしれませんね。
デヴィッド:それもやはり、日本ならではの傾向なのでしょうね。でも本当に、これほどまでに受け入れてもらえるとは思っていなかったので、私自身日本で大成功ともいえる成果を出せたことには、とても驚いています。日本のファンはとても情熱的で熱量が凄く、考察なども深いので、私も毎回来日するのが楽しみで、そしてファンの方から学ぶことも多いです。
――アジアの中でも日本だけ特殊ということですが、例えば「Detroit: Become Human」のフローチャートからわかる日本人特有の傾向とかはありますか?
デヴィッド:日本の特色というのは、フローチャートでも確かにあります。 まず一番にくるのは、共感能力です。選択肢において、共感を必要とするチョイスは、日本人がぐっと高い んですよ。それは、 アンドロイドの立場になって共感するのも、人間の立場から共感するのも同じ傾向 です。
――なるほど、必ずしも自分が操作するアンドロイド側にだけ共感するわけじゃないんですね。
デヴィッド:そうです。例えば、エンディングのほうでカーラがバスのチケットを見つけるシーンがありますが、あのチケットの持ち主は赤ちゃんがいる若い人間の夫婦じゃないですか。カーラがチケットを手にしたあと、その夫婦が戻ってきてチケットをなくしてしまったと取り乱す場面で、夫婦にチケットを返すかどうかという選択肢が出現するわけですが…大抵の国では、チケットを返すのが大体40%、自分のものにしてしまうのが60%くらいなんです。なのに、 日本は85%が返す んですよ。 他の国の2倍以上の人が、人間の夫婦のほうに同情をして、チケットを返してしまう んです。
――しまった、私は毎回あそこで返さないほうを選んでしまう日本人です(笑)。
デヴィッド:oh…(笑)。でも本当におもしろいですね。 他者への思いやりを示すところとか、非暴力的なところとか、そういうチョイスに関して日本の人は本当に高い傾向を示す んです。 他の国とは全然違う、日本唯一の特色 なんですよ。
また、日本人は、アンドロイドに何か重要な選択を任せるかどうか、というところでも抵抗感がないようです。例えばメニュー画面でクロエが色々と語り掛けてきますが、 クロエの語る言葉への共感、そして彼女に言葉に耳を傾けるかなども含めて、日本人は世界的に見て高い傾向を示します 。
つまり、日本人だけが、相手が
猫であろうが、犬であろうが、アンドロイドであろうが、白人であろうが、黒人であろうが、朝鮮人であろうが、支那人であろうが、エイリアンであろうが、宇宙人であろうが、だれであろうが、
相手に対して思いやりを示す
相手の立場で物事を考えてやる
しかも非暴力的に行う
言い換えれば、
相手に共感し、思いやりの心で、心の底からのおもてなしを行う
のである。
これが日本人 だけ の特徴なのである。
まあ、いわゆる「YAP遺伝子 」由来のお人好し遺伝子 の為せるわざ。
こまったものですナ。
この日本人の特質のために、ラグビーW杯にきた各国代表、そしてその代表の立場から日本を見るサポーターたちが、驚異的に驚くというわけらしい。
一言でいうと、
そんなことは日本人しかありえないわけだ。
我々が一人でフランスやイタリアに旅行すれば、
まず1日で身ぐるみ剥がされる。
だれかにアイスクリームをつけられ、そいつと応対しているうちに、これを取ろうとバックパックを下ろした瞬間、それを別の誰かに盗まれる。
ちょっと美人に話しかけらた瞬間に財布を盗まれる。
韓国や東南アジアやインドでタクシーに乗れば、確実にぼったくられる。
米カリフォルニアで一人で裸同然の格好してあるいていれば、屈強な黒人共に狙われて、なかやまきんに君のようにケツの穴を掘られる。
とまあ、それが世界標準である。
そんな中で我が国と日本人だけが、いっしゅのオアシス状態にある。
しかしながら、そういう事実はNHKも民放も真逆に報道する。
とまあ、そんな感じらしいですナ。
いずれにせよ、やるからには勝つ!正々堂々と勝つ!
侍魂
これが日本人なんですナ。
頑張れ、日本代表!
いやはや、世も末ですナ。