2018年 02月 22日 ( 1 )   

平昌五輪カーリング女子初の決勝T進出!:「カーリングの戦法にも相性があるのではないか!?」   

カーリング女子
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みなさん、こんにちは。

羽生結弦選手の「66年ぶり」のフィギュア連覇。そして、昨夜突然のここ徳島小松島出身の大杉漣さんの訃報。享年66歳。また、ビットコインのハッキングと66万円までの下落。

66

やっぱり66は悪魔の数字なんだろうか?

一般的には悪魔の数字は

666

となっているから、66はどうなのか?



余分の前置きが長くなってしまったが、さて、昨日のカーリングは男女ともに残念だった。

特に男子。むろん女子もだが。

どうしても分からない戦術が目白押し。

まあ、私はカーリングの一般理論や戦術はまったく無知蒙昧なのだが、カーリングは囲碁や将棋とは異なり、一応物理法則に従っている競技であるから、物理法則、それも古典法則の立場からみると、かなり男女ともにミス戦術だったのではないか?

そう見える場面がしばしばあった。これをメモしておこう。あくまで私個人の印象メモであるから、普通の人はスルーでよろしく。


男子の韓国戦の後半戦。

一昨日だったか、日本男子が負けた試合でもそうだったが、大量に得点されて、3〜4点差にされて、あと7, 8, 9, 10の4エンドしかのこっていないという場合、男女ともに

どうして大量得点を狙ってコーナーストーンなるものを置きにいくのか?

これが私にはどうしても理解できなかった。

解説者の元日本代表の男女ともに、選手たちと同じ戦術でよろしいと言って賛成していたが、私は2点3点を取りに行くより、1点ずつ確実にとり、最終エンドで同点にする道を選ぶべきではなかったかと思う。

まあ、実際経験の差からこういう考え方や読みの違いが起こるのだろう。

がしかし、実際には、ここ2日間の男女の連敗は、まったく同じ戦術のせいだったと思う。

要するに、4点ビハインドになったから、はやく2点を取りたいために、コーナーストーンやガードストーンを置いて、その裏に石を並べるという作戦だったのだ。

が、実際には相手の石はそういうことをしないから、どんどんハウス(円)の中に溜まり、最終的には敵の石だらけになり、最悪の場合には中心に1個石を置かざるをえないという状況に必ずなる。

そうすると、最後に中心に自分の石をおければ、なんとか1点を取れるが、もしそれがはずれたら一巻の終わりで相手の大量得点になる。

実際には、それに早々7エンドか8エンドで失敗し、「参りました」の投了(コンシード)となった。

このコーナーストーンとか、ガードストーンとかを置くほうが「攻撃的だ」と解説者は言っていたが、どうみても俺には逆に見えたわけですナ。超防御的にみえるわけだ。

この辺はどうなのか?

というのも、円の前に石を置けば、自分の投げる石、つまり、敵の石を弾く石が減るわけだから、失敗したときの替え玉がなくなることになる。だから、敵の石を弾き出すチャンスが減るわけだ。

だから、この戦術は相手が自分たちより下手な場合(命中率が低い)には有効だが、相手の方が上手な場合(命中率が高い)には逆効果になるのではなかろうか?


男女ともこの2日間の流れは、毎エンド、最後に敵の数個の石をダブルかトリプルで弾くか、あるいは、それらの中心に一個置くか、というかなり厳しい局面を凌がなければならないというものだった。

うまく中心に石を収められれば、1点。ミスすれば2〜4点の失点。

結果的に日本が2〜3回ミスして、相手が大量得点して、最終エンド行く前に投了となった。


このことから、私に理解できないことは、戦法ないしは戦術の間に、有利不利の相性があるのではないか?

囲碁将棋でも戦法には相性がある。

この戦法にはこの戦法では不利だというものがある。

この意味でいうと、今回のここ二試合で日本が取ったいつもの戦法は研究され尽くしているのではないか?あるいは、最初から勝てない分の悪い戦術なのではないかと思うわけですナ。

男子の韓国戦は実に分が悪かった。

いつもエンドの終盤で、あと4個のショットのストーンが残るときには、自分のガードストーンが自分のショットを邪魔し、相手の石が数個ハウス内に残っていて、結局スキップの両角選手が、その中心に置くか、中心に残る敵の数個の石を除去しなければいけないプレッシャーのかかる状況になった。

結局、その除去に失敗して見事に韓国の圧勝の形に終わり、日本男子の4位進出ができなかった。

逆に、日本男子と戦った韓国や日本女子と戦ったスイスは、積極的にハウスに最初に石を入れてから防御するという、日本代表とは真逆の戦術できたわけだ。

とにかくハウス内にたくさん石を入れて、どうか適当に除去してね、みたいな戦法である。

どうもこの戦術と日本の攻撃の戦術は相性が悪いのではないかと俺は予想する。


さて、もう一つ理解できないのは、昨日の韓国戦の最後のストーンの場面。この日本の裏の攻撃の最後のストーンで敵韓国のだんご3兄弟の3つの石をクリアすればまだ望みがあったのに、どうして、その3つを左から(投げる選手から見て)回り込むカムアラウンド戦法をとったのか?

これが理解不能だった。

平昌に行く前のテレビのインタビューでは、自分たちの特徴は相手の石をマルチでテイクアウトする戦術だと言っていたわけだ。

だから、当然、テレビ画面の上からみて、前の2つの中心ちょっと左に当てて、一撃必殺で3つのストーンを快適に弾き飛ばす妙技を見せてくれるだろうと期待したが、両角選手は弱気になって、それをしなかった。

やはり田舎の日本人が最後に出てしまったのかもナ。

そこで3個同時のテイクアウトに失敗しても少なくとも2個は弾き飛ばせるわけだから、失点は1ですんだはずである。

ところが、3点の可能性のある石をそのままにして、それを回り込んで回り込めなかったわけだから、3点の可能性がそのまま実現して3失点となった。

いや〜〜、どうしてこういうバカげたことするのかナ〜〜???

これが俺の理解できないことだった。

1失点ならもう1エンドは楽しめたはずである。


もっと分からないことは、まあ、ストーンに当てる技術は別として、つまり、みんなうまいから失敗しないものとして、裏の攻撃なら、石を外に置くとかしないで、常に相手がおいた石をテイクアウトするとすれば、かならず最後はまったく何もないハウスに自分の石を1個入れる。こうすれば、最低は確実に5点は取れる。

相手の裏の攻撃のときだけが問題である。

簡単にいうと、表の攻撃、裏の攻撃にかかわらず、敵の石はどんどんクリア(除去)していく。

こういう実につまらない戦法の方が勝負には強いのではないか?

まあ、面白くもなんともないが、冷酷に相手の石を消す。そうすれば、各エンドの最終的には1点か2点までの勝負で収まる。

最小失点を最大限に考える。失点したら負け。敵をゼロに抑える。まあ、これが我々サッカー野郎の考え方である。

超ディフェンシブな戦法。

弱いチームにはこれしかない。とにかく相手のボールをクリアする。前に蹴り出しゴールに近づけない。

そして、ゴール前の人数を多くして固める。弱いチームは格上とやるなら、とにかくゴール前に選手を溜め込んで数的優位を作り、あとは相手のシュート力におまかせする。相手のシュートミスでしのぐ。


つまり、これをカーリングに焼き直せば、弱いチームは格上とやるなら、とにかくハウスの中に石を溜め込んで数的優位を作り、あとは相手のショット力におまかせする。つまり、相手のミスショットでしのぐ。


数的優位

どうもこれがここ二日間ではできていなかったのではないか?


気になるのは、テレビの日本人解説者が、まったくそれでいいと同じ戦法を礼賛していたことですナ。

俺から言わせれば、だから君はオリンピックに行けなかったんだろ!ということなんだがナア。


どうもスイス女子や韓国男子の戦術と日本の男女の戦術は

相性が悪い!

んちゃうか?


ところで、カーリングは将棋や囲碁のように試合が終わったあとに、検証をしないんだろうか?

そこはこうした方が良かったとか、あそこでこれをしたから負けたとか、こういう分析はしないのだろうか?

たぶんしていないんでしょうナア。さもなくば毎日毎日同じ手で出るはずがない。


まあ、負けてもいいから、ダブルテイクアウトとかトリプルテイクアウトとか痛快な技を見せてほしい!

どうもここ最近の二試合は見ていてまったく楽しくなかったゾ!

フラストレーションの貯まる試合で、もう日本のカーリングは応援なんかするもんか!と思うような戦法だったんですナ。

ほんと男子の最後の両角選手のドローショットは、血圧が高くなるやつだった。

大杉漣さんもカーリングで心筋梗塞なったんちゃうか?

大杉漣さんのご冥福をお祈りいたします。合掌。


ところで、今回途中で中日にアイスのちゃぶ台返しがあったわけだが、たぶんそれを要求した北米のカナダ、アメリカは女子では敗退した。ご愁傷様です。しかし、男子の方はちゃっかり北米がしめしめ状態になり4位までに入ってしまった。

日本女子を救ったのはスウェーデンだった。スウェーデンがアメリカに勝ってくれたから日本が準決勝に進出できたのである。他力本願だった。

実は、どうやらこのスウェーデンと日本女子は練習仲間だったようで、特に3番目の吉田選手は長年いっしょに練習していた親友の友人チームだったようである。スウェーデンの女子選手たちが、日本チームのためにアメリカをやっつけてくれたのである。

スウェーデン、グッジョブ!

やはり友人関係、仲間意識は大事である。いっしょに決勝トーナメントまで行こうと誓い合って練習したライバル国。そういう人間関係が最後に生きたのである。

葛西選手や渡部選手にもこういう人間関係があれば、ひょっとしたら、あいつは良いやつだから、今回は優勝させてやろうという気にドイツの選手もなったかもしれないわけである。

その昔、今解説者になった原田選手がジャンプしていた頃、気のいい原田選手のことを欧米の選手はよく知っていて、試合中に英語のわかる原田選手にそれとなく「もうすぐ僕は結婚するから、この試合は彼女へのプレゼントにしたいんだよな〜〜」というようなことをつぶやく。すると、気の優しい原田選手は一本目では1位になっていたが、2本目はどういうわけか失敗ジャンプになってしまった。集中力が切れた。

こういうことはよくあったという話である。


やはり、人間が行なうスポーツだから、相手の精神状態に影響を与えるのが一番効力がある。

まさに保江邦夫師範の「愛魂」の世界ですナ。

汝の敵を愛せよ。されば、相手が滅ばん。

試合中に相手へ宇宙一の愛を注いでみれば、どうか?

相手が負けてくれるかもしれないですナ。



いやはや、世も末ですナ。



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by kikidoblog2 | 2018-02-22 09:37 | 2018平昌五輪