2018年 02月 21日 ( 2 )   

アイラブジャパン:「日本は訪問者のレベルで見え方が違う国」→害人さんは日本に来ないで!   

JAPAN - Where tradition meets the future


みなさん、こんにちは。

冗談はよし子さん。

この話は非常に面白いので一応メモしておこう。

海外「本気で言ってるのか!?」 『日本は欧米人には退屈な国』 という調査結果に反論続出
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2017年の訪日観光客数は5年間で約3.5倍に増加し、
過去最高となる2869万人を記録しました。
一方で欧米などアジア以外の観光客は、300万人ほどにとどまっています。

このことについて、観光庁の田村明比古長官は、
アジア以外の国からは、日本はまだまだ旅行先として選んでもらえていない。
 現状では中国やタイにも負けている
」とし、
さらに、観光庁が米英仏独豪加の6カ国を対象に実施した、
海外旅行に関するアンケート調査の結果を踏まえ、
日本には『富士山』『桜』『寺』があるくらいで、
 長期間滞在する旅行先としては退屈だと思われている

とも説明しています。

「退屈だから」という理由づけに、外国人からは異論が続出しています。
寄せられた反応をまとめましたので、ごらんください。

---------
「退屈と思われている」というのは田村長官の印象論なのか、
それとも外国人から具体的に「退屈」という指摘が多くあったのか、
どちらなのかでだいぶ印象が変わりますが、調べても分からなかったです。
少なくともここでは、「遠い」と「高い」の2点が、
欧米人の訪日客が比較的少ない理由として多く挙げられていました。


いや〜〜、こういう人物が安倍政権の大臣や長官に入っている?

安倍晋三のアキレス腱か?


こういうおかしい、脳足りんのことをいったという田村明比古長官とはこの人。

田村明比古長官
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東京都出身[2]。
東京教育大学付属高等学校を経て、東京大学法学部卒業。
1980年4月、運輸省入省[3]。
コーネル大学経営学大学院修了、
1985年経営管理学修士号(MBA)取得[4][2]。
福岡県理事、
1993年9月運輸政策局国際企画課補佐官、
1995年5月在アメリカ合衆国日本国大使館参事官、
1998年7月大臣官房企画官、
2000年6月運輸政策局観光部旅行振興課長、
2004年7月海事局港運課長、
2006年7月航空局監理部総務課長、
2008年7月大臣官房審議官、
2011年8月鉄道局次長、
2012年9月航空局長などを歴任[2][3][5]。
2015年9月11日より現職。


入省してからの米国留学。要するに、国費留学っていうやつですナ。

ちょうど私が米国留学する1年前に帰国なされたようだ。

帰国したらいきなり福岡県に横滑り。

いわゆるキャリア官僚っていうやつですナ。


今や日本人のキャリア官僚もマイノリティーになりつつあるこの時代。

自分の責任というものを感じてほしいものである。

つまらんことで左翼や野党から訴追されて、日本社会がガタガタにされることは全面的に阻止しなければならない。

もうちょっと、「Youは何にしに日本へ」とか、「ウェルカムトーJAPAN」とか、この手のテレビ番組を見てほしいものである。

赤坂のホステス相手じゃ情報が陳腐化するんちゃうか?

この人のアンケートへの返答に対して、海外の旅行者の意見は痛烈。だいたいこんなものだった。

■ 僕からすると、この長官はクレバーとは思えない……。
  日本に旅行で行ったことがある"欧米人"の中で、
  「日本は退屈だった」と言ってる人間には一度も会った事がない。
  あと、どうしてこういう時の「欧米」って、
  毎回決まって英語圏に限られちゃうんだろう。 +2 スペイン

■ 退屈!? 思わず吹き出しちゃったよ。まったく退屈じゃない。
  誰にでも分かる簡易化された国にはならないで欲しいな。 +2 アメリカ

■ 欧米出身の男として言わせていただく。
  こっちの人間が東南アジアを選ぶのは、結局女性目的だ。 +3 アメリカ

■ 同じ資金なら、東南アジアに行けば王様のように過ごせる。
  それが全てじゃないかって気もするけど。 +2 国籍不明

■ 私が今まで行ったアジアの国の中では、
  日本が圧倒的に一番お気に入りの国だけど……。
  来月にはまた日本に行けるから、すごく興奮してる。
  確かにアジア人以外からすれば運賃は高いけどね……。 +1 スウェーデン

■ 僕ら欧米人にはセンスがない人が多いから。 +15 オーストラリア

   ■ 日本に行った俺の知り合いはみんな、
     向こうで最高の時間を送れたって言ってる。
     とは言え、俺の知り合いには安いビールとか、
     そういう物を旅の目的にしてる人間はいないけども。 +2 国籍不明

■ 日本は遠すぎんだよ。
  東南アジアは欧州人や米国人からすればそこまで遠くない。 +12 アメリカ

■ イギリス人です。私にとって日本は行きたい国の1つだけどなぁ。
  実際に行く日のために日本語の勉強もしてるし?? +2 イギリス

   ■ 何なのこの調査。「退屈」???!!
     私なんて日本で見たい場所や物がありすぎて、
     どうやって2週間に予定を詰め込むか苦労してるのに。
     もっと長くいたいって思う国でしょ普通!! +1 スペイン

      ■ そう、間違いなく何度も戻りたくなる国。
        退屈って言ってる人は、日本をよく見てない。 +1 イギリス

■ 日本が退屈? 冗談はよしてくれ!
  例えばイギリス人からすれば運賃も滞在費も高いかもしれない。
  だけど、ファンタスティックな体験が出来る国だろ! フランス

■ 欧米人は静かな保養地を探してる人が多いんだと思う。
  全員が一日中エンタメを楽しみたいわけじゃないんだ。 アメリカ

■ 日本は欧米人にとってタイみたいなリゾート地ではないし。 +4 国籍不明

■ 俺の知り合いのほとんどが、一番行ってみたい国に日本を挙げてる。
  だけど問題は他の国より費用がかさんでしまうこと。 +15 アメリカ

■ すごく単純な事を言っちゃうと、日本はこっちからは遠いよ。 国籍不明

■ 来年海外旅行に行けるよう頑張ってお金を貯めてる。
  たぶん日本じゃなくてベトナムを選ぶかな
 (本気で両方の国に行きたいとは思ってるが)。
  日本を旅行するってなると、よりお金がかかるから……。
  それにビーチで過ごしたいって気持ちもあるし! カナダ

■ お金さえあれば、そりゃあ俺だって日本に行きたいさ!!! アメリカ

■ 退屈じゃないわよ。だけど日本語が読めないから、
  自分がどこに向かっているのかさえ分からなくなる。 +6 アメリカ

   ■ ほとんどの標識は英語でも表記されてるよ。
     特に観光客にとって重要な場所とかは。 オーストラリア

■ 日本が退屈だって??
  行こうとするだけでお金がかかり過ぎるだけでしょ? オランダ

■ まぁなんだ、これはよく言われることではあるけども、
  トーシロには日本の文化は分からんよ。 +8 シンガポール

■ 欧米人にとって日本はちょっと遠いよ。
  ほとんどの旅行者にとって12時間のフライトは、
  運賃にしても時間にしても、あまりにも負担が大きい。 +10 イギリス

■ 退屈だからじゃないぞ。ビザの取得がかなり難しいからだ。 ブラジル→俺がブラジルへ行ったときのブラジルのビザをとるほうがもっと難しかったぞ!

■ 俺も欧米の人間だけど、喜んで日本に行きたいと思ってる。
  だけど、日本に行くとなるとお金の問題がね……。 アメリカ

■ 常に、大げさじゃなくて常にだ。
  トウキョウやオオサカはやるべきことが見つかる街だぞ。 +4 アメリカ

■ まぁ欧米人自体に退屈なタイプの人間が多いし。
  そして単純なことでしか楽しめない。だからだよ。 +6 アメリカ

■ 今ちょうど旅行で日本に来てるよ。
  もうすでに次に来た時に何をするか考えてる! オーストラリア

■ やっぱり遠いっていうのは大きいよね……。
  それに欧米人ってあまり海外を旅行したがらないし、
  新たに開拓しようともしないんだよね! +1 国籍不明

■ 本気で言ってるのか!?
  個人的な話をすれば、日本に行った時に恋に落ちたし、
  日本に戻れるのであれば、何だって差し出すつもりだ! +5 アメリカ

 OH 日本が退屈だなんてあり得ない。
  それどころか母国と日本を行ったり来たりしてるよ。
  欧米人の訪日客がアジア人に比べて少ない理由を、
  「退屈だから」とするのは説明不足だ。
  欧米人を躊躇させてるのは、コストと言語が理由だから。

  日本人は英語のスキルで名声を博してるわけじゃない。
  最近では成長が鈍くなってるとは言え今も世界第3位の経済大国で、
  アジア唯一のG7国家という立ち位置だからね。
  それで彼らは英語が必須だとは思わないんだろう。 +1 国籍不明

■ 宣伝の差じゃないかな。
  オーストラリアだとバリ島やプーケットは大々的に宣伝されてるし、
  現地への直行便の数も多いんだよ。 +2 オーストラリア

■ 退屈なんかじゃない。
  ただ単に遠いって事とコストがネックになってる。
  日本で1週間かかるコストで、欧州なら2、3週間過ごせる。 +2 アメリカ

■ ダメだぞ、日本。
  欧米人を惹きつけるために変わるようなことはしないでくれ。

  タイとかバリ島がどうなっちゃったか知ってる?
  過度な商業化・産物化が進行していったことで、
  歴史ある神聖な文化が失われてしまったんだ。 +18 インドネシア

■ 日本は今のままで素晴らしい国じゃないか! +2 グアム

■ 日本が退屈な国だなんて、誰が言ったの!?
  僕にとって日本は第二の故郷だ!
  日本を愛してるし、その気持ちはこれからも変わらない! +1 国籍不明



欧米白人がいうには、彼らが

東南アジアに行く→売春目的、カネがない

日本が退屈→馬鹿する場がない、売春する場がない→きれいすぎる


要するに、カネがないのに女と売春したい。

こういうのを害人という。


要するに、害人には日本は退屈な街なのであるが、まともな外人には日本はやることだらけの魅力的な街。


要するに、旅行者の人間としてのレベルにより日本のどのレベルが魅力になるか変化する。

そういう深いい国なんですナ。


まあ、この長官さんは、コーネル大卒のMBAだから、いわゆるアメリカン・スクールの一派ですナ。

通称、ネオコン。NWO。


思い出せば、32年前。私がアメリカに留学した時代。我が国はバブル全盛時代だった。

渡米した日本人留学生は5〜6万人はいた。

日本人留学生には3種類あり、

国費留学生、フルブライト留学生、自費留学生

の三種類がメインだった。

自費留学生には二種類あり、私のように学部や大学院に正規に入学するものと、その前の大学に入るための基準を満たすための英語スクールに通う留学生、いわゆる、遊学生がいた。

むろん、圧倒的に遊学生の方が多く、大半は大学に入るためのTOEFL450〜500点が取れずに帰国するものが多かった。

一方、国費留学生にも二種類あって、この長官のように、国からの司令で、仕事として大学院に入りMBAを取れというものと、物理学者のように、共同研究者の形でアメリカの大学の研究室に短期留学するというものである。むろん、彼ら国費留学生は、その滞在費+給料+出張費込みの某給が得られた。つまり、通常の2,3倍の給料が得られた。

羨ましい限りだが、まさにそれがバブル全盛時代の日本の姿だった。

さて、私の場合は、自費留学と言っても非常に特殊で、アメリカの大学からTAの給料をもらって学ぶスタイルであった。つまり、名誉アメリカ人のような形であった。アメリカ人の大学院生とまったく同等の扱いを受けた形の留学であった。

アメリカ大使館の人から、「これはいいですね」といわれたことを思い出す。

日本国の国費留学生はアメリカでは、いわば、異国からのお客様。

それに対して、TAは米国民と同等の仲間=同胞ということになる。

だから、英語がすぐにでもできるようにならないとTAを失う。試験でCを取れば、確実にTAが停止され、大学院から不適格者扱いされキックアウトされる。こういうシステムだった。

まあ、なんとか4年生き延びて、ずっとTAのまま最後まで行ったというわけだ。そうやってPh. D.になった。

しかもその年度の物理学部の大学院生の最優秀大学院生賞を意味するOutstanding Graduate Student Awardという賞までいただいた。1989年のことだ。

実際にはこの年度で私は3年でPh.D.取っても良かったのだが、もう1年いるために、1年かけてゆっくりと博士論文を執筆したのだった。

今は昔の話である。

あれから32年。

ジブリ映画アニメ、日本フェスタ、寿司、清酒、味噌、ゆず、富士山、などなど。

あらゆる面で日本は世界化した。


もしこの長官があのバブル全盛期のいまの中国のような感覚でいるとすれば、それは物事を見誤る。


時代は速やかに変わったのだ。

富士山、桜、芸者
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といわれたのは第一期ジャポニズムの時代、つまり、150年前のことである。日本が明治維新した直後の時代のことである。

ところが、いまも

富士山、桜、寺

だとこの長官はおっしゃる。これって、この写真のイメージか?
富士山、桜、寺
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まあ、YouTubeにはVBlogを出している外人旅行者はたくさんいる。

そういうのを見たことがないんちゃうか?

それより、最近ではジブリ映画だけではなく、ジブリサウンド、久石譲さんの協奏曲が世界最高レベルにランクされたのだ。

いまや世界中の人が東京五輪のテーマ音楽は久石譲の音楽でやってくれと言っている。これだ。

久石譲 in パリ 宮崎駿監督作品演奏会 (2017年)


Joe Hisaishi Budokan Studio Ghibli 25 Years Concert 1080 Sub



つねにアメリカだけがモデルでやってこれた時代はもう終焉したのだ。

これからは自分の頭で考え出さなければならない。そういう実にワクワクする時代に入っているわけである。


まあ、この長官の感想は、よし幾三ですナ。



いやはや、世も末ですナ。




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by kikidoblog2 | 2018-02-21 16:02 | アイラブとてつもない日本

「歩む者のない道」:三浦知良選手と葛西紀明選手に捧げる詩→俺も同じ「落選組」だよ!?   

歩む者のない道
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黄色い森の中で道が二つに分かれていた
残念だが両方の道を進むわけにはいかない
一人で旅する私は、長い間そこにたたずみ
一方の道の先を見透かそうとした
その先は折れ、草むらの中に消えている

それから、もう一方の道を歩み始めた
一見同じようだがこちらの方がよさそうだ
なぜならこちらは草ぼうぼうで
誰かが通るのを待っていたから
本当は二つとも同じようなものだったけれど

あの朝、二つの道は同じように見えた
枯葉の上には足跡一つ見えなかった
あっちの道はまたの機会にしよう!
でも、道が先へ先へとつながることを知る私は
再び同じ道に戻ってくることはないだろうと思っていた

いま深いためいきとともに私はこれを告げる
ずっとずっと昔
森の中で道が二つに分かれていた。そして私は…
そして私は人があまり通っていない道を選んだ
そのためにどんなに大きな違いができたことか

ロバート・フロスト (1916年)
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「物理の森の中で道が二つに分かれていた」:「バック・ツー・ザ・フューチャー」



みなさん、こんにちは。

今回は私の個人メモのようなものである。普通の人には興味ない話だから、スルーでよろしく。


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三浦知良選手
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と葛西紀明選手
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とはどことなく似ている。というより、非常に似ているように思う。

たぶん、性格も似ているのだろうが、夏のサッカーと冬のスキージャンプと競技の違いはあるが、その人生の岐路も良く似ている。

つまり、

落選組

だったのである。

三浦知良選手は、フランスW杯初出場のための立役者の一人だった。だから、確実にフランスW杯出場するものと見られていた。

ところが、監督がそれまでの三浦知良推しの加茂監督が解任されて、同年輩に近いコーチに過ぎなかった岡田監督に変わり、その結果、あの悲劇の伝説が生まれた。
伝説!外れるのはカズ

まあ、3人外すのは仕方がないわけだが、その理由を

「チームに得策ではないと判断した」

というようなことを言っちゃいかんでしょ。死刑宣告だよ、これは。

実はこの理由もすでに解明されている。単に、若い城彰二選手が三浦選手と同室だったが、城彰二のいびきがひどく、逆に三浦知良は城のいびきや城の寝相の悪さからでる騒音で眠れず、先輩の和良が城に文句を言った。その結果、今度は城彰二が眠れなくなり、城が岡田監督になんとかしてくれと直談判に行った。その結果、いびき野郎の城の落選ではなく、1人部屋を要求した三浦和良が得策ではないとされて落選したというわけだ。要するに、予算の関係。しみったれた岡田監督の個性による結果だった。

まあ、いま日本サッカー協会を牛耳っているのは、この時代の早稲田大サッカー部出身者。ちょうど私が高3のとき、早稲田サッカー部からレセプションの誘いが来たときのほぼ同年輩の連中である。

西野はこの時期の早稲田のスーパースター選手だった。いまは強化部長をしているようだ。

現会長の田嶋幸三は埼玉の浦和南出身、筑波大サッカー部出身のゴン中山や井原の遠い先輩にあたる。

このチームに得策ではないという意味が物議を呼ぶ。いったい何が?ということになるからである。

この衝撃が三浦知良選手の闘争心、負けん気に火を付けた。

その結果、ほぼ実際上はもうW杯出場は100%あり得ないにもかかわらず、その一縷の望みを信じて高齢になっても頑張る結果になった。


一方の葛西紀明選手の場合も非常に状況が似ていた。

葛西選手も長野五輪前の日本の三羽烏の1人だった。

原田、船木、葛西。

ところが、船木、葛西、原田、岡部で団体で優勝するはずが、ほぼ100%これで行けるはずが、なんと

船木、岡部、原田、斎藤

の四人が選ばれた。
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ヒラマサ五輪:カーリングで「ちゃぶ台返し」「将棋盤ひっくり返し」の愚挙が出た!?


その結果、優勝。金メダル。

この衝撃は、葛西紀明選手の闘争心に火を付けた。

いったいだれが葛西を落として斎藤を上げたのか?

5人のうちで斎藤は最下位の選手。葛西は2位の選手だった。

ほんとこの理由はいまだに分からない。

これ以後、なんとしても金メダル。これを目指す結果になった。そして今日に至る。

長野五輪から20年後の今回の平昌五輪では葛西選手は惨敗した。

実際上は、もう永久に金メダルはない。にも関わらず、三浦知良選手と同様に、次の4年後の北京五輪を見ざすと宣言した。

ここもまだ現役サッカー選手を続けると宣言した三浦知良選手と瓜二つである。

どうしてそこまでするのか???


まあ、簡単に言えば、

男の意地

というやつでしょうナア。ふたりとも意地っ張りなんですナ。自分のプライドが許さないわけだ。

おそらく、三浦和良選手はピッチの上で死ぬのが本望だと思っているだろう。松田選手のように、ピッチの上で突然の心筋梗塞で倒れて死ぬだろう。

一方の葛西紀明選手はジャンプで失敗して競技場に激突して死にたいと思っているかもしれない。


死ぬまで永遠に現役選手を貫く姿勢というのは、私個人は実に好きである。私自身死ぬまで現役の理論物理学者として研究し続けるつもりであるからだ。またそうありたいと思っているからである。

私も三浦知良選手や葛西紀明選手と舞台は違うが、同じ落選組の1人である。

私の場合は、大学教授からの落選である。

再三再四の公募はこの20数年ですべて却下された。

20世紀の科学者にとり、大学院までの修行期間で学んだり身につけたりしたことを発揮する場所、つまり、スポーツ選手にとっての五輪のような場所は、最高級の研究施設を持った大学である。

だから、大学教授になってそこで研究するということは、オリンピックに参加するようなものなのである。

しかしながら、私も同様に落選し、ここ20数年間フリーの研究者としてなんとか研究を続けてきたわけだ。

この意味では、フリーで五輪に挑戦するアスリートに似た境遇だったといえるかもしれない。

世界記録ではないが、それなりに記録も残してきた。この意味でも良く似ている。


さて、問題は何かと言えば、フリーで生涯現役選手の場合、弟子をとらないということが問題になる。

私にも無論物理学者の弟子はいない。というより、弟子は取らない。息子すら弟子にしていない。

その理由はその後の就職に関して責任を持てないからだ。

はたして三浦知良選手や葛西紀明選手の場合はどうか?

彼らはそれなりのプロ組織に属しているから、まわりに同業者やチームメートはいる。

そういう意味では弟子になりそうな選手がたむろしている。心の弟子を標榜するものはいるだろう。


しかしながら、本来の意味の、指導者と選手という意味の弟子をもつには、やはり自分が指導者の道を進まないとできない。

三浦知良選手がサッカー部やクラブの監督になり、自分の考え方や技術や経験を伝授する。こういうことは監督にならないかぎり無理である。

葛西選手も同様である。自分のジャンパー経験を選手に伝えるには監督やコーチにならないとできない。

はたしてこの問題に関して彼らはどう対処するか?


自己の完結と自己経験の伝授

前者が子供としての部分であり、後者が大人としての部分である。

人はみないつまでも子供の頃の夢を追いかけたいという願いと年齢とともに自分の社会的役割を果たさなければならないという現実との間で生きる。

つまり、簡単に言えば、

夢と現実との間で生きる。


最初から夢がない人、すぐに老ける人、自分の夢より他人の方が大事な人。こういう人たちにはこういう問題はあまりないのかもしれない。

もしも岡田監督が三浦知良選手をW杯に出していたら?

もしも葛西紀明選手が長野五輪で金メダルを取っていたら?


その後の展開はどうなっただろうか?


この「もしも〜」が効かないのが人生なのである。

ここがもどかしいところで、この世界の実は本質をついているところなのである。

頭の中や理論上では、平行な宇宙、平行な現実というものを想定はできる。しかし、現実世界はどれかを選べばそれしかできない。別の道はありえてもそこは実現しようがない。だから、別の道を選択したらどうなったかは知りようがない。

別の道で上手く行ったかもしれないし、それでも失敗したかもしれないし、それ以外の第三の問題が出てきたかもしれない。

要するに、この世界は「過渡的世界」なのである。一過性の現実の世界なのである。つまり、後戻りできない不可逆性の世界というよりもっと強く、たった一回こっきりの世界なのである。

というわけで、一つの道を進んだ選手はもはや後戻りはできない。


東大官僚の代えは効く。しかし、三浦知良選手や葛西紀明選手の代わりは存在しないのである。



いやはや、世も末ですナ。







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by kikidoblog2 | 2018-02-21 10:03 | 個人メモ